<亡くなった人に会いたい>時間が経つほど強くなる後悔…いつか死んだら再会できる?

大切な人を亡くしたあと、ふと胸に浮かぶ思いがあるのではないでしょうか。もう一度会いたい……それは叶わないとわかっていても、願うことがあるかもしれません。では、いつか自分が死んだとき、再び会えると思いますか?
『亡くなった人に会いたくなる? いつか自分が死んだらそのときは会えると思う?』
この投稿に、ママたちの声が寄せられました。そこには、悲しみだけではない、それぞれの祈りや後悔、そして生きる決意がにじんでいました。
今でも会いたい。きっと会えると信じてる
大切な人を失った後も、思いは消えないようです。
『20年前に亡くなった父、5年前に亡くなった親友が夢に出てくる。目が覚めて悲しくなる』
深い悲しみは薄れても、寂しさは残る。そう語るママは少なくありません。
『時間が経つほど会いたい気持ちが強くなる。でも会えない現実を実感する。あんなひどいことを言ってしまった、もっといろいろしてあげたかった、話したかったなど、そんなことばかり考えてしまう』
もっと話せばよかったと後悔するママもいるようです。祖父母に孫を抱っこしてほしかった、結婚や出産を報告したかった……人生の節目に、隣にいてほしい存在はなおさら恋しくなるのではないでしょうか。
『両親を事故で亡くした。夢に出てくると涙を流して起きる。天国に行ったら会えるのかな。会いたくてたまらないよ』
突然の別れは、心がおいていかれそうです。また妻と子どもを残して亡くなった弟を思い、「どんなに無念だっただろう」と今も涙する声もありました。姉に会いたいとの声もあり、若くして亡くなったきょうだいに想いを馳せるママがいるようです。「死んだら会える」と信じることで心を支えるママもいました。
『産まれる前に亡くなったわが子にも、祖母にも会えると思っている』
『会いたいし、会えるのを楽しみにしている』
確信ではなくても、「そう思いたい」という気持ちが、残されたママを前へ進ませる力になるのかもしれません。
会いたい人で思い浮かべるのは……
母に会いたい
ママたちが語ったのは、母を思う気持ちでした。
『去年亡くなった母に会いたい』
『2年前に母が亡くなってから、喪失感のなかでなんとか毎日を過ごしている』
5年に及ぶ母の介護をやり切ったという達成感があっても、悔いは残ると言います。
『温かい手に触れたい。髪をとかしてあげたい。一緒にコーヒーを飲みたい』
何か特別なことではなく、ただ同じ時間を過ごしたい。その願いの切実さが胸に迫ります。母の作った料理を「もう誰も作れない」と語る声もありました。味の記憶は、愛情の記憶そのものなのでしょう。
父に会いたい
父への思いもまた、静かに深いものです。
『父の死後、父と同じ道を進むことになった。キツイこともいっぱいある。話を聞いてもらって、「頑張ったね」と言ってほしい』
生前は素直に話せなかった。反抗期の最中に突然亡くし、最後の会話も覚えていない……そんな後悔も語られました。
『悲しいこととか何か悩んでいるときは、今も父に話しかけている』
『街で同年代のおじいさんを見ると、父が生きていたらと思い切なくなる』
年齢を重ね、自分が父の亡くなった年齢に近づくと、あらためて存在の大きさを知る人もいます。亡くなったあとに、ようやく対話が始まることもあるのかもしれません。
ペットも大切な家族
会いたい相手は人だけではありません。
『飼っていた柴犬にもう一度会ってモフりたい』
『人より猫に会いたい』
『亡くなった愛犬2匹と、子どもの頃に飼っていた文鳥に会いたい』
ペットロスにつらさを感じているママもいました。「自分の骨壺に愛犬の骨を入れてほしい」と家族に頼んでいるという声には、深い絆がにじみます。ともに暮らした時間は、かけがえのない家族の歴史なのでしょう。
「会わなくてもいい」という考えも
一方で、こうした意見もありました。
『会わなくてもいい。自分の未消化な気持ちを消化したいだけかもしれない』
会いたいという感情は、「こうしてあげたかった」と残された側の願望ではないか。そう冷静に見つめる人もいます。感じ方は人それぞれのようです。
胸を張って会える自分でいるために
それでもママたちの声に共通していたのは、「今をどう生きるか」という点でした。
『きちんと生きていないと母親に申し訳が立たないので、今を頑張っている』
『後悔するより、元気なうちに会っておくべきだったと思う』
『毎年私の誕生日にハガキや一筆箋で便りをくれた祖父、無事に産んであげられなかった娘、一緒に暮らした可愛いペットたち。いつ人生が終わるかはわからないけれど、今は自分なりに頑張って生きてみるよ』
いつか会えるかどうかはわからない。けれど、会えたときに胸を張れる自分でいたい。そんな思いが、ママたちの日々を支えているようです。
再会を信じる人も、無を受け入れる人も、共通しているのは大切な存在が心に生き続けていること。亡くなった人に会いたいと願うのは、愛している証なのでしょう。叶わないからこそ、その人は記憶のなかで優しく微笑み続けます。そしてママたちは、悲しみを抱えながらも懸命に今日を生きていくのでしょう。
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