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防災グッズの詰め替えは年4回、季節ごとに確認を!

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防災グッズの中の洋服やおむつは、今の子どものサイズに合っている?

昨夜、熊本で発生した震度7の地震を聞き、非常持ち出し袋の確認を点検されているご家庭も多いのではないでしょうか。そこで確認していただきたいのが、荷物の中身。

もし、今地震が来て避難した場合、荷物の中のものはちゃんと使えますか? 子どものオムツのサイズや洋服、靴下のサイズは合っていますか? 現在はBIGサイズのおむつを使っているのに、Mサイズが入っていたなんてことはないですか? 粉ミルクの消費期限は過ぎていませんか? 持っていくおもちゃは今の子どもの年齢にあったものですか? 1歳になるのに「赤ちゃんの時のガラガラしか入っていなかった!」なんてことはないですか?
今一度、荷物を全部出して、今すぐ使えるものかどうかを確認しましょう。

衣替えのタイミングでサイズ、季節性を点検

防災グッズは1回用意すると、次の点検までに間が空いてしまうことも。洋服やおむつのサイズが頻繁にかわる乳幼児期のお子さんをお持ちの方は、年4回、衣替えの時期に一緒に中身を点検しましょう。
中に入れる洋服は、一度入れてしまうとその時期は着ない可能性があるので、おさがりでもらった服やあまり着ない服を入れておくことをオススメします。衣替えの時に点検することで、サイズもちょうどよく、春夏秋冬それぞれの季節にあった洋服を用意することができます。

写真や動画はメディアに、思い出の数枚は紙焼きで保存

忘れてはいけないのが、写真の存在。できればアルバムごと持って行きたいところですが、持ち物は最小限にしないと子どもを連れての移動時に大変です。
そこで写真は、すべてメディアに保存しておくこと。スマホやデジカメなどにあるデータをフラッシュメモリーやDVDなど1つのメディアにコピーし、ハンドタオルなどで包み、ジップロックなどに入れて防災グッズの中に入れておきましょう。これも防災グッズの点検と同じ時、4カ月ごとに写真をデータに保存しておくことをオススメします。
ただし、メディアが水に浸かって使えなくなってしまったり、壊れてしまうこともあるので、お気に入りの数枚は紙焼きで保存しておきましょう。

子どものお絵かき、トロフィーなども写真に撮って保存

子供が一生懸命描いた絵や工作、表彰状、トロフィー、お気に入りの服や靴、おもちゃ、小物なども日ごろから写真に撮ってデータとして残しておくと、いざという時にいさぎよく逃げられます。「あれも持って行きたい。これも必要」ではなく「思い出の品は持っていけないけど写真で撮ってあるから大丈夫」と思えれば、すぐに外に飛び出せます。
年4回。いざという時にすぐに逃げ出せるように、防災グッズの中身をチェックすることをお忘れなく!

文・長瀬由利子

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