小池百合子都知事とキンタロー。さんも注目!都民3万人が選んだ暑さ対策グッズとは?

「6月なのに35度を超える日がある」。そんな暑さが当たり前になりつつある今、子どもの通学や部活動、高齢の家族の熱中症対策に「これで本当に大丈夫かな」と不安になるママも多いのではないでしょうか。
そんななか、都民約3万人の投票で選ばれた「東京都暑さ対策グッズコンテスト」が東京都庁で開催されました。イベントには小池百合子東京都知事とキンタロー。さんが登場。受賞商品の発表に加え、「暑さにどう向き合うか」「これからの暑さ対策に何が必要か」について、それぞれの考えを語りました。
都民約3万人が選んだ暑さ対策グッズ

今回のコンテストには113商品の応募があり、そのなかから専門家による審査で12商品が選出されました。その後、約3万人の都民による投票が行われ、グランプリが決定。コンテスト当日は、審査員の前で各商品の代表者によるプレゼンテーションも行われ、日陰づくり、水分・塩分補給、体温冷却・調節、測定・見守りの4部門でグランプリが発表されました。
日陰づくり部門では、株式会社ナビタイムジャパンの「『ALKOO by NAVITIME』の日陰マップ・日陰ルート機能」がグランプリを受賞しました。水分・塩分補給部門では株式会社キングジムの「災害暑さ対策セット」。測定・見守り部門ではプラス株式会社の「温湿度LEDアラーム」。子どもの通学や外出、高齢者の見守りなど、身近な生活課題に寄り添う商品が選ばれました。
審査員が感じた「社会を変える力」
審査委員長を務めた日本医科大学大学院教授の横堀將司さんは、「みなさんのすばらしいアイデアが、これからの東京をつくっていく力になる」と振り返りました。
また、武蔵野大学工学部教授の三坂育正さんは、「機能性や効果だけでなく、これらのグッズを使用することで、都民の意識や行動、社会全体が変わっていく可能性を感じた」とコメント。
プロダクトデザイナーの秋山かおりさんも、「受賞して終わりではなく、正しい暑さ対策が社会に広がっていくことが大切」と語りました。
審査員が共通して語っていたのは、便利なグッズの評価だけではなく、人々の行動を変えるきっかけになるかという視点でした。
小池百合子都知事「暑さに強い東京へ」

東京都では、猛暑や熱中症リスクの高まりを受け、「働く環境」「暮らす環境」「装う環境」の3つのクールをキーワードにした「東京クールビズ」を推進しています。
小池都知事は、「暑さから命と体を守ることが重要」と強調。さらに、「コンテストをきっかけに、都民の行動パターンが変わる、考え方が変わる、意識が変わる。そして暑さに強い東京の実現につながっていくことを期待しています」と語りました。
イベントにはゲストとしてキンタロー。さんも登場。受賞グッズを体験しながら、「昭和の人間なので、暑さに耐えてなんぼという感覚がありました。でも、もう我慢する時代は終わりました」とコメント。さらに、「いかに涼しく過ごすかを考えていきましょう」と来場者に呼びかけました。
暑さ対策は“我慢”から“備え”へ

今回のイベントで印象的だったのは、暑さ対策が個人の我慢や努力だけではなく、社会全体で取り組むテーマになっているということ。子どもの通学や部活動、高齢者の見守り、屋外で働く人たちの安全確保など、暑さによる課題は年々広がっています。
「暑いから気をつけよう」だけではなく、「暑さに気づく」「暑さを避ける」「暑さに備える」。東京都暑さ対策グッズコンテストは、そんな新しい暑さ対策のあり方を考えるきっかけになりそうです。
現在東京都では、暑さ対策グッズを活用している「くらしの知恵」写真を募集しているそうです。気になる方は公式ページをチェックしてみてくださいね。
暑さ対策「くらしの知恵」写真募集中!
取材、文・長瀬由利子 編集・いけがみもえ 撮影・編集部
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