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<成績マウント?>他の子どもの優秀自慢がしんどくて。自分が妬んでいるせいですか?

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日常にあふれるママ同士の会話に、ネガティブな感情が渦巻いていることは、案外珍しくないかもしれません。マウント、虚栄心、あるいは劣等感に嫉妬心……。先日ママスタコミュニティに登場したこちらの相談、あなたはどのように考えますか?

『知り合いのママに会うと、子どもが学力テストでクラス1位になったことなどを報告される。「すごいね」と言うと、「大したことないのよ」って困惑顔で話すんだけど、だったらなぜ話すのか。うちの子は成績は普通だけど部活は頑張っていて、「そっちは?」と聞かれたから、大会で好成績だったと話せば薄い反応。昨日も「今の塾から進学塾に転入したいけど、紹介がないと……」っていう長話。しんどいと思ってしまうのは、妬んでいるから?』

知り合いのママとの会話に居心地の悪さを感じている投稿者さん。「しんどさ」の正体を突き止めたいと思い立ち、ママスタを訪れたようです。ママ同士の会話は、ママになればもれなくついてくると言っても過言ではないでしょうから、困惑した経験を持つママもきっと多いはず。経験豊富なママたちから寄せられた気になる意見を覗いていきます。

嫉妬ではなく、相手側に問題アリだから

「妬んでいるから?」との質問にまず、いくつかの視点から「NO」のジャッジを下したママがいました。

「自慢話」自体がしんどい?

『妬みではないような。誰だって自慢話は鬱陶しいものじゃない?』

自慢に聞こえる話には、相手の「すごいでしょ?」の本音が透けて見えるものですから、鬱陶しいだけでは? との声に多くのママが賛同しました。誇らしいことを口にしたくなる気持ちは分かりますが、多くの親子が心配しがちな成績の話題となると、安易に自慢げに話すのは、あまりいただけないようです。くわえて厄介なのが「大したことないのよ」という困惑顔かもしれません。「優秀自慢するならすごいでしょ? の感じがいい」とも残した投稿者さん。自慢されてイラっときて、その後謙遜されてイラっときて、という二重苦がありそうです……。

マウント感がしんどい?

あるママは話の陰に潜んでいるのかもしれない、こんな事態にも考えを巡らせます。

『妬みではなく、マウント取られている感じが不快だからじゃない?』

ママ友の子は成績優秀で、投稿者さんの子は平均的。ママ友がその事実を把握していたならば、マウントを取った可能性もゼロではないでしょう。もしそうであれば相手は投稿者さんに「うちの子の方が優れているんだぞ」というメッセージを暗に送っているわけですから、投稿者さんが居心地の悪さを感じるのは当然ですね。

相手が幼稚なせいでしんどい?

『大抵の人は自慢になることは言わないものだから、投稿者さんは「自慢できる人」認定されているのかも。相手が幼稚だからしんどいんじゃない?』

ほかにも「成績が上位の子の親に相談するなど、相手を選ぶべき」「子どもしか誇るものがなさそう」との声が届きます。先の話も加味し、自慢したりマウントを取ったりするママ友の姿を冷静な目で眺めると、自身の承認欲求を満たすのに必死で、話を聞いている相手の気持ちには鈍感であるように思えてきますね。するとたしかに内面的な幼さが目につき、付き合う身としてはしんどい……ということが起きるのでしょう。

受け手側のコンプレックスの可能性もアリ?

ママ友側の問題を考えた意見を覗いてきましたが、受け手である投稿者さんが抱えているかもしれない問題に言及するママも現れて? 可能性の話として、ご参考までにどうぞ。

『投稿者さんのコンプレックスを刺激された可能性も。心に余裕がないのかもね』

『無関係の相手なら「素晴らしいですね」となるから、少なからず意識しているのでは? 次元が違うと思うからこそ、純粋にすごいと思えるはず。妬んでいること、認めちゃえば? 楽になれるよ』

なるほど。自慢話を鬱陶しいと思う人は多いでしょうが、その不快感がしつこく付きまとう場合、受け手側にも改善の余地があるかもしれず……。心の内に強い劣等感を秘めているときは、ささいなことでも心は乱れがち。劣等感を見つめることは苦しみを伴う作業ですが、自分を知り、上手にコンプレックスと付き合うことは心の平穏に繋がりそうですね! このように受け手側の劣等感をイジワルに見るコメントがあった一方で、ある程度劣等感を受けとめる意見も届きます。

『でもさ、親はわが子とよその子を比べちゃうものじゃない? 子どもが可愛いからこそ、複雑な感情が生まれるよね』

たしかにわが子とよその子を比べて一喜一憂する親心は、わが子可愛さゆえでしょう。ある程度の嫉妬心や劣等感あるいは優越感は、本能的で致し方ないもののような気もしてきますね。心の中でうまく整理がつくようであれば、そこまで問題視する必要もないのでしょう。

もっとシンプルに?「長話と興味ナシの話、つまらないだけです」

さてここまでママたちは、相手のママの心理や投稿者さんの本音を読もうと、頭や心を駆使して今回の相談に向き合ってきましたが、「もっとシンプルでOK!」とでも言いたげな声も届いていますよ。

『自分が興味ないことの長話はしんどい。これに尽きる! 投稿者さんは真面目すぎるのかも』

『会話が楽しくないから、でいいんじゃない? 「○○くん、部活頑張ってるね!」とか、同じ熱量で返してくれればいいのにね。話してて楽しいママ友はこっちの話も聞いてくれるものだよ』

本来会話は互いにとって「気軽で楽しくあるべきものだ」と思うと、自分の直感を信じて、楽しいかどうかで考えるのもアリでしょう。理屈では説明できなくとも、誰にでも何となく波長が合わない相手はいるもの。挨拶など人間関係の基本的な礼儀を押さえておけば、あとは気楽な心持ちで流してしまってOKとの声は多く聞かれました。

『この場合「すごいね」に対する「大したことない」は「もっと褒めて」って意味だろうし、「そっちはどう?」は本当に聞きたいわけじゃなさそう。こっちも「そうなんだ~」とか「そろそろ行くわ」とか、適当な反応でいいのでは?』

ときにママたちを悩ませるママ友関係。たとえば今回のように気が乗らない話題では「そうなんだ~」を使い回すなど、パターン化した返答方法で対処するのも、ママ友関係を気楽に生き抜く術となり得るでしょう。あなたはママ友との会話にしんどさを覚えたとき、どんな風に身をかわしていますか?

文・みちはら宵子 編集・きなこ イラスト・善哉あん

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参考トピ (by ママスタコミュニティ
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