<不衛生は悪?>料理したくても片付けができない人にはキッチンに入ってほしくない!心が狭い?

普段キッチンを使うのがママであれば、調味料の置き場所や掃除の仕方などは「ママ仕様」になっていることでしょう。そうすると他の人には「キッチンに入ってほしくない」と思うこともあるかもしれませんね。でも、一緒に住んでいる家族が料理をすることもあるでしょう。ママスタコミュニティのあるママは、こんな不満を感じているようです。
『子どもは大学生男子2人。時間があるときに料理をしたいと言ってくる。でも、肉を触った手でカップボードやキッチンの引き出しを触ったり、テフロン加工のフライパンを強火で使ってダメにしたり。洗い物をしたとしても、キッチン周りはビチャビチャ。キッチンパネルや周りに汁や油が飛んでも無視。最終的に私の仕事が増えるだけ。水周りはいつも綺麗にしているから、ちゃんとできないなら触ってほしくないと思うのは、親として失格?』
大学生の息子さんは、家で料理をすることがあるそう。料理をすること自体は悪くないですが、問題は料理をする過程にあるようです。肉を触った手であちこち触ったり、飛び散った油や汁の掃除をしなかったり。普段からキッチンを清潔に保とうとしている投稿者さんからすれば、やめてほしいことですよね。でも料理をしてほしくないと考えるのは、子どもの教育を考えると好ましくないのかも……。他のママたちはどのように考えているのでしょうか。
キッチンの片付けや掃除をしないのは嫌!
『私も潔癖ではないし綺麗好きでもないけれど、キッチンの油ハネや肉を触った手であちこち触られたら嫌だな』
『投稿者さんの気持ちはわかる。望む衛生レベルが、旦那や息子とあわない。見た目では、旦那や息子も元通り、もしくはそれ以上に綺麗に後片付けてはくれるけれど、後から洗い直したり、アルコールで拭いて回ったりしている』
普段からキッチンを綺麗に使っている投稿者さんからすれば、使った後で油ハネが残っていたり、きちんと掃除がされていなかったりするとイライラするのでしょう。使った人が責任を持って、元通りにしてほしいと思いますよね。また仮に掃除をしたとしても、そのやり方が異なると、結局投稿者さんが洗い直しをすることに。本人たちは綺麗にしたつもりでも、実はそうではないことも多いようです。二度手間になるのは避けたいですよね。
子どもの教育においては、大目に見たい
『子どもを育てる意識があれば、とりあえず触らせるよ。うちの親は子どもが失敗しても怒らなかったし、好きにやらせてくれたから、私は料理が大好きになった』
キッチンを汚されるのが嫌で子どもに料理をさせないとなれば、子どもの教育にも影響が出てくるかもしれません。せっかく料理をしようと意気込んでいるのですから、それを止めてしまうと子どもはやる気をなくしてしまうでしょう。料理への興味もなくなってしまうかもしれません。そしてこの先も、料理ができないまま成長する可能性も。子どもの教育という観点で考えると、「掃除ができないからキッチンには立たせない」ではなく、別の対応をとったほうがいいのではないでしょうか。
潔癖症は少し我慢して、その都度きちんと教えたらいいのでは?
『投稿者さんが気になる点をビシビシ指摘して片付けさせたらいいんじゃない?』
『普通にしつけ、教育の一環として言っていいことでは? シンク、キッチン周りを綺麗にするまでが料理だって』
『料理は作って終わりではない。後片付け、周りの掃除までが1セット。それができないならキッチンは触ってほしくない。そう言ってやりながら教えたら、IH周りの油ハネやシンク、その周りも掃除するようになったよ』
キッチンを汚されることが嫌、きちんと片付けをしないのが許せないとしても、そう思っているだけでは子どもは成長ができませんよね。投稿者さんがやってほしいことを子どもに伝えて、それを実践してもらいましょう。子どもは具体的なやり方や手順を理解していないでしょうから、投稿者さんが目の前でやって見せることも必要かもしれません。最初はうまくできないかもしれませんが、それを責めることなく、丁寧に教えたらだんだんとできるようになるでしょう。「片付けまでが料理」ということを教えるのも、親の役目かもしれません。親も根気が必要ですが、できないからやらせないではなく、多少時間がかかっても「できるまで教えること」が大切になってきそうです。
文・こもも 編集・有村実歩 イラスト・Ponko
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