<今しか見られない!>柄×柄コーデで幼稚園に行きたがる!年長娘の服のこだわりにどう向き合う?

子どもの自己肯定感を下げないように、基本は好きに自由にやらせたいものの、「それはちょっと……」と止めたくなることもありますよね。先日ママスタコミュニティに「子どもの服、すごく変でも受け入れる?」という投稿が寄せられました。投稿者さんの娘さんは着る服のこだわりが強いのだそう。
『年中頃から自分で選んだ服以外は嫌がるようになり、買うときも本人が選ばないと着ないようになりました。それは成長を感じるのですが、 例えば上の服は黄色のチェック、ズボンは黒のチェック、靴下は水色のチェックのようにインパクト大の服を着ます。以前は下だけは私が無地の物を買っていたので変になることもなかったのですが、今はズボンも本人が選んだ物以外は嫌がって着ないため、ズボンも柄物が多いです。「こっちのほうが似合うんじゃない?」とさり気なく言っても「これがいい」と言います。あまり何度も言うと自己肯定感が下がるのかなと思い、幼稚園だけだしいいかと思うものの、来年小学校で私服のため、このままでいいのかという気持ちもあります。こういうのはどうするのがいいんでしょうか』
子どもが自分の着たい服を選ぶと上下ともに柄物になって、ド派手なコーディネートになってしまうというのは、あるあるかもしれませんね。しかし投稿者さんとしては来年から小学生になるので、このままわが子の思うままにさせていいのかと悩んでいる様子でした。
子どもなんてそんなものだよ!あたたかく見守っていいのでは
『服以外でも、私が変だと思っても子どもにとってはそれがいいのならそうしている』
『いろいろ買っておいても、結局は自分の好きな物しか絶対着ないから本人に任せている』
『うちも今日は上が水玉、下はチェック、靴下はストライプで元気に登園したよ』
『今は本人の意思を尊重するかな。その組み合わせするってもしかしたらとんでもないデザイナー思考かもよ? とりあえず見守る』
投稿者さんの悩みに対してママたちからは「子どもはそんなもの」「見守っていたらいいのでは」といった体験談も多く寄せられました。親が選んだ服や組み合わせを着させたいと思うものの、子ども本人が「これじゃないと嫌!」となっているのであれば、本人の好きなようにさせているママは多いようです。むしろ自分が着たくない服を着て「園に行きたくない」と登園渋りになってしまうよりも、本人の意思に任せて元気に登園してくれたほうが、親としても助かるのではないでしょうか。投稿者さんの娘さんも自分にとっておしゃれだと思う服を着て、お友達や先生に会いたいのでしょう。娘さんの独特のセンスが将来的に花開くこともあるかもしれませんから、娘さんの意思を尊重して見守ってあげてもいいかもしれません。
小学生になったら落ち着くかも
『周りのことを気になり出すのが早ければ、小学校に入ったあたりでだいぶ落ち着くと思う。小学校高学年まで続く子もいる』
『子ども向けのファッション絵本みたいなの、一冊買って渡してみるのはいかがでしょ? うちは「これマネしてみない?」という感じで伝えたら、けっこう聞いてくれた』
『うちの子は「柄物と無地を合わせるとおしゃれだよ」と教えたら、気にして選ぶようになったよ』
投稿者さんとしては、小学生になってからも今のような柄と柄の組み合わせの服を着て登校することを不安視している様子。お友達に笑われたり、娘さんが辛い思いをしたりしないかと思っているのでしょう。しかし、わが子が小学生以上のママからは「小学生になれば周囲に影響されて着たい服も変わってくるかも」といったコメントが寄せられていました。特に女の子であれば、周りからの見られ方を意識して友達との違いに敏感になるのが早いケースもあるので、こだわりは自然と落ち着いていくかもしれませんね。また子ども向けのファッション誌を一緒に読む、ママからおしゃれについてのアドバイスをするというアイデアも。お子さんのセンスを否定することなく、柄と柄以外の組み合わせに目を向けることもできるのではないでしょうか。
変なコーディネートも可愛い思い出!面白ファッションの今を大事にして
『うちは制服を着るようになるまでの貴重な時間だよなと思って見守っている』
『懐かしいな〜。雲一つない晴れの遠足に長靴を履いてきてたり、外遊びの日にスパンコールの付いたドレスだったり、服装ではないけど顔中に絆創膏を貼っていたり。子どもなりに考えて手探りで試行錯誤しながら成長しているんだよね。子どもがいない人はギョッとして見るけど、子育てしたことのある人なら微笑ましく見ているから気にしなくていいよ。それはそれでいい思い出になるから、ぜひ面白スタイルのときは写真を撮ってあげて』
『幼稚園児はそれすら可愛いよね。絶対買わないと思っていたアニメやヒーローのTシャツもほしがるから買ったら、喜んで着ていた。大きくなったら本人も着なくなるから、変なシャツもコーディネートも幼い頃限定の可愛い思い出』
筆者の娘も3歳頃から服へのこだわりが強く、なぜかTシャツの上に肌着のタンクトップを着るという「重量挙げ選手スタイル」以外は受け付けてくれない時期がありました。保育園に登園したときに恥ずかしさもあったことを覚えています。ただ写真で振り返ると、変なコーディネートではありますが、同時にとても子どもらしくて可愛く、娘のこだわりに戸惑っていた当時の自分を思い出して懐かしさもありました。投稿者さんも柄物ばかり選ぶ娘さんのセンスに戸惑っているかもしれません。しかし今の娘さんの格好は今しかしない貴重なもの。面白ファッションを写真を残しておくと、数年後に娘さんと一緒に「小さいときはこんな服を着ていたんだ~」と懐かしく思い出話ができるのではないでしょうか。また娘さんも「ママは自分の選択を尊重してくれた」という気持ちがしっかり残るはずです。周囲からどう思われるかよりも、娘さんの好きなようにやらせてあげること。それが娘さん本人にとっても投稿者さんにとっても、プラスになるのではないでしょうか。
文・AKI 編集・有村実歩 イラスト・チル
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