豚こま肉は、お肉のなかでもお財布に優しい食材の一つではないでしょうか。スーパーで安価な価格で大量パックで売られているとつい手が伸びてしまうママもいることでしょう。ママスタコミュニティにもあるママからこんな投稿が寄せられました。紹介します。

『国産の豚こま肉が激安だったからうれしくなってつい大量買い。面倒で冷凍しなかったので、今日中に使い切らないと消費期限切れになってしまう。一昨日は豚キムチで昨日は生姜焼きにしたんだけど、今日は何がいいかな？』

投稿者さんは大量買いした豚こま肉を早く消費したいものの、レシピが思い付かず投稿してくれたようですね。毎日使うのであれば、家族が飽きずに食べられるおいしいレシピを知りたいですよね。ママスタコミュニティのママたちは、豚こま肉を使ってどんな料理を作っているのでしょうか。ママたちの声を紹介します。

豚丼、炒めものには、ネギとの相性が抜群！

『塩豚丼。ネギを大量にいれるとおいしい』

『豚肉と長ネギの塩だれ炒め。おいしいよ』

ネギと豚こま肉を使ったレシピが複数のママから寄せられました。とくに豚丼は食欲旺盛な子に人気な一品ではないでしょうか。ポイントは大量にネギを入れること。甘味と辛味の両方の味を兼ね備えたネギは、青い部分まで余すことなく使い切りたいところです。さらに、ネギは炒めると甘味が増すので、小さな子どもでもモリモリと食べてくれるのではないでしょうか。

豚こまは変形自在。まるめて片栗粉でまぶして使うと便利

『片栗粉でギュッと丸めて酢豚』

『丸めて豚こまの唐揚げをよく作る』

『丸めて揚げ焼きにして肉団子』

なかには、豚こま肉を丸めて唐揚げや酢豚、肉団子にするといったママの声もありました。豚こま肉を丸めたことのないママには、盲点だったのではないでしょうか。淡白な味の鶏肉よりも、下味をつけた豚こま肉は中まで味がしみ渡り、おいしそうですよね。ぜひ試してみたい一品です。

『細切りかアラみじんにして、肉そぼろを作って小分けに冷凍するかな。冷凍しなくてもおにぎりの具にしたり、子どもはごはんにふりかけたり、カップ麺に足したりするからすぐなくなっちゃうけど』

豚こま肉をさらに細かくして常備菜として利用しているママもいました。おにぎりの具材やカップ麺に足すなど、お弁当や昼食づくりに重宝しそうですよね。下味をつけて冷凍保存すれば、日持ちもして役立ちそうです。

中華や洋風……、味付けを変えれば、毎日飽きずに使える！

『私が豚こまでよくやるのは青椒肉絲と回鍋肉』

『ナスと味噌炒めにする』

『洋風にする！　マスタードマヨ炒めとかケチャップ炒め』

『豚こまピカタ。うちの男たちの好物メニュー』

ほかにも中華や洋風などバラエティに富んだレシピを紹介してくれたママもいました。これらママたちの豚こま肉レシピを知っておけば、毎日豚こま肉でも家族から文句を言われることはなさそうですね。中華や洋風は味が濃いめになりがちですが、なかには冷しゃぶといったさっぱり味をすすめるママもいました。味の濃淡で抑揚をつけて1週間の献立を考えると、豚こま肉をヘビロテできていいのではないでしょうか。スーパーで大量パックの豚こま肉を見かけたら、迷わず購入していろいろな味を試してくださいね。

文・安藤永遠　編集・有村実歩　イラスト・Ponko