<義母は純粋でドン感?>「趣味じゃナイからあげる」義母の手には見覚えあるスカーフ【第2話まんが】
私はハンナ。初めてヨシハルのご両親にご挨拶した日、笑顔で迎えてくれた義母。その優しさのおかげで実母のように慕うようになりました。結婚後も、お祝いの日には心を込めてプレゼントを選び続けています。明日は義母の誕生日。奮発して選んだスカーフを前に、喜んでくれるかなと期待する私。その一方で、ヨシハルが何か言いたげなのが気になります。「そんなに気にしなくていい」という言葉と対照的に、私は義母に喜んでもらいたい気持ちでいっぱいなのでした。
義母の誕生日から半年後。今日は義母から義実家に呼ばれたので、私たちは2人でリビングに座ってお茶を飲んでいました。
「ハンナちゃんにね、あげたいものがあるの」と言うと義母は立ち上がり、戸棚から何かを取り出して戻ってきました。それは……私が以前、義母の誕生日に贈ったスカーフでした。
義母はにっこりとして私にスカーフを差し出しました。私は目の前のスカーフと義母の笑顔を交互に見つめ、言葉を失い、作り笑いを浮かべるのが精一杯でした。義母はまったく私の気持ちに気付いていない様子でした。
私はヨシハルの帰宅後、今日の出来事を話しました。
義母と2人でお茶を飲んでいたときのこと。
「これ、もらい物だけど趣味じゃないから」と、以前私が贈ったスカーフを差し出されました。
まさかの展開に言葉を失いましたが、悪意のなさそうな義母に作り笑いをしながら受け取ることに。
夜ヨシハルに話すと、ヨシハルも驚愕。
嫁イビリでないとは思いつつも、私の気持ちがまったく伝わっていなかったことに深く傷付き、涙が溢れました。
悪気はないのでしょうが、義母の純粋な鈍感さは、私の心を傷付けるには十分でした。
原案・ママスタ 脚本・motte 作画・かちこ 編集・石井弥沙
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