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Zeebra&美和:第7回 悩んだり、落ち込んだ時に支えになるZeebraさんからの言葉

第7回目となる今回は、仲良し夫婦として知られるお二人の「おたがいについて思うこと」をたっぷりと聞かせていただきました。それでは、お二人の絆の深さを感じられる、素敵なエピソードを聞いてみましょう。

おたがいをどんな奥さん、旦那さんだと思っていますか?

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Zeebra:そうですね。どんな奥さんかと言うと、本当に楽しくて、かわいくて、ちょっと怖いけど(笑)……という感じですかね。やっぱり普段一緒にいて楽しいっていうのはありますね。彼女、かなり天然なんですよ。

美和:私、すごくおっちょこちょいなんです。家族に迷惑ばっかりかけています(笑)

Zeebra:そういう、いい感じで2.5枚目なところがおもしろいですね!

美和:彼はおもしろいし、とてもスマートですね。

Zeebra:僕は、彼女のポジティブオーラがすごくいいと思っているんです。家族だけじゃなくて、友だちの中でもそういう役どころだし、ストレスを感じたり落ちたりしている時もあるんですけど、基本はポジティブでそれをしっかりキープしているところを尊敬しています。
いろいろ大変だと思うんだけど、自分で切り替えたり、仕事や美容、家族のことをがんばってみたり。
あと、これはすべてのお母さんにいえることなんですけど、“お母さん業”というのは、必ず毎日やらなくてはいけないことなので、それをずっとやってくれていることに尊敬しています。

美和:そんなふうに言ってもらえると嬉しいですね。照れます(笑)私は、ここぞという時には本当に頼りになる彼の存在がすごく心強いです。何かあった時……それこそ震災だったりなにか問題が起こった時には必ず彼が家族を守ってくれるので、そういうところをすごく尊敬しています。

美和さんが悩んだり、落ち込んだりした時の乗り越え方を教えてください。

Zeebra:基本的には楽天家だよね? ただ、もちろんストレスはたまるので、そのストレスをどこかで発散しなきゃいけないという感じ? でも、あんまり深く悩んで何日も悩むというのは見たことも聞いたこともないね(笑)

美和:私、落ちることを我慢しないんです。ドーンと落ちるところまで落ちたら、あとは上がるだけなので、落ちきった後に「よし! がんばろう!」と思うんです。
昔、彼に相談したことがあるんです。「すごくネガティブになっちゃう。悩んで落ち込んじゃうんだよね」って。
その時に彼が、「それってポジティブだからこそ落ちるんだから、大丈夫だよ」と言ってくれたんです。

Zeebra:よくなりたいという気持ちがあるから後悔したり、落ちたりするわけじゃないですか。それ自体はポジティブな気持ちがあったうえでそう願っているだけだから、結局はポジティブなんだよって言ったんです。

美和:15年前くらいに言ってもらった言葉なんですけど、今でも悩むことがあったらその言葉を思い出します。そして、その言葉に支えられています。

育児や家事に追われるなかで、美容やスタイルを保つために意識していることはありますか?

美和:育児と家事に追われてる中で、ふと、自分が女性だということを思い出すと落ち込んだりしますよね。爪がボロボロだったり、肌が荒れていたり。私もそうでした。
最近は、自分の時間を持てるようになったりするし、彼とデートする時は、キレイだと思ってもらいたいのでおしゃれはしますけど、普段はラクな格好をしています。メイクだってほとんどしないくらい!
私、家に帰ったらすぐにラクな部屋着に着替えちゃう(笑)!

Zeebra:たとえば、食事に出かけましょうとなって近所のお店に行く時なんかは、普段着でいいんですよ。
ただ、ここぞという日には、やっぱりおしゃれをしてほしいかなとは思いますね。
産後はたしかに美容にかける時間や余裕がなくて、仕方ない時期はあると思うんですけど、キレイにしていてほしいという気持ちがあるので、オレは「太ったりしちゃダメだよ」って言います(笑)

美和:そうなんです。彼は私のマネージャーさんより太ることに厳しいですよ。でも、そのくらい厳しい目で見ていてくれたほうが、私もキープすることを意識できるのでありがたいんです。私がスタイルを保っていられるのは彼のおかげです!

これから先も、おたがいに「こういうふうにいてほしい」と思っていることはありますか?

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美和:これからもずっと素敵な人でいてほしいですね。私、男性に対しての理想がとても高いと思うんですよ。
だからそれをキープするのは大変だろうなとは思うんだけど、何歳になっても色気のある男性でいてほしいし、これはおたがいに言えることだけど、雰囲気を持っていてほしいし、スマートでいてほしいと思いますね。ハードルはすごく高いと思うけど。

Zeebra:オレは奥さんに対してヤキモチを焼くくらいがちょうどいいなと思ってるんですよ。彼女が一人で出かける時に「あんな格好で出かけちゃうの? 声かけられちゃうんじゃないの? 本当にもう~!」と思うくらいがいいと思うというか(笑)。そのくらいの気持ちがあると、恋愛感情をキープしたままずっと一緒にいられると思うんですよね。だから、ヤキモチを焼きたくなるような奥さんでいてほしいですね。


「こんな夫婦になりたい」と、お話を伺っている最中に何度も思うほど、お二人の間には、自分のことより相手のことを気遣う気持ちが常にあるように感じました。
次回はとうとう最終回! お二人のこれからについてお話を伺っていきます。
お楽しみに!

(取材、文・上原かほり 撮影・泉三郎)

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