＜暗黙の了解…ムズ！＞嫌味じゃない！「また人を傷つけてしまった」【第4話まんが：ニイナの気持ち】

私はニイナ（32）。正社員として働いています。先日、取引先から届いた高級ゼリーを、パートのルリさんが黙って持ち帰ろうとしたのを見て、思ったことをそのまま口に出してしまいました。「へぇ……黙って持って帰るんだ」のひと言が、職場の空気をピリつかせたことは、私自身も感じていました。

自分のコミュニケーションが、無意識のうちに相手を傷つけてしまっているのではないか……。そんな悩みを抱えていました。夫に相談すると、「それなら、ニイナが“この人はコミュニケーションが上手だな”って思っている人の言動を、真似してみたらいいんじゃない？」と提案されました。

昨日のことが頭から離れず、ルリさんにあんな言い方をしてしまったことを、内心ずっと気にしていました。午前中、ふと部長の席の方を見ると、ルリさんが笑顔で部長に話しかけているのが見えました。「昨日はゼリーをいただきました。とっても美味しかったです。ありがとうございました」と、明るく、素直にお礼を伝えている姿が印象的でした。

職場では、気を遣う場面が多いものです。でも、気を遣いすぎて何も言えなくなるよりは、少しずつでも思いを言葉にしていけたらいいなと思います。そう思えたのは、ルリさんのコミュニケーションを見たからかもしれません。

あの日、私はつい余計なひと言を口にしてしまいました。でも翌日、ルリさんが素直にお礼を伝える姿を見て、コミュニケーションの大切さに気づいたのです。

原案・ママスタ　脚本・物江窓香　作画・カヲルーン　編集・横内みか