子どもは可愛い!でも独身に戻りたいときも……大先輩からの言葉が沁みわたる #産後カルタ
ママにとって子どもを持つ幸せはおそらく何物にも代えがたいものでしょう。子どもはママやパパに”無償の愛”を注いでくれます。子どもがママを求めてくれるからこそ、ママは子どものお世話に粉骨砕身できるのかもしれません。ただ子どものお世話を1日中、365日やっていると、ママだって疲れてしまうでしょう。時々、独身で自由に時間を使うことができた過去に戻りたい、と感じるママもいるのではないでしょうか。
『子どもはめちゃめちゃ可愛い。結婚してなきゃこんな可愛い子どもはいなかったと思うと本当に結婚して良かった。本当に子どもはいとおしい。でも独身時代のあの自由な生活をもう一度したい! 1日だけ戻ってみたい』
分かるよその気持ち!独身時代に戻りたいと考えたことのあるママたち
『ま、皆そうでしょ』
”ママ”という役割を背負っているかどうかにかかわらず、誰でも一度くらいは、「過去に戻りたい!」と考えたことがあるのではないでしょうか。何もママたちだけではありませんよね。
『わかるなぁ。私はまだ子どもが小さくて専業だから自分のためにお金使うのをためらっちゃって余計にそう思う。1日だけでいいから誰にも気を遣わずに、1人で自由気ままに外食したりショッピングしたいな』
こちらのママからはなぜ、ママたちが独身に戻りたいと感じるのかについて、鋭い考察があがっていました。そうです! ママたちは自分の自由になる時間がなかったり、お金がなかったりするのです。独身時代は考えられなかったことかもしれませんね。
『わかるよー。お金も時間も何もかもを、自分の為だけに好きに使ってた頃に戻りたい』
『とにかく自分のペースで好きなように過ごしたい。老後は誰にも邪魔されることなく自由に過ごしたい』
独身で、特に一人暮らしをしていたのなら、時間もお金も寝る時間もお風呂の時間も自分で自由に決めることができましたね。しかし結婚して家族ができ、さらに子どもを持ったことで、何かと”ママ”の役割は増え、ママが個人として自由に遣えるお金も時間も減っていきがちになってしまいます。独身時代を懐かしむ気持ち、わかります!
ママたちだって”ないものねだり”なのはわかってます!
『わかる、でも無い物ねだりなんだよねー。独身で自由を謳歌してる人も、楽しそうな家族連れを見てふと自分が結婚してたら……。と思うことはあるだろうよ。子どもが苦手な人じゃなければさ』
『そうなんだよねー(笑)。独身の時は授かり婚でも結婚が羨ましかったな~』
ママたちだって、本気で独身に戻りたい、などとは考えていないでしょう。仮に今すぐ独身になったところでかつての自分とは、若さも体力も違うでしょうから。もし戻れるのなら、若さと仕事とお金と体力が人生で一番充実していた時期に戻りたいものです。
子育てを卒業した大先輩からの大切な言葉も
『でも私の母いわく、「今までの人生で一番充実してたのは子育てしてた時」だって。子どもが生まれて、毎日寝不足くたくたで大変だったけど子どもが手を離れるまでが楽しかったってさ。当時は必死でそんなの考える余裕はなかったけど、歳とってから思うんだって。こういうのって過ぎてしまってから気づくものなのかもね』
こちらのママは実のお母様から大切にしたい言葉を贈られたそうです。決してママたちのないものねだりを戒めるのではなく、あくまで個人の経験をとつとつと語るその姿には、子育てをやり切った自信がみなぎっているような気がします。確かに、子育ての真っただ中にいるときは、目の前のことに集中しすぎて気がつかないこともあるのかもしれません。おそらく、独身に戻りたい、と考えたことのあるママたちも、ママ友さんに新生児が産まれた時などは懐かしく感じたり、「あの頃はなんて幸せだったんだろう」と感じたりしたのではないでしょうか。
ないものねだりで、「独身のころに戻りたい……」と考えてしまうのは、日々ママたちが子どもたちと真剣に向き合い、子育てに真正面から取り組んでいる証拠なのかもしれません。過去におもいを馳せるときは、ぜひ美味しいお茶とお菓子を用意して心も体も休めてくださいね。
文・しのむ 編集・しらたまよ イラスト(産後カルタ)・はなめがね
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