<不妊治療10年への配慮>私ひとりで背負うのはムリ~「SNSに投稿してみたら?」【第3話まんが】
私はミホ。忙しい最中の電話で、ユカコから衝撃的な言葉をぶつけられました。私が不妊治療中のユカコを想って10年間積み重ねてきた配慮を、ユカコは「冷たい」「水臭い」と一蹴したのです。「幸せをお裾分けしたい」と無邪気に追い打ちをかけるユカコ……。親友を傷つけまいと自分を殺してきた努力がすべて否定され、友情の堤防が音を立てて崩れていきました。無敵の鎧を着たユカコの言葉が今は毒でしかありません。悲しみと限界で、少なくとも今は、もうユカコと向き合える気がしません。

昨夜の通話以来、私はユカコからのLINEを放置していました。朝起きたとき、通知画面には案の定、多数のメッセージ。
私は必死に考えました。ユカコに悪気はありません。ただ10年分の鬱憤を晴らすように、自分の幸せを叫びたいだけなのです。




私はスマホをテーブルに置き、深く、深く息を吐き出しました。これでいい。LINEというクローズドな場所で、私ひとりに矛先が向く日々がようやく終わる。これからはSNSという大海原で、ユカコの承認欲求を思う存分発散してもらえばいいのです。


連日のLINE攻撃に限界を感じて、解決策としてユカコにインスタ投稿を勧めました。
私ひとりの器では受け止めきれないユカコの熱量を、SNSという大海原へ流してもらうことにしたのです。
「幸せのお裾分けを世界中に」という提案にユカコも快諾。LINEでの執拗な連絡が止まり、ユカコは「#世界一幸せな妊婦」とタグ付けした投稿で、承認欲求を満たし始めました。
これが友情を壊さないための、私の精一杯の選択。
これからは画面越しに、静かにユカコを見守ることにします。
原案・ママスタ 脚本・motte 作画・林檎りん 編集・石井弥沙
続きを読む(明日配信予定)
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