<わが子の裏切り>高校から不登校、やっと入った大学にも行っていない?!奨学金まで借りたのに…

不登校の経験があっても、大学へ進学するのは不可能ではありません。通信制高校に編入して卒業する、高卒認定試験に合格するなど繋がる道はいくつもあります。そこでめでたく大学に進学したとして。大学でもまた不登校になる……などということはあるのでしょうか。
「行かせてください」と、奨学金まで借りて入った大学なのに
「大学生の不登校」というタイトルの投稿が、ママスタコミュニティにありました。
『大学生になったわが子が、学校に行っていないようです。高校も行けずに通信制に編入、10回ほど登校して卒業した経緯があるので、怖い。子どもの人生だからと諦める? 見守る?』
高校も不登校だったお子さんは、「行けない理由はとくになく、行きたくない気持ちに勝てなかった。一日中寝るか、スマホ」だったとか。今はサボっているのがバレないよう、母親である投稿者さんの帰宅時間に合わせて外出しているようです。
この出来事が起きたのは、新年度がスタートして間もない時期。初っ端から大学に行っていなかったとは、投稿者さんもさすがに想像しなかったでしょう。
『大学にもカウンセラーがいて、心の相談窓口のようなところがあると思う。あとは心療内科で相談するとか』
さまざまなコメントが届きましたが、専門家への相談をすすめるものも少なくありません。「行けない理由がないのに、行けない」となれば、真っ先に頭に浮かぶのは心の問題です。ただ投稿者さんによれば、校内カウンセラーや心療内科には高校時代に相談済み。診断名は「適応障害」だったそうですが、「他に病名のつけようがなく、本人がそう言ったので診断名がついた気がします」とのこと。
そんな状態でなぜ大学に進学したかといえば、当人たっての強い希望だったから。「本当に行けるの?」と繰り返し確認するたび、「行く。行かせてください」。そこまで言われれば「大学生になれば変わるのかも」と、期待してしまうのが親です。余裕がなかったため奨学金を借りたそうですが、今となっては「しなくてよかった借金までして、こんなバカらしいことはない」といいます。
不登校が当たり前になっている?心の不調、それとも甘えか
大学は、高校までとは違います。わが子が授業に欠席しても、その連絡が親に来ることはありません。
『大学のほうが自由が多い分、自己管理ができないとキツいよね』
朝が苦手なら午後からの授業を中心に履修するなど、大学ではある程度の調整もできます。しかし、投稿者のお子さんの場合はどうやらそれ以前の問題。
文部科学省「令和6年度 学生の中途退学者・休学者数の調査結果について」によれば、全国の国公私立大学の中途退学者は学生数全体の2.0%。理由でもっとも多いのは「転学・進路変更など」ですが、お子さんの場合は次点の「学生生活不適応・就学意欲低下」に当たるでしょうか。しかしまだまともに通ってすらいないのですから「不適応」かどうかもわかりません。「友達ができない・環境になじめない」といった理由もよく見聞きしますが、お子さんの場合はまだ試してもいません。「勉強についていけない」もありそうですが、まだその段階にすらありません。
『高校時代も不登校だったのなら、それが癖になっているのかも』
心の不調もあるかもしれないので断定はできませんが、甘えも多分にあるのでは。投稿者さんはおそらく大学生になれば気分も変わり、頑張ってくれるだろうと期待していたのでしょう。裏切られた思いが大きいかもしれません。
『大学生なら成人しているのだからほうっておくか、家から追い出す』
家を追い出すようにすすめる声も目立ちました。お子さんは、投稿者さんがここまで見守ってきたことに漬け込んでいるようにも感じられます。「ここから先は厳しくするべき」「子離れしよう」といったコメントも相次ぎました。
『働きたくないから、大学に「行く」だったのだろうね。ここまでどうにかなってきたから、この先も親がなんとかしてくれると思っているのでは』
高校には「とにかく行きたくない」だったのに、大学には「行かせてください」と言ってきたこと。そもそもが矛盾しています。とはいえ大学に行ったふりをしているのは、罪悪感があるわけです。このままズルズルこの状態が続くのは投稿者さん、そしてお子さん本人にとっても辛いのではないでしょうか。
このまま甘え続けさせるのは、お子さんのためにもならない
「大学生になっても親が出ていくのかと思われそう」と心配する投稿者さんに、アドバイスも届きました。
『入学金や学費、払った分は戻らないから現時点では様子見かな。学校に連絡して履修状況、出席状況は確認したほうがいい。この時期はまだ高校の延長くらいに考えている子も多いよ。親が出ていっても、学校側も慣れているから大丈夫』
たしかに1年分、あるいは前期分の学費はすでに支払い済のはず。今中退しても、お金は戻ってきません。「いっそこの1年は諦めて、堂々とのんびりさせてみたら? 1年は籍もあるから学校に行くのもよし、他の道を探すのもよしにして」という提案もありました。ただ、問題はその先です。
『本人に聞けば「行く」と言ってズルズルしそうだから、期限を区切る。改善しなければ中退。財力があるなら休学でもいいけど。学校というシステムに合わないのなら、一旦そこから外れたほうがラクかも』
とりあえずは1年。1年経っても改善されないのなら、大学をやめて働くように言いましょう。学費を出しているのは親です。その親が「見込みなし」と判断したのなら、やめるのが道理です。働いたうえで、奨学金も返済してもらいましょう。「学校をやめて働いても、きっと続かないよ」という不安も寄せられましたが、そのときこそ家を出てもらうしかなさそうです。
『大学に学生相談所のような部署があると思う。まずはそこと繋がること。私なら最初に繋ぐところは手を貸して、その先は本人に任せる。それでもダメなら退学で、働いてもらう』
まずは先ほども話に出た、専門家への相談がよさそうです。ただ、そこをステップに改善していけるかどうかは、本人のやる気次第。お子さんには「これが最後のチャンス」と伝えましょう。厳しくすることは心苦しいかもしれませんが、今はそうすることがお子さんのためでもあると考えてみてはいかがですか。
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文・鈴木麻子 編集・佐藤さとな イラスト・Ponko
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