<孫の帰省にモヤッと?>戸惑いながら会ってみたら…?血のつながりにとらわれていた私【後編まんが】
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前回からの続き。私(60代)は夫を亡くし、地方で1人暮らしをしています。長女(マリ、40代)と次女(サチ、30代)は遠方住まいです。次女は昨年、離婚歴のある男性(キクカワショウゴ、40代)と結婚しました。キクカワさんはサクラ(中2)とミズキ(小5)を連れての再婚です。初婚の次女は2人の女の子の母になったのです。私は娘さんたちに会ったことがないのですが、次女がゴールデンウィークに娘さんたちを連れて帰省すると言うので、戸惑っています。私は長女とも話した結果、次女には「孫とは思えない」と正直に戸惑いの気持ちを伝えました。



「そうだよね。でもね、娘たちはほんといい子なの。お母さんに会ってほしい」「わかったわよ。あとは任せるわ」
そして迎えたゴールデンウィーク……。
私は、長女たちの帰省と同じように、食事などの準備をして次女たちの帰省を待ちました。
キクカワさんは、次女から私との話を聞き「戸惑わせてしまって申し訳ありません。これ、食費などの滞在費です。お世話になります、すみません」とまとまったお金をおき、仕事のため、1時間しないほどで帰っていきました。忙しいときに申し訳ないなという気持ちと、気遣ってくれたことにほっとする気持ちがありました。
次女と娘さんたちの初めての帰省は、いい意味で私の取り越し苦労に終わりました。
娘さんたちの素直な様子や次女が娘さんたちと築いてきた信頼関係を目の当たりにし、私の戸惑いはたいした悩みではないと感じました。
「孫でもないのにもてなさないといけないなんて」と思っていた自分が恥ずかしいです。私もこれまで多くの人に支えられて生きてきたのだから、次女に限らず、娘さんたちにも何かしてあげられたらいいな、と思わされました。
原案・ママスタ 脚本・rollingdell 作画・林檎りん 編集・塚田萌
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