実在する?ママたちあこがれの”やさしく頼れるお兄ちゃん”エピソード
少女マンガであこがれる”あるある”といえば「ぶっきらぼうだけど本当はやさしい男の子」の存在がありますね。主人公の女の子と反発し合いながらも、最後はめでたく結ばれハッピーエンド。そんなラブストーリーを、心ときめかせて読んでいたママたちもいるのではないでしょうか? 少女マンガに登場するもうひとつのあこがれが、もしかすると「頼れるお兄ちゃん」かもしれません。子どものころはお兄ちゃんがほしかった、というママも少なくなさそうです。
ママスタコミュニティにも理想のお兄ちゃん像を綴った投稿がありました。実際にお兄ちゃんのいるママたちの回答や、いかに?
現実は甘くない。”がっかりお兄ちゃん”にショックを受けるママも
『お兄ちゃんがいるママに教えてほしい。マンガみたいにやさしいの? お菓子を買ってきてくれたり、宿題を教えてくれたり。意地悪な同級生にいじめられたときは、助けてくれるの? 大人になってからは妹の子どもをかわいがってくれたり、ご飯に連れて行ったりしてくれるの? まわりにお兄ちゃんのいる人がいないから、マンガに出てくるようなお兄ちゃん像を想像しちゃう』
投稿者さんはかなり想像が膨らんでいる様子です。ただ当然といえば当然ながら、現実はそれほど甘いものではないようで……。
『小さいころからつねにバカにされて迷惑そうにされて、イヤそうな顔をされ続けた。今は絶縁状態で、最後に会話した記憶もない。兄たちふたりとも、私のダンナに会ったこともない。連絡先も知らないよ』
『ぜーんぜん! 私が就職したときは「小遣いくれよー」とか言われたわ。くれたこともないくせに』
『やさしくないよ! 学校に通っていたときも「声掛けるな」とずっと言われてきたし。私もマンガのようにやさしいお兄ちゃんにあこがれていたわ』
実際にお兄ちゃんがいるのに「マンガに出てくるみたいなお兄ちゃんにあこがれた」というママもちらほら。”やさしくてカッコよいお兄ちゃん”は、空想上の生物なのでしょうか?
『私は弟しかいないんだけど、ずっとお兄ちゃんがほしかった。自分の子どもも男・女・男が第一希望だったくらい。だからこのトピックでみんなのコメント読んで、ショックを受けた……』
「誰がおまえを泣かせたんだ!?」頼れるお兄ちゃんは実在した!
いえいえ、中には”絵に描いたようにステキなお兄ちゃん”を持つママたちも!
『歳が離れていたせいか、すごくやさしいお兄ちゃんだった。本当に自慢。小さいころは一緒に遊んでくれたし、大人になってからも引越の手伝いや家電の配線、家具の組み立て……。いろいろやってくれて、頼れる存在。お互い結婚してから会う機会は減ったけど、帰省したときは私の子どももかわいがってくれる』
『年子の兄。意地悪する男子から助けてくれたり、私が泣いていると走ってきて「誰が泣かしたの!?」って怒ってくれたり。旅行に行けばお土産を買ってきてくれるし、相談にも乗ってくれてやさしい。うちの子もかわいがってくれていたけど、結婚してからはやっぱり奥さんと我が子が第一になっちゃった。それが当たり前だけどね』
うらやましさに、身悶えしてしまうママもいそうです(笑)。
『子どものころはつかみ合いのけんかもしたけれど、仲はいいよ。私が小学生のころ兄の同級生にからかわれケンカになり、蹴られて泣いたころがある。すぐに兄が来て取っ組み合いになり、「謝れ!」って怒ったときは驚いたなー。なんやかんやで、よい兄だよ。お互い結婚してからは昔ほど連絡は取らないけれど、仲は変わっていないと思う』
『うちは父が男尊女卑思考だったから、兄はつけ上がって私には意地悪ばっかりだった。でも外では変な男や、部活の先輩に目をつけられないように気を配ってくれていたみたい。うちの兄は多分ツンデレなんだと思う。今は私の子どももかわいがってくれていて、子ども同士も仲よし』
『2歳上の兄がいる。小さいころは一緒に遊んでいたけど、兄が反抗期になると怖くてあまり話さなかった。でも大きなケンカはしたことない。中学校で「〇〇の妹だ!」って、女の先輩からかわいがってもらえたのはうれしかったな(笑)』
これこれ! まさにこうした行動&姿こそが”あこがれのお兄ちゃん”ですよね!
大人になってからの関係性は、お兄ちゃんの奥さん次第?
仲がよかったり悪かったりと兄妹の関係性はさまざまですが、結婚を機に変化することもあるようです。
『7歳離れているから、兄妹ゲンカはしたことがない。バイト先で覚えたご飯を作ってくれたり、私が作ったおやつをいつも「市販のよりおいしい!」って食べてくれた。やさしいお兄ちゃんだった。ただ、今はだらしない嫁さんで苦労しているわ。私も嫁さんと会いたくないので、疎遠になった』
『昔は自分を犠牲にしても、私や親を大切にしてくれた。私の帰宅時間が遅ければ、駅の改札で何時間でも待ってくれた。でも結婚したら、嫁の言いなり。実家のことはしなくなったし、嫁の親は大切にするけど実親は私に押しつけて知らん顔。年金が出た次の日曜日だけ嫁と子どもを連れて実家に来て、親のお金で寿司を食べていく』
『ふたりきりの兄妹だから昔は仲よしだったけど、兄が結婚してから疎遠に。性格悪い女と結婚して、両親は邪険にされている。数年に一度会うだけの、遠い親戚になったわ』
どうやらお兄ちゃんの結婚相手によって、大きく関係性が変わってくるようです。
『4歳離れているので子どものころはケンカしてもかなわず、ムカつくと思っていた。大人になってからは仲よくなり一緒に飲みに行ったり、私の帰りが遅いと心配して電話してきたり。今はお互い結婚して、子どももいる。近所だから、家族ぐるみで仲よくしているよ』
『10歳離れた長兄は、とにかくやさしかった。バイト帰りは毎回必ずお菓子を買って来てくれた。私の結婚式では、父と一緒に大泣きしてくれたっけ。次兄は基本的にそっけないけど、私が出かけるときはお小遣いをくれたり送迎してくれたり。今は年末年始くらいしか会わないけど、どちらのお嫁さんもやさしくてよい人なので子どもたちもみんな仲よし』
義姉さんとうまくつきあえるかどうかで、ここまで大きく違ってくるのですね!
『マンガに出てくるような、カッコよくてモテる兄です。私を通じて兄に近づこうとする人もいました。妹の私のことも、すごくかわいがってくれていました。ただ大人になってからは兄の奥さんに悪いので、あまり仲のよいところは見せないようにしています。連絡も、必要最低限になりました。兄も私の夫に配慮してくれているみたいです。疎遠気味なのも、異性の兄妹の運命(さだめ)かもしれません』
このあたりの微妙なニュアンスは、兄弟のいるママにしかわからないものがありそうです。
実際にお兄ちゃんを持つママのみなさん、お互いママパパになってからの関係性はいかがですか?
文・鈴木麻子 編集・しのむ
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