<穏やかな母はイヤな姑?>「アンタは黙って聞いてりゃいいのよッ!」豹変にショック【第2話まんが】
前回からの続き。私(サヤ、30代)は夫と息子(ユウヤ、6歳)との3人暮らしで、実家の近くに住んでいます。母(ハナエ、60代後半)にはよくユウヤの子育てに協力してもらっており、母と私たち家族の仲は良好です。私の弟(タク、30代)の息子(甥、ミツル、3歳)は身体が弱いため、弟家族は遠方である実家に帰ってきません。母はそれが気に入らないようです。私は穏やかな母がイヤな姑になっているように感じて、複雑な気持ちになっています。
母はご近所の息子さん家族が帰省するという話を聞いて、羨ましいとのこと。弟の子どもには事情があるので仕方ないと私は思うのですが……。
母は弟夫婦に孫の写真を送るように催促しているそうなのです。私はそんなに孫の写真が見たいものなのかと不思議に感じたし、なんだか孫の写真を理由に、弟夫婦をなじっているようにも思えたのです。弟嫁の立場で考えると、母の言動は少し面倒なのではないでしょうか。
「タクのところは共働きでしょ。ミツルくんの看病もあるだろうし、大変なんじゃない?」と弟夫婦をフォローすると、母は表情を変え、自分の気持ちを尊重しろとかつてない形相で声を荒げられました。
過去を遡ってまでグチグチ言う母が見苦しく、私は聞いていられませんでした。母は一体どうしてしまったのでしょうか? 本来、おおらかで穏やかな人なのに……そう思うと、母を突き放すこともできません。私はこれまでも母の愚痴に付き合ってきましたが、最近母の言葉がキツくなってきたので、疲れました。何より、イヤな姑の顔をした母を見るのがツラいです。
母の愚痴がどんどん増えるとともに、母の性格もどこか変わってしまった気がします。おおらかで優しかった母が、いつの間にか弟家族に対して厳しい言葉を吐くようになりました。私にとっては意外で、悲しい変化です。
母のなかで積もった不安や寂しさが、こうしてかたちを変えて噴き出しているのだとは思います。だとしたら、私が母にあまり強く言い返すのもかわいそうです。
でも母と弟家族が疎遠になってしまうのではないかと心配にもなりました。
【第3話】へ続く。(明日配信予定)
原案・ママスタ 脚本・rollingdell 作画・んぎまむ 編集・石井弥沙
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