薄着になる季節。女の子の服装で気をつけたいこととは?
暑くて薄着になる季節は、子どもに着せる服に迷うことはないでしょうか。特に女の子のいるママは、いくら暑いとはいえ極端に肩や足を露出する服装は心配になってしまうもの。ママスタコミュニティにも、小学生のママから不安な声が届いていました。
『学校へ行くときにどんな服装で通学させていますか?
うちは、娘がショートパンツや短めのキュロットが好きで、それにニーハイソックスや、靴下を合わせていましたが、変な人にからまれました。ショートパンツをはかせていたから、狙われたのかなと考えました』
投稿者さんのお子さんは、同じ人に何度か絡まれたとのこと。暑い季節の子どもの服装について、ママたちはどのようなことに気をつけるべきなのでしょうか? 専門家の声も交えてご紹介します。
ショートパンツは履かせません
肌の露出を控えるために、ショートパンツや短いものを履かせないと徹底しているママたちもいました。本人が着たがるものは週末に着るようにしているようです。
『学校のときはショートパンツなんて履かせない! 暑いときは膝丈のズボン履かせてる。スカートなんて以ての外。
女の子だし全く履かせないのも可哀だから休みの日に履かせてるよ』
『普通にズボンだよ。
暑くなってたらハーフパンツ』
『うちは転んだりぶつけたときに膝がでてると痛いから膝がかくれるズボンがいいっていう。
スカートやショーパンは遊びにくいから嫌なんだって』
『最近暑いから生地の薄い長ズボンに変えた。
本当はキュロットとかが涼しいだろうけど、肌の露出を控えたい』
『スカートは学校のときには絶対履かせなかった』
『小6。怖いから休日や一緒に出掛けるときしか露出しない』
短いものを履く際にはオーバーパンツを履かせます
暑い時期に長めのパンツを履くことを嫌がったり、可愛いスカートを履きたがったりすることもあるでしょう。本人の意思も尊重しながら、なるべく露出を控えるために、オーバーパンツを履かせるママの声も寄せられています。
『主に、膝上のスカートかキュロット。
そんなに短いのは履いてない。
スカートのときはオーバーパンツ履いてる』
『スカートやショートパンツのときは下に必ずオーバーパンツ履いてく。
膝丈のズボンの日もある。
子どもが自分で選ぶから日によってバラバラ』
『お友達が可愛いスカートとか多いから、なかなか理解してもらえない。
だからパンツが見えないように、それだけ約束させてる』
『オーバーパンツ付きスカートが沢山売ってるけど、どれもピタッとしてないからレギンスを重ねばきしてる』
子どもが危険な目に遭わないように、避けるべき服装とは?
暑い季節に長袖や長ズボンを着るのは本人も暑くて辛いですよね。身につける服装について、犯罪者の行動分析を専門とする清永菜穂さんによると、「極端に警戒して無理に肌を隠す必要はないですが、オーバーパンツは履かせた方がいいでしょう」とのこと。
また、子どもらしくない服装を避けることも大切です。ただ単に肌が出るというよりも、「肩が出る」、「おへそが出る」などのセクシーな感じや妙に大人っぽいデザインなどは犯罪者が好むため、避けた方がいいそうです。
怖いことが起こる前に親ができることは?
この投稿者さんのお子さんは、変な人に何度か絡まれたとのこと。服装について気をつけるとともに、不審者から我が子を守るために親ができることは他にもあります。
『防犯ブザーはランドセルの見えるところにつけてください。抑止力になります』
『警察にはすぐ連絡してください。警察へ相談をしていると、また今度怪我でもさせられたときは話が通りやすいです。娘さんのためにもなりますし、不審者情報として他の人への注意を促すこともできます。通学中でもあるので、学校へも連絡してください』
『小学校まで近くに引っ越したし、低学年の頃は毎日近くまで迎えに行ってた。
高学年になると少しいつもより遅いと感じたら迎えに行ってた。
投稿者さんも迎えに行くといいよ』
何かあったときのために防犯ブザーを身につけることはもちろんのこと、実際に怪しい人に接触した際には、警察や学校に早めに連絡することが必要です。
また、ママスタコミュニティのコメントにもあったように、登下校時に不安なことがあった場合は、親が通学路などを一緒に歩き、周囲を確認することも大事です。じっと我が子を見ているような人がいないか、周囲を気にしながら歩きましょう。
子どもを狙う犯罪が不安で、親の心配も尽きません。子どもの服装に気をつけながら、心配なことがあれば通学につきそうなど、親も早めの対応を心掛けたいですね。
文・山内ウェンディ 編集・横内みか
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