<40度の熱!夫にSOSすると…>夫の写真を削除!過去の幻想にすがるのはやめよう【第6話まんが】
私はミホコ。翌朝、私は「期待」という重荷を捨てました。夫シンジにシャツの洗濯を求められても「自分で洗えば」と突き放し、夕食も自分と娘カナの分だけを注文。憤慨するシンジに、私が言われた「大人なんだから、自分の分は自分で」という言葉をそのまま突き返しました。シンジを「仲間」ではなく「同居人」と割り切ることで、どんな反応をされようが気にならなくなった私。シンジと同じ論理を自分を守る盾として使い、今、私の心はすっきりしています。次の日の夜も同じく、自分とカナの分だけの食事を用意しました。


シンジが不機嫌そうに夜道を歩く姿を想像しても、今の私の心にはさざ波ひとつ立ちません。以前なら、冷蔵庫を覗いて作れるものを探し、精一杯の努力をしていたことでしょう。けれど今の私は、カナと一緒に静かな夜をゆっくりと味わっていました。

カナを寝かしつけたあと、私はひとりで暗いリビングに座りました。スマホの奥深くに保存されていた1枚の写真を見つけるためです。
出てきたのは……数年前、私がインフルエンザで寝込んだときにシンジが作ってくれた、少し焦げた卵焼きと野菜粥の写真。

このときのシンジは、間違いなく私のヒーローでした。
しかしその記憶があったからこそ、シンジの今の冷たさがつらく感じるのも事実。過去の幻想にすがり続けることは、自分自身の足を止めてしまうのと同じこと。シンジとの思い出を心の宝箱に閉じ込めるのではなく、静かに海に流すことにしたのでした。

シンジが帰ってきました。扉を開ける音がしても、足音が近づいても、私の心はびくともしません。期待を捨てるとこれほどまでに強くなれるものなのかと、自分でも驚いています。
かつて看病してくれた「ヒーロー」だった頃のシンジの写真を削除しました。過去の幻想にすがり続けることが、今の自分を縛る「自傷行為」だと確信したからです。これはシンジとの思い出を捨て、決別するための儀式でした。帰宅したシンジに何の感情も湧き上がりません。かたちを変えてしまった心は、もう二度と元には戻らないでしょう。その事実に悲しみさえ感じないほど、私の心はよくも悪くも変わってしまいました。私はシンジの顔を見ることすらせず、深い眠り落ちていきました。
原案・ママスタ 脚本・motte 作画・ちょもす 編集・海田あと
続きを読む(本日配信予定)
会員登録/ログインで、最終話を先読み
この記事を応援する