<更年期は最強!?>「親権だけは譲れない!」子どもたちが選んだのは…パパ?ママ?【第2話まんが】
前回からの続き。アミカと僕(ユズル)は、結婚して9年目の夫婦。自称“プレ更年期”の妻曰く、ホルモンバランスの乱れが原因でイライラしてしまうことが多いんだとか。たまにならば暴言を吐かれるのも受け入れることができるけれど、毎日のようにちょっとしたことでケチをつけられては、こちらだって疲れてしまう。怒鳴り散らされる毎日に嫌気がさしていたとき、妻が僕にある提案をしてきた。それは「離婚」。今の僕にとっては願ったり叶ったりだけれど……?
この際だからと、僕は今までアミカに対して感じていたことを正直に話した。アミカは、僕の返事に少し驚いた様子だった。
子どもは2人いるから、1人ずつ……という手もあっただろう。しかし僕はなんとしても譲れなかった。もし子どもがアミカのほうについていったら、アミカのイライラが子どもに向かうかもしれない。そうなる事態はどうしても避けたかった。
いやな予感がした僕は、全力でその提案を拒否した。しかし「うるさい!」と、また大きな声を出すアミカ。思わず「そういうところだよ……」と言いたくなった。しかしその声に僕より先に反応したのは子どもたちだった。驚いて隣の部屋からリビングに来てしまったのだ。
アミカの提案を受けて、僕たちは結婚生活に幕を下ろすことになった。
離婚に向けていろいろなことがスムーズに決まっていくなか、最後まで決まらなかったのは親権のこと。どちらも「自分が子どもをひきとりたい」という気持ちは一緒だった。しかしアミカの怒鳴り声に耐えられなかった僕としては、子どもをそんな環境に置いていくことはできない。
結局子どもたち自身の意向により、2人とも僕がひきとるかたちになった。これからは3人で前向きに生きていこうと思う。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・motte 作画・〆川ズン子 編集・みやび