<10月から発泡酒は値上げ>ビールは値下げなのに…味噌やマヨネーズなど家計を直撃する商品も続々
「また値上げ?」と、スーパーで買い物をするたびにため息が出てしまうママもいるのではないでしょうか。食品や日用品の価格が相ついで上がるなか、2026年10月にも家計に関わる価格改定が予定されています。しかも10月は、少し変わった動きがあります。お酒のなかには「値下げ」になるものがある一方で、「値上げ」になるものもあるようです。
『またいろいろ値上げしている……。通常運転すぎてもう話題にすらならない感じ? 味噌も高い!』
子育て世代にとっては、毎日の食事やお弁当、日用品など、頻繁に購入するものの価格が上がるほど家計への影響も無視できません。10月から何が変わるのでしょうか。
10月から酒税が変わる ビールとチューハイでは違いが
まず注目したいのが、お酒です。2026年10月にはビール系飲料の酒税が一本化されます。ビール、発泡酒、新ジャンルなどで異なっていた税率が、1キロリットル当たり15万5000円にそろえられ、350ml缶に換算すると54.25円となります。それによってビールは値下がりますが、チューハイなどの「その他の発泡性酒類」は、2026年10月に1キロリットル当たり10万円、350ml換算で35円へと税率が引き上げられます。
普段、ダイエットを気にしてカロリーオフの発泡酒を飲んでいる人にとっては悲しい改定となるでしょう。
「もう驚かなくなった」ほど続く物価高
物価の変動を示す「消費者物価指数」を見ると、2026年7月の総合指数は前年の同じ月と比べて1.9%上昇しています。つまり、家庭で購入するさまざまな商品やサービスの価格は、1年前と比べて全体として上がっているということです(※すべての商品が一律に1.9%値上がりしたという意味ではありません)。
「スーパーに行くと以前より高く感じる」という実感には、こうした物価全体の上昇も関係しているのではないでしょうか。
『もう驚かなくなった。また上がっているとしか思わない、給料は上がらず物価は上がる、異常な状態なのにね。税金下げてほしいわ』
「前はこの値段だったのに、今は高くなっている」という買い物中の実感は、単なる気のせいではないのでしょう。
味噌、マヨネーズ……毎日つかうものほど気になる
とくに家計への影響を感じやすいのが、調味料などの食品です。
『近所のスーパーでは最近、鶏肉がミチミチと値上げされてきている。有精卵をつかっているお高いマヨネーズは昨日久しぶりに手に取ったら、容量小さくなったうえに値上がりもしていた』
調味料は一度に大量購入するものではないだけに、数十円の違いなら気にしない人もいるかもしれません。しかし、味噌、マヨネーズ、しょうゆ、油など、毎日の料理でつかうものが少しずつ上がれば、積み重ねは無視できません。
洗剤やトイレットペーパーも「買わない」選択は難しい
食品だけでなく、日用品の価格を気にする声もあります。
『洗濯洗剤、食器洗剤、トイレットペーパー、毎日つかうものは本当にやめてほしい』
食費なら献立を工夫することで支出を抑えられる場合もありますが、洗濯洗剤やトイレットペーパーなどは、生活するうえで必要なものです。節約といっても限度があるでしょう。
「多くの商品が少しずつ値上げ」が家計を圧迫
10月から価格が変わるのは、お酒だけではありません。子育て世代にとって気になる食品も、さまざまなメーカーが価格改定を予定しています。冷凍食品や食酢やつゆ、中華調味料などが値上げしていて、毎日の料理でつかう調味料にも価格改定が広がっています。また牛乳やおかしなど、子育てにはかかせない食品も値上げするようです。
『少しずつ全部が値上がりしているよね。スーパー行くとたいてい5,000円を超える』
『頻繁に買わなきゃいけないものがどんどん値上がりすると、買うたびにストレスでイヤになる』
さらに、価格だけではなく内容量についての不満も。
『お弁当用の冷食が気づいたら6個入りが5個入りになっていた』
『チョコ(ファミリーパック)も昔より値上がりしているのに、びっくりするくらい袋が小さくなった』
ひとつの商品だけが大幅に値上がりすると気づきやすいものですが、実際には少しずつさまざまな商品が変わることで、家計への影響が大きくなることもあるでしょう。
10月は「値上げ」だけを見ないことも大切
値上げが続くと、「また高くなる」と思ってしまいがちです。しかし、10月の酒税改正のように、商品によって税負担が変わるケースもあります。
『もう便乗値上げかも? とも思っちゃう。一応わずかに値下げした感じがするものもあるけど、200円のものに対してせいぜい5〜10円程度しか下がってない。値上げするときは20〜30円だもの』
物価の動きは、原材料費や物流費、為替、税制など、さまざまな要因が関係します。だからこそ、「何が、なぜ変わったのか」を知ることも大切でしょう。
『財布がやせほそっていくだけね』
そんなため息が出てしまいますね。値上げのニュースにただ驚くのではなく、「わが家がよく買うものはどうなっている?」とチェックしてみる。こういった小さな確認が、これからの家計を変えるきっかけになるのかもしれません。
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文・岡さきの 編集・編集部 イラスト・Ponko
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