＜妹の彼氏はニート＞「同棲したら働く」との言葉を信じるお花畑な20代女性。姉としてできることは？

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妹から突然、「彼氏が全然働こうとしないのだけれど」と相談されたとき、あなたならどう答えますか？　姉である投稿者さんは、そんな悩みを抱えています。妹は25歳、彼氏は28歳。彼氏は大学を卒業しているものの、これまでほとんど働いたことがなく、今は親から毎月10万円をもらって生活しているそうです。それでも彼は「一緒に住みたい」「同棲したら働くから」と言うのです。姉としては「そんな人のどこがいいの？」と疑問に思うのも当然でしょう。

『「一緒に住んだって働かないよ。あんたのお給料をあてにしているだけ」と言ったら「中身は本当にいい人なんだよ？　少しやる気が足りないだけで。仕事の相談をしたら、イヤならムリに働くことはないと慰めてくれる」と、もう依存しているのか？　と思うくらい彼氏をかばう』

結局、投稿者さんは「別れる気がないなら、もう好きにすればいい。彼氏と一緒に住んだとしても絶対働かないと思うし、あんたが彼氏を養う形になるよ？」と助言したようです。すると妹はキレながら「でも働くって言っているんだから、信じてもよくない？」と返してきたそう。恋は盲目とはよく言ったもので、姉の心配はまったく届かないのです。投稿者さんは、妹はさっさと別れて違う人と付き合った方が幸せになれるのではないかと考えてしまうようです。

妹を虜にしてしまった、厄介なニートの常套句

28歳にもなって、「少しやる気がないだけ」との理由で済ませてしまうのは致命的なのかもしれません。ずいぶんと刹那的で先行きが見えません。ママたちの厳しい声が相次ぎました。

『仕事を探していると言いながらパチンコへ行くような男だよ。次は妹から「別れたいのに彼氏が別れてくれない」と相談されるに決まっている。全力で同棲を止めるか、もう妹とは一切関わらないかだね』

『日々の生計を立てることにやる気が出ないなら、もう末期よ』

たしかに、28歳にもなって親に頼っているのは、自立心の欠如の表れです。もし結婚したら、今度は妻を“新しい親代わり”にしてしまうかもしれません。

『それ、クズ男の常套句。親からお小遣いをもらっているのもあやしいですね。優しい男を装って後で豹変する人もいる』

と警戒する声もありました。このような“やる気ゼロ男子”は、同棲後に本性を現すケースが少なくありません。「親からお小遣いをもらっている時点で不穏」「一度同棲したら抜け出せない」といった意見には、経験からくる説得力が感じられます。

彼氏（ニート）の行動を見るように伝えて

それでも妹が彼氏を信じたいと言うなら、せめて「働きはじめてから同棲を考えたら？」と冷静に伝えるのが現実的でしょう。ママたちは「言葉ではなく、行動を見て信じるべき」と助言しています。

『何を言ってもムダそうだけれど、せめて仕事を決めて、安定して働けるようになってから同棲すれば？』

『言葉じゃなくて、行動を見て信じるものだよ』

「本当に働く気があるなら、同棲前に証明してもらえばいい」というのが、妹を責めずに現実を突きつける言い方ではないでしょうか。それでも耳を貸さないようであれば、「自分の選んだ相手の責任は自分で取る」という覚悟を持たせるしかありません。家族の忠告を無視して突っ走る妹にとって、いちばん効果的なのは“現実の壁”なのかもしれません。

同じような身内がいます。末路はコレですよ

“やる気ゼロ男子”と恋に溺れた身内がいることは、珍しくないようです。

『うちの妹も似たような状況。熱が冷めたら別れるか……なんて思っていたらもう10年経った』

『妹がこのパターンだったよ。止めるのはムリでしょうね。このまま同棲して妹の収入で生活、結婚後も働かず、子どもをふたり産んで離婚。結局、誰も幸せにならないよ。残念だけれどムリ強いはできない。姉としては見守るしかない』

投稿者さんに共感の声も寄せられています。恋愛中はお互いを理想化しがちですが、同棲や結婚生活は現実の積み重ねです。たとえ優しくても、収入がなければ生活は成り立ちません。一方で、例外的に潤沢な資産があったケースも。

『いとこの子どもの彼氏がそうだった。でも親が地主で、その息子である彼名義の駐車場やらビルとかの不動産収入あった』

でもそれはごく一部の特例に過ぎません。大半の“無職彼氏”は、純粋に働かないまま年齢を重ねていくのが現実です。恋に溺れても、その代償を払うのは当人です。

25歳はもう大人だから。助けるのは現実を見たときに

最後に、ママたちの意見が一致したのは「25歳はもう大人」という点でした。どんなに姉が心配しても、妹が自分で痛い目を見ない限り、学ぶことはできません。

『妹もいい大人なのだし自分で痛い目にあえばいいと思うよ、アドバイスするなら「妊娠だけはするな」、これだけ』

『有言不実行ほどあてにならない。でも盛り上がっている妹に今は何を言っても聞かないだろうから、困ったことになっても援助はしないと釘を刺しておいた方がいいのでは？』

『反対すればするほど、ロミオとジュリエット状態になるよ。「同棲するのは、彼が就職して初期費用の半分でも貯金を作ってからにした方がいいよ」とだけ言って、後は見守るしかないと思う』

家族に反対されるほど、恋人同士の絆が強まるように錯覚してしまうのが恋愛の怖いところ。それでも妹の人生は妹自身のものです。
でも今後、妹がどのような選択をしても、投稿者さんの心配や忠告はきっとどこかで届くはずです。働かない彼氏との同棲がどれほどリスクを伴うかを伝えることは、決してムダではありません。恋に夢中な今は届かなくても、現実に直面したとき、投稿者さんの言葉が妹の支えになる日がきっと来るでしょう。口を出しすぎれば、関係がこじれることもあります。恋の熱が冷めて、妹が現実を直視したときに戻れる場所がある……その安心感だけは、姉として残してあげたいものです。