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”新しい生活様式”ってどんなこと?ママたちの受け止め方と具体的な実践例

※2020年5月時点の情報です。

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2020年5月4日に緊急事態宣言が5月31日まで全国で延長されることが決定しました。緊急事態宣言を延長することを知らせる会見の中で安倍総理大臣は

『新しい生活様式を参考に、人と人との距離をとるなど、感染防止策を十分に講じていただいた上で、実施していただきたいと考えています』

と述べました。この”新しい生活様式”とは具体的にどのようなものなのでしょうか。

”新しい生活様式”とはどんなもの?

厚生労働省は2020年5月4日に公開した資料のなかで”新しい生活様式”について具体例を挙げて説明していました。

感染防止の3つの基本―①身体的距離の確保

感染防止の基本として挙げられた3つの方法のうち、一つめは人との物理的距離をとることでした。最低1メートル、できるだけ2メートル離れるように、とのことです。また遊びに行くのであれば屋内よりも、人との物理的距離をとりやすい屋外を選ぶようにともされています。人とおしゃべりするときは、お互いが正面を向いて話すことを避けるようにとのことでした。

感染防止の3つの基本―②マスクの着用

マスクをつけることについては重要なポイントがあります。自宅以外の場所では症状がなくてもマスクを着用することが求められています。外出時はマスクをつける習慣に変えていくとわかりやすいですね。

感染防止の3つの基本―③手洗い

外出から戻ったらまずは手や顔を洗うこと、できるだけ着替えること、シャワーを浴びることとされています。自宅にウイルスを持ち込んだとしても洗い流そう、というわけですね。

日常生活の中での”新しい生活様式”とは

日常生活における”新しい生活様式”の実践例が挙げられていました。特効薬がない感染症が身近にあることを想定した内容になっているようです。こまめに手洗い・消毒をすること、咳エチケットを徹底すること、こまめに換気すること、毎朝体温を測ること、風邪のような症状があったら無理をせず自宅で療養することなどです。

生活シーン別の”新しい生活様式”の具体例

買い物や娯楽、食事や公共交通機関を利用するときなど、生活シーンごとの”新しい生活様式”についても説明されていました。買い物でいえば、通販を利用すること、1人または少人数で空いた時間に店に行くことなど。食事でいえば、持ち帰りや出前の利用、大皿からの取り分けを避けることなどが挙げられています。

基本的には外出自粛が求められていた時期と変わらない対応に感じられますね。今の状況が落ち着くまでは”新しい生活様式”を続けていくことになるのでしょう。

(参考:厚生労働省「新型コロナウイルス感染症対策専門家会議「新型コロナウイルス感染症対策の状況分析・提言」(2020年5月4日)」)

そんなに”新しい生活様式”でもないかも?ママたちの受け止め方とは

ではママたちは”新しい生活様式”をどのように受け止めたのでしょうか。

前向きに受け止めています

『うちは前から新しい生活様式だわ』

『人と話す時は、2メートル離れて。名刺交換は、インターネット。公共機関では会話しない。ネットショッピングの活用。最高じゃない!?』

『最高だわ。無駄な空気読んだりしなくてよくなる』

『おばさん達の無駄話、PTAの無駄話なくなるんだよ。電車やバスはいつでも静か。一人で過ごすことが独りぼっち扱いではなくなるんだね』

『どうりで生きやすくなったわけだ』

『悪くない』

コメントくれたママたちに限っては”新しい生活様式”を前向きに受け止めているようです。世間話をしなくてよい、公共交通機関が静かになる、独りぼっちでも楽、といったことが”新しい生活様式”のメリットとして挙がっていました。

”新しい生活様式”を歓迎する声は確かにあるようです。

コロナ前に戻るのはまだ先かも。コロナありきの生活を受け入れる必要が出てきている

新型コロナウイルス感染拡大以前と真っ最中では、日常生活の景色がまったくといっていいほど変わってしまいましたね。子どもたちは学校に行くことも、公園で遊ぶことも友達を家に呼ぶことも難しくなっています。大人は仕事に行くことや外食すること、楽しくおしゃべりしながらお酒を飲むことが制限されるようになりました。

”新しい生活様式”の提案を受けて今後は、”コロナありき”の生活を受け入れる必要が出てきたのではないでしょうか。突然生活が変わってしまい戸惑う人もいるでしょうが、しばらくは、毎日少しずつでも”新しい生活様式”を取り入れながら慣れていくしかないですね。

文・しのむ 編集・しらたまよ

参考トピ (by ママスタコミュニティ
新しい生活様式