<年配の男性に>「広がって歩くな!」と怒鳴られたので謝罪。でも乱暴な言い方をしなくてもいいのに…
子どもを連れての移動はたいへんです。危険を避け、子どもが迷子にならないよう気をつけつつ、さらに荷物ももって……。ママが疲れてしまい、ときに油断してしまうこともあるのではないでしょうか。
『町中で年配の男性から暴言を吐かれました。7歳と5歳の子どもを連れて歩いているとき、後ろから「狭い道で日傘を差して広がって歩くな!」と怒鳴られた』
投稿者さんは日傘を差し、やや狭めな道を親子で並んで歩いていたそうです。すると突然、背後から怒鳴られ、驚きとともに動揺したよう。その場では反論もできず、ただ謝るしかなかったと言います。しかしその後もモヤモヤした気持ちが続き、このできごとを投稿したそう。ママたちからさまざまな意見が寄せられました。
たしかに迷惑だったかもしれない
子どもふたりを連れての移動に余裕がなかったとはいえ、日傘を差して狭い道でよけなかったのなら、投稿者さんにも非がないとは言えません。ママたちからも、注意されても仕方がないといった声が。
『このケースなら、こちらに非がないわけではないから謝る。実際謝ったことあるし』
『狭い道で、日傘を差して広がって歩いていたのでしょう? 暴言じゃなくて、注意か苦情ではない? 真摯に受け止めなよ。子ども連れだからといって、何をしてもいいわけではないんだよ』
コメントのなかには、「言い方はきついけれど、謝るのが無難」「狭い道で広がって歩いていたなら、注意されても仕方ない」といった意見がありました。投稿者さんは子どもたちを気にするあまり、気づかぬうちに道行く人たちの邪魔になっていた可能性があります。「怒鳴られたことに腹は立つけれど、自分に非があるならこれからは怒鳴られないように気をつけようと思う」という冷静な声もありました。
日傘については、「駅周辺や狭い道では使うべきではない」との指摘も。日傘が周囲の人に接触したり、すれ違いの際に邪魔になったりするケースがあるため、とくに混雑した場所では控えるべきだと感じているママがいるようです。
また「子どもが小さいなら手をつなぐべき」と、投稿者さんの歩き方自体に問題があったのではとの声も寄せられていました。
とはいえ相手も、言い方が乱暴すぎるのでは?
一方で、「年配の男性の言い方に問題がある」という意見も少なくありませんでした。
『たとえ迷惑だったとしても、怒鳴る必要はない』
『子どもを連れて歩いているのに、乱暴な言葉を掛けるのは非常識』
『いきなりキレるな』
年配の男性の態度に対する反発も見られました。「もう少し穏やかに伝えてくれたら素直に受け入れられたのに」「暴言に近い言い方をされると、それだけで恐怖を感じます」といった、感情的な態度に憤る声も。とくに子どもがその場にいたことを考えると、「子どもが怖がってしまったのではないか」と心配するママもいました。「怒鳴って相手を驚かせるのは、むしろ危険な行為」と感じているママも。年配の男性は、もし相手が強面の屈強な男性でも怒鳴ったのでしょうか? 子連れのママだから、立場が弱いと踏んで暴言を吐いたのでしょうか……。普通に「すみません、通してもらえますか?」と言われれば、投稿者さんも素直に避け、モヤモヤも残らなかったのかもしれません。
子ども連れのときのトラブルには冷静な対応を
子どもを連れて外を歩いているときは、万が一トラブルに巻き込まれても、感情的にならず冷静に対処することが重要だとママたちは考えるようです。
『子どもを連れているときはムカついてもスルー。下手に言い返して、子どもに何かされたら大変だから。子どもがいないときならどうぞご自由に』
『子どもがいたら諦める。刃物とかを所持している場合もあるし、謝って去る』
『そんなことでキレる人は、関わってもろくなことがないから無視して逃げる。子どもを守るためにね』
子どもの安全を第一に考えるママたちの声が目立ちました。「子どもを守るために、怒鳴られても無表情で会釈して通りすぎます」「変に絡まれても困るので、穏便に済ませるようにしています」と、自衛の意識をもつママもいるようです。
一方で、「そもそも親がもう少し配慮して歩いていれば、怒鳴られるようなことにはならなかった」という、厳しくも的を射た意見も寄せらました。つまり、トラブルを未然に防ぐには、自分たちの行動を見なおすことも必要なのかもしれません。
ママは子どもを守る行動を意識して
町中で突然怒鳴られるという体験は、誰にとってもショックなできごとです。たとえ自分に多少の落ち度があったとしても、攻撃的な言葉を受ければ心は傷つきますし、子どもが一緒にいた場合はなおさら。とはいえ公共の場では周囲への配慮が必要であり、子どもがいるからこそ、先回りしてトラブルを避ける行動が求められるとあらためて考えさせられた今回の投稿です。
できれば優しい言葉で伝えてほしかった……そう思いつつも、どのような人がいるのかわからない世のなか。ママもたいへんですが、子どもを守るために自分たちの行動にも気をつけていきたいものですね。
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