<義姉「実家を返して!」>承諾したはずだよね?「まるで乗っ取り」激しい言葉に呆然【第7話まんが】
前回からの続き。私(ユイ)は、数年前に夫のヒロトを亡くし、2人の子どもたち(マイ・リュウ)とともに義実家での同居をはじめました。結婚した義姉のミホさんもよく顔を出してくれ、私たちは全員で支え合うようにして暮らしてきたのです。しかし義父と義母が相次いでこの世を去ってしまいました。私と子どもたち3人での生活が始まってみると、忙しくて留守がちに……。義姉はなかなか自分の実家に入れないことにイラ立ち、「そこはもともと私の家だ」と怒り出したのでした。
「普通、出ていくよね? いつまでその家にいるつもりなの?」思いがけない言葉に涙が出て、何も言うことができません。義姉からの電話が切れたあと、私はその場に座り込んでしまいました。今までの義姉との想い出がよみがえります。
義姉からも頼まれたし、この家を残していくことが私のもう一つの使命みたいに感じていました。しかし今や義姉は「私の家なのに、なんで赤の他人のユイちゃんが住んでいるの?」と思っているのです。出て行った方が良かったのでしょうか。
義姉はなかなか自分の実家に帰ることができないため、フラストレーションが溜まっていたのでしょう。だからこそ、怒りの矛先が私に向いてしまったことも理解はしているつもりです。ただ義両親はこの家にはもういませんし、私と義姉はそもそも他人同士なのです。合鍵を渡して自由に出入りしてもらうなんてことは考えられません。
言葉ひとつで簡単に関係は崩れるし、修復も難しい状態にもなってしまいます。今まで仲が良かった分、義姉の言葉に深く傷ついた私は、もう二度と義姉と笑い合える日は来ないのかもしれないと思ってしまいました。できることなら、話し合いで解決したいと思っていますが……。私は義姉の言葉を思い出しては、悲しくなっていました。
【第8話】へ続く。(明日配信予定)
原案・ママスタ 脚本・渡辺多絵 作画・りますけ 編集・井伊テレ子