<夢か奇跡か>亡くなったはずの友人から着信。不思議な体験したことありますか?
大切なあの人が亡くなってしまい、いつしかそんな「今」が当たり前になりつつあるとき。ふと「声が聞きたいな」「話したいな」なんて思ったことはありませんか? 今回は不思議だけれど、ちょっぴり切ないこんな投稿をご紹介します。
『さっき、昨年亡くなった友人の番号から着信がありました。嘘のようだけど本当の話です』
ママスタコミュニティに投稿してくれた投稿者さんは、深夜の3時すぎ、昨年亡くなっていた友人からの着信があり、驚きます。ご友人の親族の方が何か緊急の用事があってかけてきたのかと思い、電話に出てみる投稿者さん。すると……
『亡くなった友人本人の声で「もしもーし? もしもし?」と聞こえてきました。びっくりして「○○(友人の名前)なの!? 今どこにいるの!?」と聞いたけど無音で、「○○なの? 聞こえる?」ともう一度聞いたら「うん。聞こえてるよ。明後日の約束だけど、1時間くらい遅れると思うんだ……」とはっきり聞こえました。私が話そうとしたらそこで通話が切れて、私からかけ直してもずっと通話中になっていてつながりません』
なんと亡くなったご友人からの電話に、驚きを隠せない投稿者さん。そのまま話を続けようと思ったら、そこで通話が途切れ、その後何度かけ直しても通話中になってつながらなかったのだそう。「なにが起こったの?」と疑問を隠せない投稿者さん。果たして、これはいったいどういうことなのでしょうか……?
「亡くなった人からの電話」実は体験済のママも多かった
投稿者さんの投稿を受け、「そんなはずはない」「夢だよ」というコメントも多く集まりました。一方で「分かる」「私も経験した」という、投稿者さんと同じ経験をしたことがあるママたちのコメントがたくさん寄せられます。
『私は信じるよ。私も実父が他界して2日後に電話がきたから。実家にいて、実父の携帯には誰も触れていないはずなのに。出たけど私の場合は通話できなかった。出たら切れてた』
『私は元カレが亡くなった日の夕方に着信あったよ。亡くなったことも知らされてなくて何も知らなかったから普通にバイトしてて出られなかった。元カレのお母さんに聞いたら翌朝まで携帯は本人の荷物のなかだったから誰もかけてないって言ってた』
『私も亡くなった旦那から四十九日に電話きたよ。出られなかったけど。いつも帰るよーって電話してくれる人だから着いたよって電話だと思ってる。もう新しい方が使ってるならまた電話かかってきても出ない方がいいのかな』
「そんなことあるわけない」そう思いつつも、こんなにもたくさんのママたちが「亡くなった方からの電話」を体験したことがあったのです! 「絶対に気のせいだ」という感想が聞こえてきそうですが、世のなかにはまだまだ解明されることのない不思議なことが起こっているのかもしれません。「死」という二度と現世へ戻ることができない現実は、一度経験してしまうとその「経験談」を語ることは難しくなります。死の向こう側にある世界が未知であるように、ふとした瞬間に引き寄せられた奇跡があってもおかしくはないのかもしれません。
『うちも義母が亡くなったとき、義母の一番の友人宛に空メールが届いたらしく驚いたよ』
伝えたい想いはあるけれど、文字に起こすことができなかった。だからせめてその「気持ち」だけでも届けたい。亡くなってもまだなお、伝えたい想いがある……そんなことを実感させられるコメントです。
『海外でもある話らしいしね。葬儀の最中に会場の電話にかけてきた話もどっかで見たよ』
日本だけではなく、海外でも亡くなった方からの電話というものはたまにある話なのだそうですね。亡くなったあとでもまだ、この世でやり残したこと、伝え残したことが「奇跡」となって実現した証でしょうか。
亡くなった友人からの電話。その真相は?
投稿者さんはその後、何度か着信履歴に残っている友人の電話番号にかけてみますが、その後はつながることはなかったのだそう。すると、再び友人の電話番号からかかってきて……?
『先ほど再び友人の番号から電話があり出たところ、全く知らない方からでした。昨年末に契約した番号なのだそう』
電話をかけてきてくれた方は、友人が亡くなったあとに解約された番号を新規で取得した方でした。深夜の時間帯に何度も投稿者さんの番号から着信履歴があったため、ただごとではないと連絡をくれたのようです。
『ちなみに電話をくれた方は一人暮らしで、昨夜はスマホをベッドサイドの充電器に置いて寝たから、誰かがいたずらでかけたということもないという話です』
現在の電話主さんは、投稿者さんが亡くなった友人から電話を受けた時間帯、ベッドサイドにスマホを充電した状態で置いて寝ていました。電話主さんや他の人が投稿者さんに電話をかけた可能性は低くなると同時に、ますます投稿者さんにかかってきた電話の謎は深まります。
喧嘩別れしてしまった投稿者さんと友人
そもそも、亡くなってしまった友人は投稿者さんに何か伝えたいことがあったのでしょうか。
『実は、友人とは最後、私から喧嘩別れっぽい感じで疎遠気味だったんです。だから、亡くなったときにもちゃんと向き合って話していれば良かったと後悔しました』
投稿者さんと友人は、友人が投稿者さんの旦那さんへ好意を寄せていたところから喧嘩になり、疎遠になってしまっていたのだそう。その後、人づてに友人が亡くなったことを聞いた投稿者さん。そのときに、もっとしっかり友人と話しておけばよかったと後悔したこともあったのだそう。
『確かに友人からは「会って話したい」と言われていました。その気持ちで連絡してきたのかな……』
喧嘩別れをしてから、友人からの連絡には一切向き合ってこなかった投稿者さん。投稿者さん自身も、心のどこかで友人のことをずっと気にしていたのかもしれません。
『私たち夫婦は友人の葬儀にもお墓参りにも行っていませんでした。少し遠方なので時間を作って、お墓参りに行こうと思います』
友人が亡くなってから、何も動くことはしてこなかった投稿者さん。今回のことをキッカケに、近々友人のお墓参りに行こうと決心したのだそう。
実際に投稿者さんの携帯に友人から電話があったことが「事実」なのか、それとも投稿者さんの心の奥底にあった友人へ対する後悔が夢となって出てきたのかは分かりません。けれど、ママスタコミュニティに投稿をしてくれたことで同じ経験をしたことがあるママたちのコメントを読んでいると、あながち「夢」で片づけるのも違うのかな……という気もします。
『あの世とこの世の接点があるなんて、大切な人を亡くした立場では夢のある話に思えてしまうね』
人は亡くなってしまったら、二度と会うことも声を聞くこともできません。けれどもし奇跡に巡り合えるとしたら。勘違いでもいいからもう一度亡くなってしまったあの人の声が聞きたいな……そんな夢を持つのも、悪くないかもしれないと思った投稿でした。
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- 亡くなった友人からの電話