「かわいい」「使える」が満載!モデル・鈴木えみさん発の育児マガジンが話題です!
2013年の第一子出産後も、ファッション誌やビューティ誌などを中心にモデルとして活躍している鈴木えみさん。20〜30代の女性を中心に圧倒的な人気を誇る彼女が編集長を務めるのが、デジタルマガジン「s’eee(シー)」。その第5号である「s’eee MAMA&BABY(シー ママ アンド ベビー)」は、タイトルからもわかるようにえみさんの出産・子育てをテーマにした内容です。2014年9月に発売されたその「s’eee MAMA&BABY」が、ついに書籍となって登場!
都内で行われた『s’eee MAMA&BABY』のサイン会イベントにお邪魔してきました。
ラブコールに応え、人気のデジタルマガジンを書籍化
「HYKE(ハイク)」のワンピースをスラリと着こなして登場した、鈴木えみさん。ほっそりした手脚に愛らしい顔立ちは、まるでお人形さんのよう! とても2歳のお子さんがいるようには見えません。
「1年以上前にデジタルアプリとして作ったものを今回”紙”にしたんですけど、やっぱり写真は紙で見るとよいなって思いました」と、えみさん。
とくにえみさんと同じママ読者から「やっぱり本で読みたい」「デジタルだと見られない」と書籍化を望む声が多く届き、今回の刊行に至ったのだそう。もちろん内容は「今」に合わせて、8割以上アップデート。妊娠やマタニティライフについて、子育てについてえみさんの「ありのまま」が撮りおろし写真と共に掲載されています。
デジタルで発売されたとき、読者から寄せられた反応にはご自身も励まされたそうで「断乳のことだったり,子どもが産まれてからの旦那さんとのつきあい方とか。そういう部分も本当にリアルに、包み隠さず書いているので『自分だけがつらいと思っていたけどえみちゃんも頑張っているんだなって思ったら、気持ちがラクになりました』とか。そういう声をいただくと、作ってよかったなと思います」。
とくにお気に入りのページは「家族で行きたいおでかけスポット」だそうで、屋内編、公園編などカテゴリーを分け自ら200以上もリストアップ! さらに厳選した場所だけを掲載しているのだそう。「私的に一番地味な努力が、記憶に残っています(笑)」のだとか。
紹介しているグッズも8割以上がご自宅で実際に使用しているものだそうで、感度の高い彼女ならではの「これ、いい!」はかなりの説得力がありますね。もちろんママたちが気になって仕方ない、ファッション写真も満載! とくにキッズと合わせたママスタイルは、大いに参考になりそうです。
「母親になったからといって服装が変わることもなかったんですが…がっつり公園に行くぞ!という日はさすがに洗える服を着ますが。洗えばいいかな?と思って、白も着ます。あ、ただポニーテールの回数は増えたかな」と、えみさん。
「イヤイヤ期」なんて気にしない?! 子育ても自然体で
1月から保育園に行き始めたという娘さんのことに話題が及ぶと、途端に柔らかな表情に。「やっぱりママなんだなぁ」と再認識した瞬間です。2歳という年齢は「魔のイヤイヤ期」ともいわれる頃ですが、なんと、あまり困った経験がないのだそう。
「産まれてすぐから主張が強いほうなので、私自身はイヤイヤ期という感覚がなくて。まわりには『けっこう前から入っている』と言われるんですが、私的にはそういうふうには感じていないというか。説明すれば理解してくれるし、何をしても『ダメ』とは言わないので助かっています」。なるほど、たしかに考え方一つで「大丈夫!」と思えることも多いですよね。
書籍の表紙は母娘が揃って「s’eee(シー)」ポーズをした、なんともキュートな1枚です。娘さんの横顔がばっちり写っているようにも思えますが…?
「顔を出しているつもりはないんですよ。みなさんそうだと思うんですけど本当に我が子が一番かわいいので、出してやりたい気持ちと自分でいろいろ決められるようになるまではプライバシーを守らなきゃな、という思いもあって。いつもギリギリかな?ってところで止めているつもりなんです。正面顔はスタンプを押したりしているんですけど、表紙は押さないほうが写真としてはよいので…横顔なんですが…ギリギリアウトかな?という写真になってしまいました」と、苦笑い。
わが子の写真をSNSに掲載したい気持ちと、出したくない気持ち…ふたつの想いに揺れ動くママ心、思わず共感してしまいますね。
「家族で過ごす時間を第一優先で」と話すえみさんは、今後も今と同じくらいのペースでお仕事を続けることが理想だそう。
「この『s’eee(シー)』もそうですが、これからは自分から発信する場所を作っていきたいです」と、さらに期待したくなるコメントを残してくれました。
『s’eee MAMA&BABY(シー ママ アンド ベビー)』(集英社)
2016年1月26日発売 定価:1,600円(+税)
文・編集部