<高校の選択肢>不登校ではない子が、通信制高校を選ぶのはアリ?得られる自由は毒にも薬にもなりえる | ママスタセレクト - Part 3

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<高校の選択肢>不登校ではない子が、通信制高校を選ぶのはアリ?得られる自由は毒にも薬にもなりえる

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都心はもちろん地方でも、今や通信制高校は少しも珍しい存在ではなくなりました。オリンピックに出場するような子たちが通っていると聞けば、「なるほど」とも思います。

通信制高校の今のイメージは?“普通の子”が選ぶのはアリか

お子さんの進学先のひとつとして、通信制高校を検討している。ママスタコミュニティにそんなトピックがありました。自宅から通学可能なエリアには、私立だけでなく公立の通信制高校もあるそうです。

『中学2年生の娘が最近「学校に行く時間がもったいないから、通信制高校がいいな」と言うようになりました。娘はいわゆる“普通の子”で、友達もいるし成績も平均的。高校生になったらバイトや動画配信もしてみたいようですが、学校によっては校則が厳しく禁止されている場合もあるので』

投稿者さんは「かつてのような通信制=不登校といったイメージは、なくなりつつあるのかなと思います」ともいいます。通信制高校に対する偏見がないため全日制より通信制がお子さんの性に合うなら、それもアリと考えているとか。ついては通信制高校に通っている子の実情を知りたいと、投稿をあげてくれました。

『姪っ子が通信制だよ。「バレエ中心の生活にしたいから」と。今は海外のバレエ団に所属して、頑張っている』

寄せられたコメントのなかには、通信制高校に在籍している(いた)身近な子について教えてくれるものもありました。「スポーツに打ち込んでいる子が通信制を使っている」「芸能活動をしながら、勉強している子もいるよね」など、やはり一芸に秀でていたり、勉強以外の明確な目的がある子が選択するケースはあるようです。

『残念ながら「ドロップアウトした子」というイメージは依然強いと思う。通信制高校の数が増えたところで、それは変わらない』

投稿者さんが「なくなりつつあると思う」というかつてのイメージは、いまだに根強い。そうした意見も少なからずありました。「通信制選択者の多くは、不登校で道を見失っている子」「高校を退学させられ、通信制に行った子なら知っている」などという声も、複数。

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事情も目的もないのに、通信制を選んだ子たちの理由とは

他に目的があるわけではなく、事情もない。それでも通信制を選んだ子たちについてのコメントもありました。

『わが子の友達で「髪の毛を染めたり、おしゃれしたいから」という理由で高校をやめ、通信制に行った子はいた』

一般的な全日制の高校より校則が緩い場合も多く、自宅学習も含め通学スタイルが選べる通信制。投稿者の娘さんに限らず、その自由度の高さに惹かれる子は一定数いるようです。

『不登校じゃないけど通信に行った、知り合いの子はいる。3年間話を聞いてきた。申し訳ないけど学校生活や進路選択において、全日制よりよいところが理解できないままだった』

この方がそのお子さんに感じたのは、「楽な道を選んだだけだよね」。さらに「(身体やメンタルの不調などで)全日制の高校に通えない子にとっては必要な場所だと思うけど、そうじゃないならわざわざ選ばなくてもいいと思った」とも。
自由度が高いことは大きな魅力ですが、それはつまりいくらでも怠けられるということ。「昼夜逆転生活が目に見えている通信制を、積極的に進路選択に入れるなんて!」と、投稿者さんの気持ちが理解できないという方もいました。

『全日制に行けるのに、わざわざ通信制を選ぶ理由がわからない』

お子さんが中学校で不登校になり、通信制高校から大学に進学したという方からのコメントです。通信制では様々な事情を持つ子たちに配慮するため、授業内容が基礎レベルというケースも少なくないようです。大学受験をするならそこからのプラスアルファは塾や予備校、あるいは自力で頑張るしかありません。実際にお子さんを通信制高校に行かせたママたちからは「正直、おすすめはしない」との声が複数ありました。
文部科学省「高等学校教育の現状」によれば、卒業後に大学などに進学した子は全日制高校では61.6%。一方で通信制高校の子は24.1%と、その半分以下です(令和4年度)。

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高校に進学するのは何のため?そもそもから考えてみては

何かしらの事情がある、他に明確な目的があり勉強はその次と位置づけている、単純に自由が欲しい。通信制を選ぶ理由として考えられるのはこのあたりでしょうか。
投稿文によれば娘さんの場合は、「バイトや動画配信」がそれに該当しそうです。

『それって、高校に行きながらでもできるよね。動画配信で今、生計が立てられるくらいの収入があるわけでもないのに、趣味のために通信制を許すのはただの甘やかし』

「動画配信なんて、小学生でもできる時代。今やれば?」というコメントも。「高校生になったらやりたい」と考えている時点で、動画配信は娘さんにとって何を差し置いてもやりたい目的ではないと考えられます。バイトだって同様です。
“普通の子”が高校に進学する一番の目的は、当然ですが勉強です。動画配信やバイトはその余力でやるもので、目的としては次にくるべきもの。娘さんは「学校に行く時間がもったいない」とのことですが、それはつまり勉強をしたくないという意味でしょうか。

『多くの高校がバイト禁止にしているのは、その年頃の子たちが自分を律して受験勉強するのが難しいからでは? 時間の使い道が自分の好きに決められる通信制なら、なおさら難しくなるよね』

その後大学に進学する気があるのかどうかも、大きなポイントになりそうです。投稿者さんが娘さんに「進学なんてしなくていい。勉強だってしなくていい。高校生になったらとにかく好きなことだけやって、自由に生きてほしい」と考えるなら、通信制高校は選択肢としてぴったりです。でも、そうではないとしたら。「今の時代、イメージは悪くない」で選ぶ前に、娘さんを高校に進学させる本当の目的を考えてみてはいかがでしょうか。

文・鈴木麻子 編集・佐藤さとな イラスト・Ponko

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参考トピ (by ママスタコミュニティ
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