<入学準備品>学校からの指示なのに給食ナフキンを用意しない親がいる。なぜ従わないの?
もうすぐ入学や新生活シーズン。これからわが子が小学校に入学するというママたちは、わが子以上に不安と期待に胸を高鳴らせているのではないでしょうか。ママスタコミュニティには小学校の入学説明会に参加したママから、「小学校で準備しておいてくださいと言われたものを準備しない親がいた」というタイトルでこんな投稿がありました。
『昨日小学校の入学説明会だったんだけど、上のきょうだいがいる同じ保育園のママさんが「ナフキンは準備しなかったよ〜。給食、どうせお盆なんだからいらないじゃん?」とケラケラ言っていて、軽くカルチャーショック。今の時代はこんな感じなの? その話を聞いていた他の保護者も「じゃ、うちも買わなくていっかー」みたいなノリでビックリ』
入学説明会では入学までに各家庭で準備しておく持ち物がたくさんありますよね。手作りをしたり購入したりと、ママたちは準備に追われるでしょう。そうしたなかで同じ保育園に通うママが、ナフキンを準備していないことをあっけらかんと話していて驚いたという投稿者さん。この投稿にママたちからはさまざまなコメントが寄せられていました。
当たり前のことをしてなくて悲しむのは子ども!
『そういう学校からのお約束を守れないような親では子どももそんな子になる』
『何事も「やれ」と言われたことをやらないのは怠慢で横着』
『真面目な幼稚園だったから小学校は驚きの連続だったよ。こんな子、保護者がいるんだって』
学校から準備してほしいと言われた物を、自分の独断で「どうせ使わない」と判断して用意しないというママ。投稿者さんは学校からの指示に従うつもりだったので驚いたのでしょう。ママスタコミュニティのママたちからも「学校からの約束を守れない親は怠慢」「子どもも同じように育つ」という厳しい意見が寄せられていました。
『当たり前のことをしてくれていないのって、結局は子どもが悲しい思いをすると想像できない親なんだね。低きに合わせて右へ倣えする人たちって精神年齢が低学年で止まっていそう』
『学校が持ってこいと言っているのに親が勝手に手を抜くと、子どもが肩身の狭い思いをするのよ』
『高い物ではないんだし、そのくらい用意すればいいのに。子どもの間でも不思議に思われるよ。「あの子はいつもナフキンを持ってこない。用意できないのかしら」と』
またそのママは「どうせ使わないから用意しても無駄」と考え、上のお子さんにもナフキンを持たせなかったそうです。しかし実際に使う場面になったときに困るのはお子さん本人ですよね。他のお友達からも不思議がられたり、肩身の狭い思いをして悲しい気持ちになったりするかもしれません。用意するのがとても大変な物や高価な物でもない限り、こうした準備を怠ることはデメリットがあることを想像してほしいですね。
ベテランママの経験則に基づく判断?
『でも実際いらないものもあるのよ』
『上の子がいると、どこで手抜きをしていいのかわかる場合もあるかも。給食用ナフキンの扱いって学校によるよね。同じ自治体でも学校ごとにルールが違う。「用意してください」も必須から推奨レベルまでまちまち。そのへんの実情がわかっているベテランママだったのかも?』
一方で実際に学校から用意するように指示されその通りにしたけれど、学校生活で一度も使わなかった物もあるという体験談を寄せてくれたママも。こればかりは学校や自治体によってもルールが違っていたり、授業によって変更になったりすることもあるかもしれません。また毎日のように使うから必ず持ってくる物なのか、各家庭で用意してもらえたら学校側としてはありがたい物なのか、他の物で代替できる物なのかなど細かな事情もあるでしょう。「実際に使っていないことを知っているベテランママだったのでは?」という意見もありました。
給食のナフキンが子どもが楽しく学校生活を送るために必要だった例
『直接机に置くとお盆が傷つくから傷防止と、お盆が動いてしまわぬようにズレ防止だと聞いた。またランチョンマットを敷くことで、勉強机で食事しているのではなく、「食事をする机で食事を摂っている」という気分の切り替えのためとも聞いたことがある』
『子どもの学校はランチョンマットがないと給食の配膳は一番最後で、コピー用紙を敷いて食べる感じらしい』
『うちの子が入学したときに給食が食べられなくてコッペパン1口だけとかが続いて、「せめてナフキンだけでもモチベーションを上げてやろう」と一緒にたくさん買いに行った。2学期にはナフキンを敷くのが嬉しくて食べられるようになった。他にも似たような子がいたよ』
給食のときにお盆の下に敷くナフキンが必要か必要ではないか。なぜ家庭で準備しなければならないのかという詳細まで学校側から説明があると、そのママも納得して準備するのかもしれませんね。実際に「うちも用意したけど、どうして必要なのかわからない」という意見も寄せられています。ただこの点については「机とお盆の摩擦で机が傷つかないようにするため」「勉強と給食とで気分を切り替えするため」などの情報を伝えてくれたママがいました。実際にナフキンを持ってこなかった子どもは、ナフキンの代わりにコピー用紙を使ったり、給食の配膳も一番最後になったりするといったエピソードも寄せられています。こうした話を聞くと、子どものためにも用意するのが親としての当然の務めだと思わされますね。
また給食の気分を上げるために親子でナフキンを買いに行ったことで、給食の時間が楽しくなったというほっこりエピソードも。入学準備では学校からあれこれ準備するように指示されるので、大変と感じてしまうのもわかります。しかし子ども本人が楽しく学校に通うためと思えば、そうした準備も前向きになれるのではないでしょうか。そんなことを改めて思い知らされた投稿でしたね。
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文・AKI 編集・有村実歩 イラスト・Ponko
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