<不妊治療10年への配慮>妬みコメは削除!世界中から祝福される私【第4話まんが:ユカコの気持ち】
私はユカコです。10年間もの不妊治療を経て、私のところにもようやく赤ちゃんがやってきてくれました。私はあっという間に幸せの絶頂まで駆けのぼりました。学生時代からの親友ミホに毎日連絡をして、その幸せぶりを伝えています。さてそんなある日のこと、ミホが「インスタを始めて、みんなに幸せを分けてあげたら?」とアドバイスをくれました。私はさっそく投稿、いいねをたくさんもらってさらに幸せな気持ちに。幸せな人は、それをみんなに分け与える義務がありますよね?

スマホの画面が、ピカピカと絶え間なく光っています。インスタの通知が届くたびに、私の心はこれまでにない高揚感で満たされていきました。これまでの10年間、不妊治療の暗いトンネルの中にいた私。妊娠してから、「誰かと幸せを分かち合いたい」と強く思うようになりました。この小さな画面の向こう側に、私の幸せを祝福してくれる「世界」が広がっているのです。



投稿するとすぐに通知の嵐。でも、その中にひとつだけ、少し空気の読めないコメントが混じっていました。他人の幸せを素直に喜べない可哀想な人。心が荒んでるのね。
私はそのコメントを迷わず削除し、ブロックしました。


インスタの通知が止まらず、世界中から祝福される快感に溺れています。
ミホへのLINEなんて今ではもう物足りません。
批判的なコメントも、「私を妬む可哀想な人」と切り捨てて削除しています。
私は選ばれた存在。みんなが私の幸せを求めているのだと確信し、投稿をエスカレートさせていきました。
100件の「いいね」に背中を押され、自分が鏡の迷路で迷走していることにも気づかず、私はただ光を浴びる快感に酔いしれていったのでした。
原案・ママスタ 脚本・motte 作画・林檎りん 編集・石井弥沙
続きを読む
この記事を応援する