バレンタインレシピ・3つの本格トリュフ
口当たりの良い生チョコを、パリッとしたチョコレートで
コーディングした出来たてトリュフの味わいは格別です。
チョコレートが一度溶けて固まるとできる白いシミを防ぎ、
チョコレートの色つやを良くするために必要な『テンパリング※』をマスターして、
本格トリュフを作ってみましょう!
材料 約16個分
生チョコ用
- チョコレート
- 100g
- 生クリーム
- 50g
コーティング用
- チョコレート
- 500g~1kg※
デコレーション用(お好み)
- ココア(無糖)
- 適量
- 粉砂糖
- 適量
- アーモンド(ロースト済)
- 適量
作り方
※コーティングチョコレートは量が少ないと温度管理が難しいため、最低500gは用意します。
※チョコレートのテンパリングには温度計が必要なため、ゴムベラに輪ゴムで温度計をくくりつけて使います。
1.<生チョコを作る>ボウルに刻んだチョコレートを入れて湯せんで溶かす。
2.鍋に生クリームを入れて中火にかけ、沸騰させる。
3.チョコレートに生クリームを3回に分けて加え、その都度泡だて器でゆっくりと丁寧に混ぜ、つやのある生チョコレートを作る。
4.型(タッパーウェアなど)に流して冷蔵庫で30分程度固め、ナイフで16等分にする。型にラップを敷いておくと楽に取り出せます。
5.一切れをラップに包み、手で丸める。
ラップを使わず手の平で丸める場合は、手を冷水につけて冷やしてからやると、チョコレートが溶けにくく丸めやすい。
6.<コーティング用チョコレートをテンパリングする>ボウルに刻んだチョコレートを入れて湯せんにかけ、ゴムベラでゆっくり混ぜながら溶かして50~55℃にする。
7.溶かしたチョコレートを氷水につけてゴムベラでゆっくり丁寧に混ぜながら27~29℃まで温度を落とす。
8.パレットナイフなどに少量のチョコレートをつけて室温におき、3分くらいで固まりはじめたらテンパリング成功。※なかなか固まらない場合は、更に温度を下げて再度チェックする。
9.再び湯せんにかけて30~32℃まで温める。
10.<チョコレートをコーティングする>丸めた生チョコをフォークの上にのせてテンパリングしたチョコレートの中に入れ、全体につけて余分なチョコレートを落とす。
11.バットやお皿の上にココアや粉砂糖、刻んだアーモンドなどを入れ、その上に10を落とし、チョコレートが固まる前に全体にまぶす。
ポイント
1.<テンパリング※について>テンパリングしたチョコレートと、ただ溶かしただけのチョコレートでコーディングするのでは、食感も色つやもかなり差がでます。
テンパリングしたチョコレートでコーディングすると、パリッとして、中の生チョコの口当たりの良さが強調され美味しくなりますが、溶かしただけのチョコレートでは、グニョッとした食感になってしまいます。
ぜひ、温度計を使ってテンパリングした、本格トリュフに挑戦してみてください。
テンパリングする時は、水気がチョコレートに入らないように注意しましょう。
2.チョコレートは製菓用のクーベルチュールチョコレートミルクを使用すると、美味しさは格別です。
3.好みのリキュールを加える場合はレシピの生チョコの分量に15g加えてください。
文・編集部