<急死した弟のスマホに……>「親だからこそ許せないッ!」もう戻れない関係に……涙【第6話まんが】
前回からの続き。私は30歳のナミカで、2年ほど前に結婚しました。実家には母が一人で暮らしています。私は3人きょうだいで、わが家の近所に姉(ミサト、34歳)の家族が住んでおり、弟(レン、28歳、独身)は隣県で一人暮らしをしていました。しかしその弟が少し前に交通事故で急逝してしまったのです。遺品整理のとき、母が弟のスマホの写真を見たいと言いだしたので、私と姉が止めたのですが、母は弟のスマホを開けてしまいます。すると、女性との写真や、LINEがたくさん出てきて母は発狂状態に。しかも弟の彼女を侮辱する言動を止めようとした私に、「レンの代わりに亡くなればよかったのに」と言ってきたのです。
なんとかレンの彼女だったユメさんとつながることができました。ユメさんは、母のアカウントをブロックしていました。つまり母は、来るはずのない返信のために、届かないメッセージを送り続けているのです。
そして彼女には、私と姉の連名で謝罪し、何かあったら私たちに連絡するように伝えました。
母から言われた言葉は、この一言の謝罪メッセージで終わらせられない内容だと思ったし、何よりしばらく母とは会いたくないです。
聞けば、姉は何年も前に母を見限ったようでしたし、弟も然りだったようです。
これまでも、母の言動には何度も疑問を感じることがありました。わが子を亡くしたショックで母がおかしくなったと思っていたけど……もう母のそばにいてあげることは、私もできなさそうです。
弟が亡くなるだけでもとてつもない悲しみなのに、母に心をえぐるような発言をされ、なかなかしんどい状況です。
母がツラいのはわかります。
だからと言って、ツラさを振りかざして何をしてもいい、言ってもいいとはならないはずです。
いつか母もそのことに気づいてくれるといいなと思います。
本当は残された家族で手を取り合いながら、弟の死を乗り越えたかったけど、いまは叶いそうにありません。
弟の笑顔や弟との思い出を振り返りながら、弟の死を偲び続けたいと思っています。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・rollingdell 作画・よしはな 編集・石井弥沙