<またいる!カメムシ>完全に寄せ付けない方法はない!?家の中に入ってきたときの対処法【第2回】

カメムシが洗濯物についたり家の中に入ってきたりすると、対応に苦慮しますよね。どうにか対処しようと思い下手に刺激を与えると、嫌なニオイを出します。家の中に入れない、洗濯物につけない方法があればいいのですが……。そこでKINCHOでおなじみの大日本除虫菊株式会社、コミュニケーション本部 宣伝部 広報室の加原朋子に、その方法をお聞きしました。
カメムシを家の中に入れない方法は……?
――カメムシは気づいたら家の中にいて、外に出すために苦戦します。そもそも家の中に入れない方法はありますか?
加原朋子さん(以下、加原さん):そうですね、みなさんそう思いますよね。でも残念ながら、カメムシを完全に寄せ付けない方法はないんです。もちろんカメムシを殺虫するスプレーや薬を使うことで一定の効果は得られますが、カメムシは長距離を移動できるだけの体力がありますし、人やモノについてくることもありますし、完全にシャットアウトするのは難しいかなと思います。
――そうなるとカメムシをつかまえて外に出すかやっつけるかということになりますが……。
加原さん:家の中で見つけた場合、ティッシュでつまみがちですが、これはおすすめできません。カメムシは刺激を与えると臭いニオイを発しますが、ティッシュで包む程度ではニオイが漏れてしまいます。
――粘着テープなどで密封するのはどうでしょう?
加原さん:テープでもカメムシを捕らえることはできますが、ニオイまでは封じ込められないかもしれません。カメムシは刺激を与えないようにするのが大切ですから、私は紙コップでそっとすくってそのまま外に逃がしていますよ。
――カメムシを近くで見るのも嫌、怖いという人は、どうすればいいでしょうか。
加原さん:スプレータイプの駆除商品もあります。KINCHOの「カメムシキンチョール」には「プラレトリン」という有効成分が配合されていて、カメムシに対する速効性があります。また「ハーモナイズド香料」といって、カメムシが発する悪臭と調和することでいい香りになる香料が使用されています。あの悪臭がフルーツ系の香りに変わります。
またカメムシがどこにいるのかわからなくなった場合には、家の中にいる虫をまるごと駆除できる「イヤな虫ムエンダー」が使えると思います。1.5畳あたりワンプッシュの割合でシュッとして30分部屋を締め切ればOKです。カメムシだけではなく、アリやクモにも有効ですよ。薬剤を使用しますが、虫を駆除した後に殺虫成分が速やかに分解され、残ることのないような設計になっています。殺虫成分はいずれも除虫菊をお手本に開発されたもので、人やペットにも安全です。
カメムシは日当たりのいい場所が好き→洗濯物につく
――カメムシは洗濯物についていることもありますよね。やはり、寄せ付けないのは難しいですか?
加原さん:そうですね。洗濯物につけないようにするのは難しいかなと思います。なぜカメムシが洗濯物につくのかというと、カメムシは日当たりのいい場所を好むということが関係しています。遠くから飛んできて、日の当たるあたたかい洗濯物があれば、カメムシにとって格好の休憩場所になってしまうようです。なお洗濯物のいい香りやヒラヒラと動く布を好むわけではなく、色についても好き嫌いは特になさそうです。
――洗濯物についたカメムシを、洗濯物への影響なく対処するにはどうすればいいのでしょうか。
加原さん:カメムシが洗濯物についていたら、爪でそっと弾いて飛ばすようにすると良いと思います。洗濯物にニオイがついてしまうとなかなか取れませんから、刺激を与えないようにするのが鉄則です。
編集後記
カメムシを家に寄せ付けたくないと思う人も多いでしょうが、残念ながらカメムシはなかなかの強敵のようです。家の中に入った場合の対策に力を入れた方がよさそうですね。紙コップを使ってそっと外に逃す方法もよさそうです。
取材、文・川崎さちえ 編集・編集部 イラスト・吉田ぱんだ
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