＜美人は幸せになれないの？＞亡くなった親友が最期に残したメッセージ【中編】【まんが】

前回からの続き。私には幼なじみのサユリがいます。サユリは昔から誰もが認める美人でした。
相手から熱烈に求婚されて結婚しても、浮気されてしまったのです。その後二度目の結婚をするものの、またもや浮気。離婚の後、サユリの様子がおかしくなっていきました。

この日はなんとなく後味が悪く終わりました。その後、お互い連絡を取らずに月日が経ち……。

数年後に久しぶりに電話がありましたが、サユリは呂律が回っておらず、言っている言葉がよく聞き取れません。「だって誰も話聞いてくれないから」と電話の向こうでサユリは泣きます。明らかにおかしい……。そう思った私はサユリに会うことにしました。

サユリは変わり果て、スリムだったプロポーションは見る影もなく肥満体型に。髪はボサボサ。化粧もせずに肌はあれ、目も虚ろです。聞けば私と連絡をとっていない数年の間にまた再婚して離婚したとのこと。お医者さんの判断で何度か精神科に入院もしたと言います。

その日以来、私はできるだけサユリと連絡をとるようにしました。私が支えてあげたいから……。

後編へ続く。
脚本・rollingdell　作画・なかやまねこ　編集・井伊テレ子

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