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新生活を乗り切るためのカギは家事!多忙な共働き夫婦が実践する“しない家事”とは

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3月も終わりに近づいてくると、子どもの進学やクラス替え、育休明けからの職場復帰や異動など、春から新しい生活が始まる人も多いでしょう。家族全員で新生活を無事に迎えるためには、ママの心にゆとりをもつことが大事。家事を効率のいいやり方に変えたり、「ムリをしなくていい!」と自分を甘やかしてあげたりしたいですよね。

2020年1月15日~20日に、次世代ロボット掃除機「ルーロ」を展開するパナソニック株式会社が、10歳以下の子どもをもつ共働きのパパとママに、新生活シーズンの家事に関する調査を実施しました。調査結果から、ゆとりのある新生活を迎えるための家事のヒントを探ります。

新生活シーズンは家事がスムーズにいかなくなりがち

春を迎え、家族それぞれが新たな環境に身を寄せるタイミングになると、生活リズムや家族同士でコミュニケーションが取れる時間も変化してきます。今回の調査でも、「新生活シーズンは、普段以上に忙しいと感じますか?」という質問に対し、実に9割近い89%もの共働き夫婦が「そう感じる」と回答しました。

具体的には、「残業が多くなり、家事に割く時間が減る(33歳・男性)」「生活リズムが変化して、朝や夕方の家事がスムーズにいかなくなる(38歳・女性)」というような声があがりました。忙しさゆえに、家事の時間や進め方にも大きな影響が出てしまうようですね。

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「新生活シーズンは、普段以上に家事の効率化が必要だと感じますか?」という質問にも、85%が「そう感じる」と回答していました。

みんなが実践している“しない家事”は?

忙しい共働き夫婦は、どのようにして家事の効率化を図っているのでしょうか。そのキーワードとしてあげられたのは、“しない家事”。今回の調査でも、「“しない”と決めている家事がある」と答えた人が約半数となる、45%にものぼりました。

具体的に「“しない”と決めている家事」といえば、「形状記憶型のシャツを購入して、アイロンをかけない(47歳・男性)」「野菜はなるべくカット済のものを購入し、自分では切らない(39歳・女性)」「ドラム式洗濯乾燥機を使用して、洗濯物を干さない(43歳・男性)」「食洗機を使用して、食器は自分で洗わない(36歳・女性)」との声が。

アイテムや食材、便利家電を駆使することで、家事を時短にするのではなく、“しない”という選択肢に切り替えている人が多いようです。

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“しない家事”に欠かせない便利家電のひとつが、ロボット掃除機。今回の調査対象のうち、自宅でロボット掃除機を使用しているパパとママ250名に、ロボット掃除機の使用前に床掃除のために使っていた時間を聞くと、平均で1週間あたり「約48分」という結果が出ました。

1カ月に換算すると約3時間12分もの時間になりました。1年なら約38時間。1年間で丸1日分以上もの時間を掃除に費やしていると思うと、掃除を“しない家事”に切り替えることで、時間的なゆとりが生まれることも期待できそうですよね。

掃除、洗濯、買い物……自分なりの“しない家事”を見つけてみよう

家事が大嫌いな筆者も、いかにして“しない家事”にしていくかを常に考えています。そこで筆者が実践している、“しない家事”をご紹介しましょう。

洗剤ににまつわる“しない家事”

お風呂洗い用の洗剤を、こすらなくてもお風呂掃除が完了する浴槽洗剤や、計量の必要がない洗濯用洗剤に変更しました。浴槽洗いや洗濯のときにおける洗剤の計量は、その都度数秒で終わる些細な家事です。しかしこの些細な家事がないだけで、お風呂掃除や洗濯の動きがスムーズになるので、煩わしさや負担がかなり軽減しました。

宅配サービスを使った“しない家事”

夕食の献立決めを考えながらの買い物をなくすため、宅配サービスを利用しています。特定メニューを作るために必要な分量のカット済み野菜や、タレなどがまとまったキットのおかげで、面倒な食材の下ごしらえも、食べ残しによる食品ロスも減りました。

宅配サービスはスーパーより少し値段が高くつきがちです。しかしスーパーでの買い物で余計な食材を買ってしまい、結局使いきれずに廃棄していたことが多かったため、トータルで見ると宅配サービスを使う前後の食費に大差がない状態になっています。

“しない家事”でストレスを軽減しよう!

もうすぐ訪れる新生活をできるだけストレスなく過ごし、心にゆとりをもって春をスタートするためには、家事の効率化は大きなポイント。今回ご紹介したテクニックを参考にしつつ、自分なりの“しない家事”を見つけて、忙しい新生活シーズンを乗り切りましょう!

【調査概要】
・調査対象:
20~40代 10歳以下の子どもをもつ共働きのパパ・ママ(日常的に自宅の掃除をおこなっている方)500名
※性別およびロボット掃除機のユーザー(全メーカー)/ノンユーザーで均等割付
・調査内容:“新生活シーズンの家事”に関する調査
・調査期間:2020年1月15日~20日
・調査方法:インターネット調査

文・AKI 編集・櫻宮ヨウ

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