<いじめの調査員?>担任から「犯人を探して」という指示。トラブル解決を子どもに押し付けすぎでは? | ママスタセレクト - Part 2

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<いじめの調査員?>担任から「犯人を探して」という指示。トラブル解決を子どもに押し付けすぎでは?

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学校は子どもが「家庭」と離れて出会う、小さな社会。大人から見てその社会に歪みや疑問があるように見えたとしたら、親としては不安になるのは当然のことでしょう。

『低学年の娘。下校トラブルがありました』

投稿者さんは小学校低学年の娘さんをもつママ。仲よしの女の子と2人で楽しく下校していた日常が、ある日突然、学校側の不可解な指示によって一変してしまいました。ことの発端は、同じクラスの男子児童(Aくん)が、面識のない高学年の男子に追いかけられ蹴られるという暴力事件が起きたことです。その事件が起こった翌日、担任は娘さんたちを呼び出し、「これからはAくんと一緒に帰るように」と指示。さらに「蹴った相手を見つけたら顔を覚えて、周囲の人に名前を聞き出してほしい」と、まるで犯人探しのような依頼をしたのです。投稿者さんは「低学年の女子2人が増えたところで、暴力への抑止力にはならない」「娘たちまで、追いかけられたり蹴られたりする危険がある」「犯人探しをしたことがバレたら、後で報復されるのではないか」と心配しています。また「大人が対応すべき事案を子どもに丸投げしている」とモヤモヤしながらも、学校に訴えるのは神経質すぎるかもとひとりで悩んでいると話してくれました。

担任の指示はおかしい!低学年にやらせるのは危険

『低学年の女子児童に頼む意味がわからない。娘さんに暴力が向くとは考えないのか』

『「名前を聞く」なんて無理一択。学校の職務怠慢、即クレーム案件』

『「チクった」と二次被害の危険もある。加害者情報を低学年に頼むなんて言語道断』

ママたちが戦慄したのは、「聞き込み」を求める指示の異常さでした。暴力的な高学年にとって、自分を特定しようとする低学年は格好の標的になり得ます。本来、子どもを守るべき立場にある教師が、自らの調査の手間を省くために児童を防波堤や探偵のように利用している今回の構図。これは教育という名を借りた、あまりに無責任なリスク管理と言わざるを得ません。

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優しく聞き分けのいい子は「お世話係」に?

さらに踏み込んで見ていくと、この問題の根底には学校運営の都合が見え隠れし始めました。実は投稿者さんの娘さんは、以前からクラスで浮きがちなAくんの「お世話係」のようになっていたという背景があったのです。投稿者さんは以下のように話しています。

『二学期からは、娘がクラスでペアやグループを組むときは必ずAくんと一緒になるよう、先生が決めています。Aくんママが学校に電話するらしいので、男の子の友だちには頼みたくないのかなと思います』

この話を聞いてママたちからは悲鳴のようなコメントが寄せられました。

『女の子2人のなかに割り込ませる意味がわからない。Aくんの親か先生が対処すること』

『扱いづらい子と聞きわけのいい子を無理やりペアにして、管理を児童に押しつけてるんだね』

「みんな仲よく」「助け合おう」という言葉は一見美しく聞こえます。しかしその裏で特定の「優しい子」や「文句を言わない親の子」が過度な負担を強いられているケースは少なくありません。今回の下校指示も、その延長線上にある安易な解決策だったのでしょう。管理しやすい子どもをトラブルの緩衝材として使うことは、その子の安全や権利を軽視していることに他なりません。

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学校に正しく意見を伝えるには?

では親としてこの状況をどう打開すべきでしょうか。感情的に学校へ怒鳴り込んでは、かえって「厄介な親」というレッテルを貼られて、本質的な解決から遠のいてしまうでしょう。ママたちのアドバイスからは、以下の3つのポイントが見えてきました。

1. 「安全」を論点にする

「Aくんが嫌いだから」ではなく、「暴力事案に対して低学年の女子では対応できない」という安全面を強調しましょう。「自分の身を守る力が十分でない児童に解決を任せるのではなく、教師や保護者が対応すべき」と主張することで、説得力が増すはずです。

2. 夫婦や他の保護者と連携する

「自分ひとりの意見」ではなく、家庭内で話し合った夫婦としての総意として伝えるのはいかがでしょうか。投稿者さん曰く旦那さんは冷静なタイプとのことなので、夫婦で話をしに行くことでより冷静な交渉ができそうです。

3. 組織としての対応を求める

「できません」だけで終わらせず、「学校としてどのような安全対策をとるのか」を逆に問いかけてみては? 学年主任や教頭を交えて話し合うことで、担任個人の独断ではない、組織としての対応を引き出せるでしょう。

危険なことはNOと言って!それも親の役目

子どもは無理な要求でも「先生の言うことだから」と受け入れてしまいがちです。だからこそ先生からの指示が子どもを危険にさらすものであったとき、体を張って止めるのが親の役目であるはず。学校は社会の縮図ですが、不条理な負担を無条件に受け入れる場所であってはなりません。投稿者さんが今回、勇気をもって学校に話をしようとしていることは、娘さんにとって「自分の身は自分で守っていいんだ」「おかしいことにはNOと言っていいんだ」という、一生ものの教訓になるはずです。

家庭と学校は本来、子どもの成長を支える両輪であるべきです。お互いの信頼関係を取り戻すためにも、まずは親が安全という譲れない一線を、毅然と、そして冷静に示していきましょう。

文・motte 編集・いけがみもえ イラスト・マメ美

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