<普通?過保護?>社会人の子どもを毎日送迎しているけれどおかしい?地域事情と親心

子どもが成長し、働きはじめたあとも続く送迎。それは当たり前のサポートなのでしょうか。それとも過保護なのでしょうか。身近なテーマでありながら、考え方はママそれぞれのようです。
『働いている子どもを毎日送迎。普通なの?』
そんな疑問に、ママたちからコメントが寄せられました。そこから浮かび上がってきたのは、「普通かどうか」では割り切れない、それぞれの事情でした。
普通に送迎します
まずあったのは、「状況によっては普通」という意見です。
『免許を取ってない子どもならあり得るのでは?』
『地域にもよる。車必須の地域なら仕方ない』
『電車も1時間に1本だし、最寄りのバス停も遠い(本数も少ない)。夜は街灯がないところも多くて野生動物も出るから』
交通手段が限られる地域では、送迎は日常の一部かもしれません。また駅まで遠い、バスの本数が少ないといった環境では、親が送迎することは自然な選択ではないでしょうか。
通勤のついでに
子どもと親の通勤する導線が同じだった場合、ついでに送ってあげることもあるようです。
『仕事に支障なければ何でもいい』
『通勤のついでに駅まで送るのはよくある』
この場合は合理的ですよね。さらに、
『迷惑かけているわけではないし、どうだっていい。物騒な事件もあるし』
といった、安全面を重視する意見も見られました。実際、体調や事情によっては公共交通機関が使えないケースもあります。
『娘がパニック障害で電車に乗れないから、送迎している』
この切実な声からは、「普通かどうか」だけでは判断できない現実が伝わってきます。
「過保護では?」という違和感
一方で、否定的な意見も寄せられました。
『社会人で毎日送迎は普通ではない』
『30歳をすぎている娘を毎日職場まで送っている知り合いがいる。その娘は家にお金入れなくて、月に半分以上はライブや遊びに出かけているって』
社会人に対する日常的な送迎には、違和感を覚えるママがいるようです。自立とのバランスを気にする声が目立ちました。
『子ども依存の親に見える』
こんな厳しい指摘もあり、送迎が長く続くことで、親子の距離感に疑問をもつママもいるようです。
『送迎1回200円にしたら、自力で行くって。タダではやらんよ。お金稼ぐってそういうこと』
「働く=自立」という価値観からすると、送迎は不要と考えるママも少なくないのでしょう。
送迎の背景にある体験と親心
社会人になっても親から送迎されたとのママたちの実体験も寄せられました。
『若い頃、帰宅途中に知らない男性集団に取り囲まれた。難を逃れたけれど、親が心配して駅まで迎えにくるようになった』
『バイトしている頃、親が毎日迎えにきた。恥ずかしいからやめてくれと言っても聞いてくれなかった。心配だったのだろうね』
過去の出来事がきっかけとなり、送迎がはじまるケースもあります。単なる甘やかしではなく、子どもを守るための行動なのでしょう。また、
『親になった今、同じことをすると思う』
という声もあり、立場が変わることで感じ方も変わることがうかがえます。送迎には、効率や習慣だけでなく、安心や愛情といった側面も含まれているのでしょう。
「普通」に縛られない選択
ママたちのコメントから見えてきたのは、「一概には言えない」という結論でした。送迎が当たり前かどうか。その答えはひとつではありません。大切なのは、その家庭にとってムリがないか、親子ともに納得しているかという点ではないでしょうか。
『娘は迎えに行っていたな。息子は恥ずかしいからいらないって言われた。娘は給料日になると帰りにお茶をおごってくれた。嬉しかったな』
送迎が、素敵な思い出になることもあるようです。外から見れば過保護に見えることでも、理由があります。逆に、自立を重んじる選択をするママもいるのでしょう。考えには違いがあることを前提にすること。その方が、他人にも自分にもやさしくなれるのかもしれませんよ。
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