<義姉、介護を放棄>介護を担うべきは義姉?長男である夫?私たちが出した答えとは…【第9話まんが】
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私(マリ、40歳)は激務の夫(トモキ、40歳)と小5の娘(ユウミ)との3人家族。パート勤務で都内に暮らしています。義姉(ナオコ、43歳)は地元の九州で義母と義祖父母の介護をしてきました。義父は他界しています。私たち夫婦は介護に関われない代わりに、毎月決まった金額を義実家に送っています。しかし義姉が結婚を機に上京することになり、私たちに介護を代わってほしいと頼んできたのです。義姉が地元に戻ったのは自分の本意ではなかったうえ、義母たちから理不尽な扱いを受けてきたことを知り、私は義姉の幸せを守らなければいけないと感じました。


「調べたら、隣県に施設があったんだ。そこなら俺も姉ちゃんも顔を出しやすいから、今よりも会えるようになるよ」困惑する義母。表情が暗く、かたくなっています。「おじいちゃんたちは……?」「夫婦揃って入れる施設は別の隣県にありそうなんだ。俺もマリも仕事があるし、ユウミは受験があるから九州には戻れない」
「私たちの時代はそれが当たり前だったんだからね」「そうだぞ。何甘えたことを言っているんだ」自分たちは変わろうとせず、義姉に押しつける姿勢があまりに理不尽だと思いました。「女性なら親の犠牲になるのが当たり前って話ですか? ずっと介護しつづけろって言うんですか? お義姉さんはもう十分すぎるほどがんばったんです!」
義姉が自分の意思で実家に戻ったのだから、最終的に介護を担うべきは義姉だ、あるいは長男である夫が戻るべきだと考える人もいるでしょう。また、義母たちを呼び寄せて施設に入れるように提案した私に対して批判があるかもしれません。
しかし介護には決まった正解がなく、誰が担うべきか、どうするべきかはその家族の状況や価値観によって変わるはずです。
私は介護する側がムリをしないよう、他の選択肢を模索するのも大切だと思います。
原案・ママスタ 脚本・rollingdell 作画・春野さくら 編集・塚田萌
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