2014/02/13

優木まおみ：第4回旦那さんが「ありがとうね」って言ってくれたんです

全8回に分けお届けしている優木まおみさんのインタビュー。
今年の春に出産予定の優木さん。取材当時は、妊娠5ヶ月。
婚約期間中から意識していた“妊娠に向けた身体作り”から、妊娠後の気持ちの変化、旦那さんの反応など、妊娠発表後ここだけのお話をじっくり伺いました。

優木さんの“妊活”について教えてください。

結婚をしたら子どもが欲しいという気持ちは前からあったので、婚約期間の間から食生活や身体のことを考えて生活を改善しました。
結婚が決まって、リアルに“妊娠”を意識した時に「ベイビーブック-妊娠準備本-誕生！」という本を読んだんです。

その本を読んで、今まで知らなかったことがたくさんあることにびっくりしたんです。
例えば、「妊娠した！」と気づいた頃にはすでに2ケ月くらいになっていて、赤ちゃんの最初の形成はすでにできあがっているということ。

妊娠を認識していない時期に大事な期間があるっていうのを知って、いつか妊娠したときのために、日頃から必要な栄養素を過多にならない程度に意識して摂取したり、栄養バランスを考えて食事を見直したり、運動をしたり、睡眠時間を確保したり、冷えないようにしたりということを始めたんです。

普通は妊娠してから気を付けるようなことを、婚約期間中からスタートしてました。
旦那さんには言ってなかったですけどね。

妊娠に適した身体作りをして、実際に妊娠したときに感じた効果はありますか？

私、つわりが全然なかったんです。
体質もあると思うけど、妊娠する前から栄養バランスや食生活、冷えなどを徹底して意識してきたので、つわりがなかったのはその効果もあるのかなって。

妊娠がわかったときの旦那さんの反応はどのようなものでしたか？

旦那さんに妊娠を伝えたとき、一番最初に「ありがとうね」って言ってくれたんですよ。
夫婦2人のことだけど、「まおみのおかげだよ」と伝えてくれて、それがすごく嬉しかったですね。

初期はまだ何があるかわからないので、喜びすぎないようにしようということも2人で話していました。
初期の頃って、本とか読んだりすると不安になっちゃうこともたくさん目に入ってしまう時期でもあったんですけど、彼はそういうことも全て含めて2人で進んでいこうって言ってくれたんです。

妊娠がわかってから、旦那さんはますます優しくなりましたか？

優しくなったんですけど、それが逆に私にとっては意地悪だったりすることもあります（笑）。
彼が風邪気味のときがあって、うつしちゃいけないから違う部屋で寝ると言って、一緒に寝てくれなかったり。

優しさと、そういう厳しさみたいなところがでてきたというか、いろいろ考えてくれてます。
私としては身体の心配をしてくれたりするのが嬉しくもあり、でも過保護にされ過ぎるのは嫌だなぁと思ったり、ちょっと複雑な気持ちでもありますね。

一緒に病院に行かれたりするんですか？

この前、初めて一緒に健診に行ったんです。エコーを見て、赤ちゃんが動いてるところを見て「うわぁ～」って言ってましたね。
エコー写真は見せてたんですけど、やっぱり動いてるのを見るのは違うみたいですね。
一気に、実感が沸いたみたいです！

出産は旦那様の立ち合いを希望しますか？

私がしないでほしいと言ってます。
病院に来て、分娩室の前でウロウロしていてほしいとは思うんですけど（笑）。

夫婦は2人で1つだけど、出産するときは自分との戦いだと思っています。
最近は立ち合う人のほうが多いみたいですけど、個人的に、出産は男性に見せる必要ないかなって思っているんです。（笑）。

旦那さんは、その意見に賛成ですか？

旦那さんは、「立ち合ってほしいなら立ち合うけど」と言ってたんですけど、私が「大丈夫！」って言ったら納得してくれましたね（笑）。
お互いの意見が合致したというか。

立ち合いをすることによって夫婦の間に不思議な絆が産まれるんだろうなということはわかるし、メリットもたくさんあると思うんです。
でも、私はずっと女として見てもらいたいという意識があるし、恋愛感情みたいなものがゼロになっちゃうと嫌だなぁと思うので、それが原因じゃないにしても、リアルな出産シーンを見て彼がどう思うかがわからないから、立ち合いはしないほうを選択しました。

それは妊娠がわかってから決めたんですか？

出産って、本能で乗り越えることだろうから、その場に男として意識している旦那さんがいることで集中できなかったりするのも嫌だなぁと思ったり、いろいろ考えたんです。
最終的には、元々立ち合ってほしい気持ちがなかったのでそちらに決めました。

昔のように、待合室でオロオロ待っていてもらう感じが理想ですか？

もちろん駆けつけては欲しいと思ってるんですけど、仕事があった場合は断ってまで来なくていいとは思ってます。
男は仕事を一番にするべきだと思ってるので。

芸能界の仕事をしているからというのもあるんですけど、責任のない仕事なんてないし、出産のときにたまたま空いてるということはまずないと思うんです。
その日に仕事が入っていたら、ちゃんと仕事を片付けてから駆けつけてほしいなとは思いますね。
私、仕事に対しての考え方は男っぽいんです（笑）。

ご自身の仕事に対しての姿勢も厳しそうですね。

そうありたいと思っていますね。
もうすぐ6ヶ月になるところなんですけど、私4kg太っちゃったんですよ。

お腹だけではなくて、肩周りにもお肉がついちゃって。
普段と変わらない生活してるつもりなんですけど……。

自分の映っている写真を見ると顔も丸くなっちゃってて、「どうしよう！」って感じです。
でも、今はそのためにダイエットをしたりするときではないので、産後にしっかり体型を戻して、仕事に備えたいと考えています。

次回もお楽しみに。
取材、文・上原かほり　撮影・chiai

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