いつでも、どこでも、ママに寄り添う情報を

<いい年して>職場で泣くのはダメなこと?みんなは仕事中に泣いたことはある?

118_働くママ_Ponko
みなさんのなかで職場で涙を流したことがある方はいますか? 経験したことがある方は仕事でのストレスや理不尽な扱い、ときには嬉しい出来事などさまざまな理由からでしょう。そこでママスタコミュニティのあるママからこんな投稿がありました。

『みんなは職場で泣いたことある? 隠れてとかでも』

この質問に対してママスタコミュニティに寄せられたエピソードをいくつか紹介します。

ストレスや理不尽な扱いで涙した経験

職場のストレスや理不尽な扱いによって涙を流した経験があるママがいるようです。特にパワハラや不当な評価、過度なプレッシャーが原因となるケースが目立ちました。

ブラックすぎる環境で

信じられないかもしれませんが、罵詈雑言が当たり前になってしまっている職場もあるようです。その職場では「泣いたのは私だけではない」と数人の女性が泣くという状況のよう。また、声を荒らげて辞めていくなど男性社員がいたストレスフルな会社もありました。

『当時40代の男性の上司に「仕事の内容について改善してほしい」と相談したら、「お前のやっている仕事なんて仕事のうちにも入らない」と言われた。悔しくて泣いた。20代後半の私と2人だけで残業中の職場での発言。普段は暴言を吐くようなことはなかったのに、女と1対1なら何を言っても大丈夫と侮っているのが透けて見えて本当に悔しかった。一生忘れない』

『年上の同僚に手柄を横取りされたとき、怒りのあまり初めて上司の前で泣いた。やっちまったとそのときは思った』

あるママは、新人時代に上司や同僚から理不尽な言動を受けた際に涙した経験を振り返っていました。2人きりになった途端に暴言を吐かれたり、手柄を横取りされたりしたことが原因なのだとか。また「泣いた自分が嫌だった」と、泣いてしまったことへの悔しさや恥ずかしさを感じた経験も教えてくれました。

責任感に対しての涙

職場での涙は、必ずしも相手への不満が理由となるだけではありません。自分の限界を感じたときに流す涙もあります。

『顧客が支払う対価はベテランの上司でも新人の私でもどちらが対応しても同じ。それ相応のサービスをしようと思っても、どうしても経験が足りない。睡眠を削って努力しても追いつけなくて辛くなり上司との面談中に泣いた』

自己成長へのプレッシャーが涙に繋がった瞬間です。このような涙は、仕事への真剣さや責任感の表れともいえるでしょうね。

嬉し泣きの瞬間

職場での涙には、喜びや感動が原因の「嬉し泣き」もあります。特に、顧客や同僚との絆が感じられる場面で涙を流すケースが印象的でした。

『旅行会社で働いていて、出産を機に退職することになった。それまで私を指名してくれていたお客さんたちがお菓子やお土産、過去に私が手配した旅行の写真をたくさんくれた。すごく嬉しくて泣いたよ』

仕事を通じて築いた人間関係の深さを感じる瞬間ですよね。頑張ってきたことが他人に認められ感謝されて思いが溢れたのでしょう。また「庇われたり援護されたりして、涙腺決壊した」というママも。相手の優しさに触れて感情が一気に解放される瞬間が涙を誘うのでしょうね。

広告

隠れて泣きました

涙を流す場所や状況も、人によって異なります。「人前では泣かない」と心がけてトイレや更衣室、帰り道で1人泣いた経験を語ってくれたママもいました。

『帰り道で歩きながら泣いていたな。仕事内容そのものよりも暴言を吐かれて人間関係で嫌な目に遭った』

『上京して最初のアルバイトで泣いた。接客業だったから毎日のように訛りをイジられて更衣室で泣いた』

泣くことは決して弱さではなく、感情を素直に表現する人間らしさの現れともいえます。でも職場という環境では、涙が誤解を招く場合もあるためその場では泣くことをひとまず我慢。1人になったときに思い切り泣いて、ストレスを涙と一緒に流すのもいいのでしょう。

広告

私は泣いたことがない

職場で泣いたことはないというママもいました。人前で泣くのはプライドが許さないという考えもあるのでしょう。

『「あなたには何も教える気がないから」と意地悪を言われた。でも受け流して自分で過去の資料を見ながら学んでやった。そうしたら相手の方が折れてきたので、恐らく裏で泣いたのは彼女の方だと思う。悔しくてね』

『更衣室の使っていないロッカーにケリを入れたことはある。私だけじゃなくそのロッカーはそういう使われ方をしているって先輩から聞いたよ』

ストレス解消用のロッカーがある職場……熱い会社ですね。ロッカーの蹴られた跡を見たら、「辛いのは私だけではない」と励まされそうです。

職場では泣かない方がいい

職場での涙はストレスや理不尽、努力の証や喜びの表現などさまざまな感情の表れです。でもそのような感情は、人に見せない方が自分のためになるというママもいました。

『人前で泣くのは20歳過ぎたらやめた方がいいと思う。変な人としか思われないから』

『会社のなかで40歳手前のメンヘラ女が芝居じみて、しくしく泣きながらトイレに入ってドアをバタンと閉めた。「すぐ泣くなよ! それ、オトハラ!」と1人心のなかで叫んだ』

人の涙は他人の印象に深く残るようです。「人前では泣かない方がいい」と考えるママたちも一定数いました。職場での涙は、ときに「感情的すぎる」「プロフェッショナルでない」と見られる可能性があるので控えるべきだという意見です。

涙を乗り越えた先に

生活するために仕事をする場合、たとえ多少環境が悪くても我慢しなければならないこともあります。世のなかには、平気で暴言を吐く人がいます。それでも仕事を辞めるわけにはいかず、自分さえ我慢すれば場が収まると耐えるママもいるでしょう。涙を流した経験は、必ずしもネガティブな結果に終わるわけではありません。そのときは悔しさのあまり涙を流しても、涙をきっかけに成長したり環境改善に繋がったりしたママもいました。泣くことは弱さではなく人間らしさの表れです。涙から学べることもあるでしょう。

 

文・岡さきの 編集・あいぼん イラスト・Ponko

次の連載へ

岡さきのの記事一覧ページ

※本記事にはアフィリエイト広告が含まれています。商品を購入すると、売上の一部が販売プラットフォームよりインタースペースに還元されることがあります。掲載されている情報は執筆時点の情報、または自動で更新されています。

関連記事

<嫌味な上司が……!>ワーママ同士なのに理解ナシ!早退を告げるとタメ息と小言が発動【前編まんが】
私はユリ。3歳の子どもを持つワーキングマザーです。現在30歳ですが、新卒で入ってからずっと正社員として働いています。独身のころは気にも留めていませんでしたが、子どもを産んでからよくわかったことがありま...
<無謀>「会社を辞めて投資家になりたい、お前はフルで働け」と旦那に言われた。呆れて言葉も出ません
金融商品を運用して利益を得る「個人投資家」に憧れる人は少なくないでしょう。個人投資家になれば、会社に縛られず、自己責任でお金を増やすことができるため、その自由さに魅力を感じる人もいるかもしれません...
<大人が嫌がらせ>幼稚な言動でイジメてきた姉とは疎遠がいい!でも親に申し訳なくて…?
同じ親のもとに生まれ育ったきょうだい。なるべく仲よくしたいとは思いつつ、性格や環境の違いから仲が悪くなることもあるのではないでしょうか。先日ママスタコミュニティには「実の兄弟姉妹、仲いいですか?」...
参考トピ (by ママスタコミュニティ
職場で泣いたことある?