<ナフサ関連で>指定ゴミ袋以外も回収OKの緊急措置があるのに…ご近所さんが注意してきた!?
中東情勢の混乱に関連して、ナフサを原料とする自治体ゴミ袋の品薄状態が続いているようです。ママスタコミュニティにもゴミ袋不足の影響を受けた、とある投稿が届きました。
『今うちの地域では期間限定措置として、指定ゴミ袋以外も収集されるようになっている。でも知らない人もいるようで、ゴミ捨てに行くたびにモヤモヤする出来事が。やっぱり指定ゴミ袋で出すべきかな?』
同じゴミ収集場を使っている人から「燃えるゴミは指定の袋じゃなきゃダメよ」と注意され、そのたび説明する羽目になるという投稿者さん。なかには何も言わず睨んでくる人もいて「肩身の狭い思いをしている」といいます。
入手困難になっている指定ゴミ袋。使わなきゃダメ?
ナフサ不足の噂からはじまった、指定ゴミ袋の品薄状態。集まったコメントによれば、投稿者さんの地域と同様、限定的に「市販のゴミ袋でもOK」としている自治体が少なくないようです。
『うちの地域は指定袋がまだ全然売っていないから、私も無地の袋で出しているよ』
環境省「一般廃棄物処理有料化の手引き」によれば家庭の可燃ごみの有料化を実施している市区町村は、全市区町村の63.5%(平成31年データ)と、全体の2/3ほど。標準的な徴収方法は手数料を上乗せしたゴミ袋、ゴミ袋に添付するシール販売です。指定の袋ではないということは、本来徴収できるはずの手数料収入がないということ。自治体的には苦渋の措置でしょう。
『うちの市は全然売っていない。かなり前から指定袋で出している人のほうが少ないよ』
ゴミ袋を入手するのに苦労しているという、このような声が目立ちました。
『うちの近所は指定ゴミ袋は結構売られている。でも、45リットルの半透明ゴミ袋がどこに行っても売り切れ。「◯◯不足」の度の買い溜め、いい加減やめてほしい』
こうした地域もあるようです。現状の指定ゴミ袋の不足は「品薄になりそう」という報道を受けた買い溜めが原因、といった噂もあるほど。コロナ禍のマスク騒動と同じ道を辿っているようです。
持っているなら指定の袋を使うべき!
今回の投稿、コメントをくれたみなさんの間で意見が真っ二つに割れました。発端は投稿文の「やっぱり指定ゴミ袋で出すべき?」のひと言です。
『それって指定ゴミ袋を持っているのに、使っていないということ?』
その気になれば指定袋で出せるのに、使っていない。ここに違和感を抱いた方々がコメントを寄せました。
『指定袋があるのにわざと違う袋を使うのは、制度の悪用。そういうズルい人間にはなりたくない』
このコメント以外にも「持っているくせに使わないなんてセコい」「シレッと普通のゴミ袋で捨てる人の気が知れない」など、厳しい言葉がズラリ。指定の袋は手数料が上乗せされている分、当然ながら値段は上がります。一例として「市の指定ゴミ袋は10枚で約400円。普通の袋なら100枚で同じくらいの値段」と教えてくれた方もいました。上乗せ金のない袋を使うのは、手数料を支払っていないのと同じことになります。
普通に買えるのはいつになるのか…指定袋はストックしておく?
逆に普通の袋を使うことにためらいのないみなさんも、少なからずいました。「期間限定とはいえ、指定の高価なゴミ袋を使わずに済むのは大きい」と値段を理由に挙げた方もいましたが、目についたのはこちらのような意見。
『今持っているからと使っていたら、あとあと困る。普通に買えるようになるのがいつかわからないから、措置期間中は指定ゴミ袋を使わないほうが無難』
今後も品不足が続くことを懸念するものでした。
『昨日もスーパーを回ったけどまったく売っていないし、あと10日で措置期限が切れる。うちはギリギリまで指定袋以外を使うよ。そうでなきゃ来月からゴミを出せなくなる』
指定ゴミ袋不足の解消がいつになるか、まるで見通しが立たないことが原因のようです。さらに回収OKの措置に期限があることも、みなさんがこうした行動を取る理由かもしれません。
『うちの市では「指定袋が購入できない場合に限り、指定袋以外の袋での排出を可能とします」となっている。つまり買えなくなるかもしれないときのためではなく、今現在買えない人への措置だよ』
「うちの自治体は、持っているなら指定の袋で出すのがルール」というコメントもありました。自治体によって内容も書き方も異なるでしょうが、一般的に多いのはこのような広報かもしれません。投稿者さん含め「今後に備えて指定袋は使いたくない」と考える方々は、その意味合いをじっくり考えていない可能性もあります。「指定以外も回収します」のワードから「それならこの期間は指定外で出せる」と、そこだけを抜き出して受け止めてしまったのでは……? 今一度自治体の知らせを確認してみてはどうでしょう。
ルールの周知不足が原因かも
投稿者さんが注意されたり、睨まれたりすることへのアドバイスもありました。
『回覧板で回すとか、ゴミ捨て場に貼り紙をしてもらうとか。自治会長や管理者に相談してみては』
どこかで広報はしているのでしょうが、「回覧板や広報誌にも書いてあったけど、意外とみんな見ていない」という指摘も。
『広報の仕方が悪い。うちも市役所のLINEとX、ホームページだけでしか通達が回っていなかったそうで、一昨日やっと回覧板で回ってきた。インターネットを使わない人、使っても市役所のお知らせを見てない人も多いだろうに』
こちらの方の地域でも、月末まで市販の袋使用がOKになったとのこと。多くの住民が知らなかったようで、この方以外は指定の袋でゴミ出しをしているそうです。手持ちがある今はまだよくても、「もうすぐなくなる」と焦っていたかもしれません。広報方法はさまざまですが、「ゴミステーションへの貼り紙が一番効果的」とする声が目につきました。目の前に貼られていれば誤解も生じようがありません。「また指定袋に戻るときも、ゴミ捨て場に貼り出してほしい」という声も。まさに緊急事態だけに、どこの自治体もうまく機能しなかった点がありそうです。
ゴミ袋不足は私たちの力でどうこうできる問題ではありませんが、一日も早くこの状況が改善されることを祈りましょう!
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文・鈴木麻子 編集・有村実歩 イラスト・Ponko
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