「復職したらパワハラ上司が誕生してた!」、「今の会社、辞めたら?」…育休からの復職トラブル
この春、出産や育児を経て職場に「復職」されるママたちも多いのではないでしょうか。職場へ戻ったものの、以前と同じように働くことが難しい場面も少なくありません。それぞれが模索する、働き続ける形とはどのようなものか、リアルなエピソードをお届けします。
エピソード1:「パワハラですよね?」復職したら職場の雰囲気が変わっていた
育休から復帰した35歳のチアキ(仮名)さんは、かつて温かかった職場の雰囲気が一変していることに気づきます。新しく入った社長の弟マサヤ(仮名)さんの威圧的な言動により、職場全体が萎縮していました。マサヤさんは不機嫌になるとすぐ怒鳴るのです。

何も状況が変わらないまま1年が経ち、精神的に限界を迎えたチアキさんが抗議するとマサヤさんは「イヤなら辞めれば?」と返します。そのひと言を聞いた瞬間、チアキさんの心のなかで張り詰めた糸がプツリと切れたように気力を失ってしまいました。

チアキさんは心身ともに疲れ果て、仕事を休みました。次の日出勤すると、同僚たちが「マサヤさんがパワハラをしている」と社長に直訴していたことを知ります。チアキさんは、自分自身の心を守るためにどんな選択をすればよいのか迷います。
<不機嫌すぎる上司>職場の雰囲気がおかしくなった!?育休から復帰してみたら…驚愕【第1話まんが】
エピソード2:「復職せず辞めたら?」なぜママばかりが我慢?
Aさん(仮名)は3歳と10か月の子を育てるママです。復職を目前に控え、不安を抱えていました。子どもの体調不良や通院、日々の育児負担は想像以上に大きく、仕事との両立に自信が持てなかったのです。

一方で、夫や義母は簡単に「今の会社は辞めたら?」と言います。これまで積み重ねてきたキャリアを軽視されているようで、Aさんはモヤモヤしました。辞めないと伝えると、今度は義実家での同居を迫られたのです。Aさんは葛藤を抱え、職場の先輩たちに相談します。

話を重ねるうちに、Aさんは「できない理由」ばかりに目を向けていた自分に気づきます。そして、働き続けるために現実的な決断をすることにしました。
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エピソード3:「私がやってあげるわ!」ここはわが家?
1歳の娘がいるミサト(仮名)さんは、出産後に頻繁に訪れる義母との関係に悩んでいました。義母はいつも家にズカズカと上がり込み、育児や家事のやり方に口を出してくるのです。寝不足で昼寝していたのを指摘され、「生活リズムが大切」と説教までされました。さらに冷蔵庫のなかまで覗き、「野菜がない」と文句まで言ってくるのです。

あまりの干渉に耐えられず夫に相談します。しかし夫は「母さんに直接言ったら可哀想」などと、義母の肩を持ちます。さんざんしてきた我慢も「そのくらいのこと」と言うのです。

夫は自分の妻子よりも、あくまでも母親が優先。自然と、ミサトさんの気持ちはどんどん冷めていきました。やがてミサトさんは、自分と子どもの生活を守るために大きな決断を下します。復職は単に職場に戻ることではなく、「どのような環境で生活を続けていくか」を見なおす機会にもなりました。
<義母がしんどい…>「私がやってあげるわ!」ズカズカ家に上がり込み、やりたい放題【第1話まんが】
復職という節目
「復職しても、前のように働ける」ということが叶わず、葛藤する方が多くいるようです。むしろ復職は、新しい条件のなかで自分らしい働き方や生き方を再構築するスタートライン。自分に合ったバランスを見つけることこそが、復職という節目を乗り越えるカギになるのではないでしょうか。
文・岡さきの 編集・あいぼん
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