2025/01/30

＜意地悪？＞わが子がお友達から「あなたとは遊ばない」と言われたら……親が干渉してもいい？

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子どもは空気や他人の顔色をうかがったりせず、正直に行動するもの。それがときにお友達とのトラブルに繋がることもあります。先日ママスタコミュニティには小学校低学年のお子さんを持つママからこんな投稿がありました。

『わが子がお友達に「Aと遊ぶからあなたとは遊ばない」と言われているのを見たらどうする？　わが子になんて言う？』

投稿者さんの実体験なのかはわかりませんでしたが、今回のトピックは小学生のお子さんについての投稿でした。とくに小学校低学年くらいだと、お友達と遊ぶことが日常生活の大部分を占めているもの。そんななかでお友達から「ほかの子と遊ぶからあなたとは遊ばない」と言われたら大きなショックを受けるものですよね。そんな場面に遭遇したらわが子にどんな声がけをすべきなのでしょうか。ママたちから寄せられたコメントを紹介していきます。

「遊べない」と「遊ばない」で声がけは変わる

『そもそも約束していたか、していないかで話変わる』

『「遊べない」と「遊ばない」だと随分違う』

今回の投稿では「Aと遊ぶからあなたとは遊ばない」とわが子がお友達から言われた場面での問いです。これはもともとお友達とわが子が約束をしていたにもかかわらず、ほかのお友達と遊ぶことになったから断られたのか、わが子がお友達を遊びに誘ったものの、すでに先約があったために断られたのかという二つのシチュエーションが考えられますよね。「すでに約束があるから遊べない」と、「あなたとは遊びたくなくてほかの子と遊びたくなったから遊ばない」とでは大きく状況も異なり、親としての声がけも変わってくるという意見がありました。

「遊べない」なら仕方ないと伝える

『もう予定があったんだね。仕方ないねー。また違う日に遊べたらいいね』

『お友達にも約束やタイミングがあるから仕方ないよね、また遊べるといいね』

『しつこくしなかったことを褒める。お友達も都合があるしねって』

すでにほかのお友達と遊ぶ約束をしていたお友達に誘って断られたことを想定したママたちからは、仕方ない状況であることを説得したうえで、次また遊べることを伝えて励ますという意見がありました。また「断られてもしつこく誘わなかったことを褒めてあげる」というコメントも。「そういうときもある」と肯定してお子さんに寄り添うことで、ショックも和らいでいくかもしれませんね。

親は干渉しないほうがいい場面も

『うちの子はそう言われたら「じゃあ違う子誘おう」って感じ。自分が友達と約束してるときに違う子に誘われたら「みんな一緒に遊ぼう」って言ってるから、変なメンバーで遊んでることが多い。それはそれで元々約束してた子が嫌がらないか心配』

『4人くらいで遊ぶ約束してて、ほかの子が「私も一緒に遊びたい！」とか言うケースもよくあるわ。断ったら意地悪になるから一緒に遊ぶらしいけど「本当は約束してたメンバーで遊びたかった」っていうのもあるあるらしい。親が変に干渉したほうがややこしくなるから私は子どもに任せる』

『「そっかー、じゃあまた別の日に遊べたらいいね！」って言うだけ。わざわざ「みんなで遊べないなんて意地悪！」って子どもに刷り込むのも私は嫌なので。大人だって先約があったら断るんだからね、それと一緒』

今回の状況は「小学生あるあるだよね」と、わが子においてもママたちがよく経験してきていることのようです。もともとほかの子と遊びの約束をしているなかで、別のお友達から遊びの誘いを受けたり「私も一緒に混ざりたい」と言われたり。もともとの約束を果たすために、新たに誘ってきたお友達に断りを入れることは不自然ではないでしょう。また気にせず「じゃあみんなで一緒に遊ぼう」と輪に入れることで、もともと約束していたほかの子が嫌な思いをすることもある様子。大人でも先約があれば断ったり断られたりすることはありますよね。小学生もこうしたお友達との遊びを通して、断り方や誘い方、人間関係を学んでいくのでしょう。「親が干渉すると面倒になるから、見守って子どもに任せているよ」というコメントもありました。

悪く考えず前向きに話せばいい

『先に約束してしまっていることはよくあるし、そこに割って入ることが不可能な場合もあると教えればいいだけ。自分が逆の立場ならどうするかを話し合えばいいと思う』

『ほかに約束があるなら仕方ないけど毎回断られてるとか「今度遊ぼうね」の一言もなければ「ほかのお友達を誘ってみたら」って話す。お友達のことを悪者発言はしない。遊びたくないと向こうが思ってるなら次も誘ってこないと思う。去るもの追わずでいい。あまり一人に執着せずほかにお友達を作るチャンスだと前向きに考えればいいよ』

約束していたにもかかわらず、お友達がわが子ではなくAちゃんを優先して遊ぶことになったと想定しても、「そのお友達のことを悪く言わないようにする」としていたママもいました。「わが子と遊びたくないと思っているならそのお友達はもう誘ってこないだろうし、ほかのお友達を作るチャンスだと教えてあげる」とのコメントもあがっています。自分よりほかのお友達を優先されるのは、大人でも悲しい気分になるもの。しかし人間関係含めて物事は自分の思い通りにいくものではなく、人間は誰しも選り好みをするもの。一人のお友達に執着するのではなく、広い視野でいろいろなお友達と交友関係を広げることで、今回のような出来事も受け止められる強さや柔軟さを持てるようになるのではないでしょうか。「自分が逆の立場だったらどうするかを話し合う」、「お友達が別の子と先に約束していたり自分の先約が優先されずに誰かに割って入られたりすることもあると教える」といったコメントも。今回の件は小学生あるあるではありますが、わが子がショックを受けて悲しんでいるからこそ、人生経験の一つだと教えてあげられる大きなチャンスとしたいですよね。