＜孫を養子に？＞「2人いるなら1人ほしい」「老後に備えたい」母から驚きの相談とは【第1話まんが】

これは数年前の話です。私は30代の専業主婦、ミカ。3歳の長男アオイと、1歳の次男ミナトのママです。1歳年上の会社員・テツヤと家族4人で暮らしています。私の実家は同じ町内にあるので、「実家が近いとお母さんに甘えられていいね、育児手伝ってもらえるでしょう？」とよく言われますが……。それはわが家の場合、当てはまりません。

私の母はよくわが家にフラリと遊びにきます。子どもたちをとても可愛がってくれますが、とくに育児を手伝ってくれるというわけではなく、完全にお客さんポジションでやって来るのです。
母は昔から強烈な性格で、とくに私に対しては当たりがキツい……。だけど私はそんな母に、できるだけ従おうとがんばってきました。「母の言うことを聞くいい子」といえば聞こえがいいですが……要するにコントロールされていただけだと、最近になってようやく気づきはじめました。

母はアオイとミナトを見比べながら、ふいにこんなことを言い出しました。
母：どっちか養子にくれない？
一瞬、何を言われているのかわからず、私は思わず思考が停止してしまいます。

ナオキは35歳になる私の弟です。ごく普通の会社員で、独身。今も実家で暮らしています。私の父はすでに他界しているので、母とナオキは2人暮らし。
きっと母がただ思いついたことを何の考えもなしに口にしただけなんだと思い、私はそれ以上深く追求しませんでした。

【第2話】へ続く。
原案・ママスタコミュニティ　脚本・大島さくら　作画・林檎りん　編集・荻野実紀子

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