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突然、旦那が「将来が不安だから不動産投資をしたい」。不動産投資をする場合のメリット・デメリットとは

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もしも、急に旦那さんが「マンションを買って不動産投資をしたい」といいだしたら、あなたはどう答えますか? ママスタBBSに投稿されたあるママからの相談です。

『主人が、将来が不安だから不動産投資をしたいと言い出しました』

どうやら旦那さんは、年金をもらいながら貯金を切り崩していく老後に不安を感じているようです。そのため老後はマンションの家賃収入で暮らせるようにと不動産投資を考えているのかもしれません。たしかに老後は心配だけど、不動産投資をすれば安心なのでしょうか。ママたちの意見は?

『今、不動産投資は微妙じゃない? 借金返済する頃にはアパートも古くなってるだろうし家賃下げなきゃ借り手もないよ』

『旦那が自営で不動産してます。これからの不動産は見込みないって言ってる。家やマンションは駄目だよ。場所が良くてもなかなか売れないから』

『いやいや、旦那さん安易すぎるよ。そんないい話、本当に儲かるならみんなやってるって。下手したらマイホームも取られちゃうよ』

『祖父母が地主でアパートとマンション経営していますが……。清掃、設備維持、塗り替え、補修など本当に色々お金がかかるから、たいして儲からないっていってます』

「不動産投資は儲からない」「失敗するからやめたほうがいい」というママが多いようですが、実際はどうなのでしょうか。不動産コンサルタントの前田浩司さんに伺いました。

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不動産投資は「ラクして儲かる」ではなく会社経営と同じ

――不動産投資というと、「儲からない」「失敗した」という話を聞くので心配です。

まず、不動産投資とは「不動産賃貸貸付業」であり、自営業と同じです。会社経営なので成功することもあれば、失敗することもあります。ご主人が将来に不安を感じて不動産投資をやりたいと考えるのは、「将来、もらう年金だけでは生活できないかもしれない」「貯金を切り崩す生活は不安だ」と感じているからかもしれません。

現在、ご主人が会社員の場合、会社勤めをしている間はお給料がもらえますが、辞めたら1円ももらえなくなります。これに対して不動産投資は、年を取って働けなくなっても毎月一定額の家賃収入がはいってきます。そのため若いうちに不動産投資を始めて住宅ローンを早めに完済し、老後は毎月一定額の家賃収入があれば、安心して暮らせるのではないでしょうか。ただし、それは投資用マンションの住宅ローンを払い終わったあとの話です。

不動産投資は将来の年金代わりになる?

――よく「不動産投資は年金、生命保険代わりになる」という話を聞きますが、本当ですか?

年金同様、安定した収入源となると思います。また、投資用ローンは団体生命保険が付いているので、ローン契約者であるご主人が万が一亡くなられたり高度障害状態になられた場合、残りの支払いは免除されます。また、残された家族は毎月一定額の家賃収入があれば、助かるのではないでしょうか。

投資用マンションを先に買うと住宅が買えないことも

――「旦那が不動産投資をしていたために、住宅が買えなかった」という話を聞いたことがあります。

ご主人が投資用マンションのローンを組んでいたため、住宅ローンの審査が通らず買えなかった、という人は多いと思います。サラリーマン、公務員、医者、弁護士など、属性(※)によって「いくらまでお金を融資できるか」という与信枠というのが決まっています。この与信枠はおおよそ年収の7倍といわれています。もし仮に、ご主人の年収が600万円だった場合、与信枠は4200万円となります。そこですでに投資用マンションとして3000万円のローンを組んでいたら、いざ住宅を買おうと思っても審査に通らないということもあります。

そのため私は、不動産投資をするまえにご自宅の購入をおすすめしています。住宅を買って、与信枠に余裕があれば不動産投資をする。知識を持ってきちんとした物件を選べば、ローン返済不能になることはないし、将来の収入にもつながります。また、投資用であれご自宅であれ、不動産は子どもや孫に受け継がれる資産にもなります。

※個人の職種、勤務先などの社会的立場とともに、年収や保有資産などの経済的状況をさす

不動産投資はやったほうがいい?やめるべき?

――結局のところ、不動産投資はやったほうがいいのでしょうか? やらないほうがいいのでしょうか?

家庭によってお金に対する考え方や状況が違うので、どちらがいいとは一概にはいえません。ただ、安心して老後を過ごすために、不動産投資は1つの手段として有効です。

ご主人が「不動産投資をやりたい」という場合は、ご家族みんなのこれからの生活のことを考えてのことだと思います。頭ごなしに否定するのではなく、まずはどんな思いで不動産投資をしたいと思っているのかなど、ご主人の思いを聞いてみてはいかがでしょうか。そのうえで、不動産投資をする場合のメリット、デメリットはなにか。どんなことに気をつけたらいいのかなど、ご夫婦で一緒に調べてみるといいかもしれません。

取材、文・間野由利子 編集・山内ウェンディ

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主人が、不動産投資をしたいと言っています。