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<年賀状はマウント合戦?>子どもの写真を載せる?控える?わが家が選んだ方法は……【後編まんが】

前回からの続き。まだ独身だった30代前半の頃、私は「結婚しました」「出産しました」「子どもが幼稚園に入園しました」などの幸せそうな写真付き年賀状が何よりも苦手でした。友達は人生を順調に歩んでいるのに……とお正月早々激しい劣等感に襲われて落ち込んでいたのです。
【後編】年賀状でマウンティング
結局今年のお正月まで、わが家の年賀状はずっとユイカの写真入りでした。「自分の幸せをわざとひけらかすなんて」と思っていても、年賀状を作る時期になるとどうしても自己顕示欲が抑えきれず……その年に一番可愛く撮れた写真を載せてしまうのでした。

しかし娘ももう6歳になり、次はどうしたものかと悩みはじめました。写真付きの方が両親や親戚のみなさんは喜んでくれるはず。でも友達はそもそも私の子どもに興味なんてないだろうし……。だからといって写真ありなしの2パターン作るのは面倒すぎるし。そもそも年賀状ひとつでこんなに悩むなんて時間のムダ? そこまで深く考える必要ないのかな? あれこれ悩んでいると娘に声をかけられました。
【後編】年賀状でマウンティング
たしかに私の友達が年賀状で近況を知りたいのは、娘ではなく私だと思います。子どもの近況報告もいいけれど、本人が元気かどうかを知りたい。写真を通してでもいいので顔を見たい。そんなシンプルなことを娘に言われるまで忘れていました。

【後編】年賀状でマウンティング
こうしてわが家の年賀状には今年も写真が載りました。元日には友人たちからの年賀状も届きました。
近年は年賀状じまいをした友人もいますし、昔に比べて枚数がずいぶん減ってきました。それでもやっぱり長年の友達からもらうと嬉しいもの。もう何年も会っていないけれど、こうして私のことを覚えていてくれるんだなと思うと胸が温かくなります。「今度お茶しようね!」という一言がきっかけで、久々に連絡を取り合って会う約束をした友人もいます。やっぱり年賀状っていいものだなと思ったのでした。

原案・ママスタコミュニティ 脚本・大島さくら 作画・なかやまねこ 編集・井伊テレ子

※この漫画はママスタコミュニティに寄せられた体験談やご意見を元に作成しています。

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