<介護費用うちだけ?>実母が倒れて施設費に月30万円。でも兄から「うちは出せない」と丸投げされた

子育てがひと段落し、「これから少しずつ自分の時間を楽しめそう」と思っていた矢先、思いもよらないタイミングで訪れる親の病や介護の問題に、心が追いつかなくなってしまうことってありますよね。今回の投稿者さんも親の介護問題が浮上して、パニックになっているようです。
『子どもの学費に目途が立ち始めた矢先、親の介護費が必要になりました』
投稿者さん夫婦は40代後半。下の子の大学進学で肩の荷が下りかけた矢先、ひとり暮らしの実母が肺炎で緊急入院し、さらに認知症を発症、自立生活が困難になってしまいました。お母さんの収入である月15万円に対して施設は月30万円ほどかかるとのことで、投稿者さんは頭を悩ませている様子です。旦那さんは「大変だけど仕方ないよ」と金銭的な負担を承諾してくれているのだそうです。ところが遠方のお兄さんは「うちは出せない」と費用負担を拒否。投稿者さんに丸投げしている状態です。これまでもお母さんの病院の付き添いや世話をひとりで担ってきた投稿者さんは、自分たちばかりが体力的・経済的負担を負うことに強い不公平感を抱き、今後の進め方に深く悩んでいると話してくれました。
突然の介護は、不安でいっぱいになるよね
不安な気持ちを話した投稿者さんに、ママたちからは力づけるような声が寄せられました。
『介護問題は予測していても突然来るからね。近くの高い施設ではなく遠方のなるべく安価な施設を探す。それか投稿者さんも「面倒を見られません」って行政に丸投げ。まあでもそれができれば悩まないよね』
『腹積もりはあっても、現実になると疲弊するよ。「こんなつもりじゃなかったのに」って。でも結局何とかなるんだよ。自分や自分の家族を犠牲にしてまで親の面倒を見るのは自己満足でしかないと思う。冷たいと思うかもしれないけど。今は大変だと思うけど、必ず収まるところに収まるから大丈夫だよ』
介護問題は難しいもの。どれほど日頃から頭の片隅で考えていたとしても、いざ現実として目の前に突きつけられると、誰しも慌ててしまうものでしょう。しかし「もう少し早く動き出していれば」と過去を振り返って自分を責める必要はないはずです。子どもたちの成長を見守り、自分の暮らしを整えるだけで手いっぱいだったのは当然のこと。まずはママたちの言う通り、「びっくりして当然」「戸惑って当たり前」と考えてみましょう。少し落ち着くことで次の行動に移る力が湧いてくるかもしれません。
不公平感はひとまず置いて、お金の問題を
感情を整理した後は、具体的にどう動くべきなのでしょうか?
『酷だけど「自分は嫁に行った立場」「これまでも母の病院への付き添いや食事に連れ出すこと、入院すればその世話などをすべてやってきた」「そのうえ施設費用までうちが兄より多く払うことになるのは不公平だ」って気持ちは一度捨て去ったほうがいいと思う』
『余計な仏心をもたないほうが投稿者さんの心が守れるよ。何をするにもお金がかかるから、自腹を切ったりせず、おむつや防臭袋ひとつでも必ず記録はつけて領収書は保存ね。絶対に泣き寝入りしないで。施設も探せばいいとこあるよ』
これまでお母さんに寄り添ってきた時間が長ければ長いほど、「どうしてきょうだい間で自分ばかりが負担を背負うの?」「遠くのきょうだいは他人事でいいの?」というモヤモヤが募ってしまうのは、負担が多い側としては当たり前のことでしょう。ご自身の家庭やパートナーの負担を心配するからこそ、悩みも深くなりがちですよね。
しかし大切なエネルギーを感情のぶつけ合いにばかり使ってしまうと、心も体も擦り切れてしまいかねません。一度そのモヤモヤを横に置いて、「費用は基本的に親の資産や年金の範囲で賄う」「かかった経費はノートや領収書で記録しておく」などのルールをつくってみるのはどうでしょうか。感情ではなく仕組みとして割り切ることで、後々自分を守ってくれるかもしれません。
自分たちだけで解決しないこと
『ケアマネに相談して、利用できる制度をすべて教えてもらって』
『介護は頑張らないほうがいいと思いますよ。絶対に無理しないって気持ちで、そのうえでお母さんの生活を整えていったらいいと思います。最初から自宅介護を頑張ろうってちょっとでも無理してしまうと、実際はそれ以上にしんどいことが積み重なっていきます』
『親の介護にかける費用は極力抑えて。親の年金で賄える範囲の介護で生きてもらおう。子どもの教育資金や、あなたたち夫婦の老後資金に手をつけるのだけは避けて』
介護に向き合ううえで、優先すべきものがあるとしたら「自分たちの生活」や「子どもたちの未来」です。自分たちの老後資金や子どもの教育費を削ってまで介護をすべて背負い込むことは避けるべきだ、とママたちは主張しました。まずは地域包括支援センターや病院のソーシャルワーカーさんなど、プロや制度に頼ることを考えてみましょう。介護の現場には頼れる相手がいます。「抱え込まずに外部の手を借りる」という選択は、お互いが長く穏やかに過ごすための知恵なのかもしれませんね。
介護はある日突然、私たちの前にやってきます。しかしママたちが言う通り、自分を犠牲にしてまで完璧を目指す必要はありません。大切なのは「すべてを自分ひとりだけで背負わない」と決めること。そして頼れる制度やプロの力を借りながら、無理のない範囲でそっと手を差し伸べることです。まずはあなた自身の暮らしと心を大切にすること。それこそが巡り巡って家族みんなを安心で包み込む、優しい選択になるのではないでしょうか。
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