<全ワーママが通る道>子どもの体調不良が続いて仕事を休んでばかり。もう辞めたほうがいいの?
家庭と仕事の両立は本当に大変。特に働くママを悩ませるのは、子どもが発熱などで体調不良になり、仕事に行けなくなることではないでしょうか。ママスタコミュニティには「子どもの体調不良が続いて病みそう」というタイトルのこんな投稿が。投稿者さんは20代正社員で小学生と保育園児の3児の母。小さなお子さんたちを抱えながら正社員で働き続けてきましたが、お子さんの体調不良で有給休暇を使い切り、さらにお子さんの病気も見つかったことで仕事を続けられるかと悩んでいます。
『旦那も休んでくれることはありますが早朝に出勤するため、子どもが起きてから体調不良とわかるとほとんど私が休むことになります。仕事のたびに休む連絡もしんどいし、体調の悪い子どもに「なんで?」と怒ってしまいます。もう辞めたほうがいいのはわかるのですが、母からは「甘えている」「仕事の責任は?」と言われて迷ってしまいます。いっそ全部投げ出したら楽になれるのかな』
お子さんの体調不良時には投稿者さんが休むことが多く、会社に連絡することも億劫になっているそう。仕事を休むストレスから体調の悪いお子さんにイライラしてしまうことも綴られていました。しかし仕事を辞めようかと悩んでいたところ、実母から「仕事を辞めるなんて甘えている」と言われ、さらに悩みが深くなっている様子。そんな投稿者さんにママたちからはどのようなコメントが集まったのでしょうか。
子どもが小さいなら体調不良で休むのは当然。時短勤務に切り替えてみては?
『子どもが小さいうちは風邪で休むのはあるある。しかも病気が見つかったなら、正社員しながらは厳しいでしょう。思い切って末っ子が小学生になるまで時短とか一旦辞めるとかはどうなのかな?』
『子どもさん病気だしまだ小さい子がいるなら、時短のほうがいいと思うよ』
家庭と仕事の両立に悩んだことのあるママなら共感必至のこの投稿。投稿者さんと同じように、「正社員を続けたいけれどもう限界……」と感じたことのあるママも少なくないでしょう。今の仕事を辞めるか続けるかと悩んでいる投稿者さんですが、ママたちからは働き方を変えてみるというアドバイスが。たとえば正社員のキャリアは継続しつつも、時短勤務に切り替えるのは一つの選択肢ですよね。特に投稿者さんの場合、一番下のお子さんがまだ未就学児ですから、あと数年はこの状況が続く可能性があります。フルタイムではなく時短勤務にすることで、今よりも罪悪感なく早めに退社でき、子どものために時間を使うことができるのではないでしょうか。
実母からの言葉は無視でいい
『実母は正社員で病気持ちの子どもを抱えて仕事と家庭両立できていたのか知らないけど、当事者でもない人間の言うことは気にしないほうがいい』
『親に甘えているわけではないなら、好きに言わせておけばいいよ』
また実母の言動について、ママたちからは「無視していい」という心強いアドバイスがありました。実母が仕事と家庭の両立に悩む投稿者さんになぜそこまで厳しい目を向けるのかはわかりませんが、3人の幼子を抱えて正社員で働く投稿者さんの気持ちを100%理解できているわけではないでしょう。実母にお子さんのサポートや金銭的な援助をしてもらっているわけでもないのですから、実母にあれこれ口を出される筋合いもないはず。そのため投稿者さんも実母の言葉に揺らぐ必要はなし。お子さんにイライラをぶつけるのではなく、実母に文句を言うくらいの心積もりでいいのではないでしょうか。
いつか恩返しする気持ちで、今は会社に頼って!
『私は常に「お子さん優先で」と言われてきた。子どもが6歳になりほぼ休まなくなったので、小さい子どもを持つ他の人に同じように言ってあげられるようになった。「時短が申し訳ない」とは思わなくていい。保育園のお迎えがあったらフルで働いても残業はできないし、結局会社の人を残して帰るよね? だったら時短でも同じだよ。時短勤務は権利だし、使えるものは何でも使って正社員を続けたほうが絶対いいよ』
『支え合いが必要だから、今は職場に頭を下げて協力してもらっていいと思う。お子さんが大きくなったときに後輩に恩を返していけばいいのでは』
実際に子どもが小さいうちに体調不良が続いて仕事を休みがちだったママからは、「子どもが大きくなって休まなくなったら、同じように職場の人をサポートしてあげられるようになったよ」というコメントが寄せられました。このママは、かつての自分のように小さい子を持つ同僚に同じように声をかけているのだそう。このように「今は休むのは仕方ない。数年経って今の分を取り返そう」「会社に恩返する気持ちで、後輩にも同じように声をかけてあげよう」と思えば、投稿者さんも少しは罪悪感が消えていくのではないでしょうか。
やむを得ない事情で仕事を休むことも、時短勤務にすることも従業員の権利です。こうした制度を頼って正社員を続けた数年後に「辞めなくてよかった」と思う可能性もあるのではないでしょうか。また今の悩みを旦那さんと共有することで、投稿者さんが仕事を辞めたりパートなどに切り替えたりと新たな選択肢も見つかるかもしれません。1人で悩みを抱えることなく旦那さんと話してみて、投稿者さん一家にとって一番いい決断をしてほしいですね。
文・AKI 編集・有村実歩 イラスト・マメ美
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