<子どもの叱り方に悩む>「子どもにうるさく言いすぎですか?」3:ガーベラママのお悩み
「子育てには正解はない」って言われるけれど本当にそうよね。情報はたくさんあっても、なかなか具体的なヒントが手に入らない。だけどママのキャラクターによって悩みやすい傾向はあると思うし、子どもとのコミュニケーションのヒントも見えてくる。同じキャラクターのママのお悩みがヒントになるかもしれないと思って、ママたちのリアルなお悩みにお答えしていくことにしたわ。
あなたはどのキャラクター? 生年月日さえあればすぐに結果がわかるわ。まだ自分のキャラクターを知らない人は、ぜひ「ガーデンキャラ分析」をやってみてちょうだいね。
「子どもにうるさく言いすぎですか?」しかも言い方がケンカっぽくて……
今日のご相談は「3:ガーベラママ」のAさん。さっそくお悩みを聞いてみることにしましょ。
『細かいことが気になって、つい子どもにうるさく言ってしまいます。「食べ方が汚い」とか「片付けてから次のおもちゃで遊んで」とか、「宿題してから遊びに行って」とか……。後で考えると、「子どもなんだから仕方ないなー」と思うのですが……』
ガーベラママって喜怒哀楽がわかりやすいタイプなのよね。相手が大人だろうが子どもだろうが、自分の感情に対していつも素直。だからイラッと来たら怒らずにはいられないし、思ったことが口を突いて出ちゃう。そのスピードは12種類のキャラクターの中でもピカイチよ。自分の中に溜めておけないの。
お悩みはまだ続きがあって……。
『私は注意したり叱ったりしているつもりですが、旦那にはいつも「ケンカするな」と言われます。なぜか周りからは、ケンカをしているように聞こえるらしいんです……。子どもも言い返してくるからなのか、それとも子どもと対等になってしまってるからなのか……』
大人っぽいママ、子どもっぽいママ
旦那さんの一言、なかなか核心を突いているわね(笑)。喜怒哀楽がわかりやすくて、しかも子どもと対等な立場で注意している……となると、「子どもとケンカしているように見える」という旦那さんの感覚も、あながち間違いではないと思うわ。ガーベラママはどちらかというと子どもっぽいママかもしれない。
でも誤解しないでね。「大人っぽい or 子どもっぽい」という表現をすると、どうしても「大人っぽいママがいい」「子どもっぽいママはダメ」と考えてしまいがち。だけど私が言いたいのはそういうことじゃないの。子どもっぽいってことは、自由奔放で柔軟性が高いってことだし、お子さんたちと同じ目線に立って、いろんなことを楽しめるセンスを持っているってことよ。
ちなみに「大人っぽいママ」も、種類は違えど大人っぽいママなりの悩みを抱えていると思うわよ。
純真無垢で柔軟性が高いママが抱えやすい悩み
純粋無垢なところがガーベラママの魅力のひとつなのだけど、だからこその悩みも生まれやすい。世間一般でよくいわれる「ママ像」に、自分は当てはまらないんじゃないかと感じやすいところがあるの。感情に任せてうるさく言う自分がイヤ、そんなのママらしくない、冷静な大人らしい言葉かけをして優しく子どもを育てたい、なんてね。
当てはまらないと感じてしまうから、すごく頑張って「ママらしく」あろうとする。けれど周りから「ママらしく」を求められるとテンションが下がってしまう。何より「こんなママでいなければ!」という理想を盾に、自分で自分をがんじ絡めにしてしまいやすいの。
でも……。「ママらしく」という言葉自体、なんだかおかしいわよね。どのママも、子育てが始まる時点で「ママ」になるのに。「ママらしい」も「ママらしくない」もないと思う。私自身も「ママらしく」あろうと頑張っていた時期が長かったから、Aさんの気持ちすごくわかるわ。
不自由な「ママらしさ」を超えた先に、子育ての楽しさがあるはず
Aさんが感じている不自由さや窮屈さは悪いことじゃないと思う。そういう経験を通して、より自由になろうとしているんじゃないかしら。そこから世間一般の「ママ像」を超えて、自分なりの子育てスタイルを見出していけると思うの。
Aさんはどんなママでいたい? どんな風に子どもたちと過ごしたい?
これまで良しとしてきたものとは違うかもしれないけれど、その問いの先にAさんオリジナルの「ママ像」が見えてくるはずよ。「でも私がしっかりしていないと、子どもたちがちゃんと育たないかも……」そんな不安が出てくるときもあると思うけど大丈夫! ママに言い返したり、ママと対等にやりあえるお子さんなのよね? すでにしっかり育っているじゃない。
ガーベラママは子育て上手だし、何より子育てを楽しめるママよ。「子どもを育てなきゃ」という意気込みを少し解放して、「どうやって子どもと楽しもうかな」という視点で考えてみるのもいいんじゃないかしら。
ガーデンキャラ分析とは
「ガーデンキャラ分析」は生まれ持った性質を、花やハーブに例えて分析したもの。植物にそれぞれ適した土壌があり、適した育て方があるように、それを知らずにやみくもに育てても、なかなかうまく育たないもの。子育てだって、きっと同じ。育児本や育児雑誌どおりにいかないのは、ひとりひとりのママに自分らしい子育てスタイルがあって、ひとりひとりの子どもにその子らしい育ち方や成長スピードがあるから。「うちの子は成長が遅いな」「私は、なかなかママらしいママになれないな」そう悩むこともあっても、単純に開花のタイミングが違うだけのことかも。
……と、そうは言っても「じゃあ、どうやって子育てすればいいの?」と不安になってしまうとき。ヒントにしてほしいのがガーデンキャラ分析。生年月日を入力して、数字で自分のキャラクターをチェック! 「私ってどんなキャラ?」「うちの子はどんなキャラ?」子育てのひとつのヒントとして、ぜひ活用してね。
文・マダムなつ
あなたはどのキャラクターだった? ガーデンキャラ分析の感想、ぜひ聞かせてちょうだい。待ってるわ。マダムなつ
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詳しい計算方法は動画でも公開中!