<働く女はけしからん!?>怒鳴り散らす義父「女性見下すことで心の安定」義姉の指摘【第3話まんが】
前回からの続き。私(アヤ)は、夫のヨウヘイと保育園に通う息子との3人家族。正社員としてバリバリ働いています。義父は「女は家事育児に専念していろ」と、私に仕事を辞めるよう迫ってきます。言いなりになっているだけの夫にもいいかげんイラ立ち、私は会社に退職届を提出しました。私の収入がなくなって困るのは義父とヨウヘイです。ヨウヘイは慌てて義姉に実家の援助を求めたものの、義父に男女差別を受けて育てられた義姉はピシャリと断ってきたのでした。
家長の自分がいちばんエラくて、その次が長男。妻や娘や長男の嫁は、自分の命令に従う存在……。そんな考えにとらわれ続けている義父には、いいかげん現実を見てもらわないといけません。私は夫婦それぞれの実際の年収をぶちまけました。
義父は大声をはりあげます。「うちの長男だぞ。女よりも稼げないなんて、そんなことがあるものか!」ご自慢の長男を育てあげた自分のプライドまでへし折られ、少し混乱しているようです。するとふいに、義姉がリビングに入ってきました。
私の退職をめぐる話し合いになるかと思いきや、義姉の登場で思いがけない展開になりました。なにかと怒鳴り散らす義父の威圧的な態度は、義父自身の不安や自信のなさから来ているもの。そして義姉もどうやら同じように感じていたらしく……。義父に対してズバリ「女性を見下して心の安定を保っているだけ」と指摘してきました。
義姉は義姉で、ずっと義父に言いたいことがあったのかもしれません。思いがけない義姉の言葉に義父は何も答えられなくなり、義母は黙ってうつむいています。ヨウヘイはただ成り行きを見守るだけ……。その場にしばらく沈黙が流れたのでした。
【第4話】へ続く。(明日配信予定。ログインで1話先をお読みいただけます)
原案・ママスタコミュニティ 脚本・rollingdell 作画・りますけ 編集・井伊テレ子