<ぼっちが恥ずかしい?>友だちを誘って全部断られた娘。ふつう中学生なら特定の仲良しがいるよね? | ママスタセレクト - Part 3

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<ぼっちが恥ずかしい?>友だちを誘って全部断られた娘。ふつう中学生なら特定の仲良しがいるよね?

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お子さんが小さい頃は、ママが一緒に公園に行ったり、ママ友と協力して遊びの場を整えたりと、お子さんの交友関係に深く関わっていたものです。でもお子さんが成長するにつれて、自分で友だちを見つけ、遊びの約束をしてくるようになります。一方で、ひとりでいることを好む子もおり、交友関係のスタイルはその子によってさまざまです。そんななか、中学生の娘さんの友だち関係に悩む投稿者さんの声が届きました。

『友だちのいない娘のことを恥ずかしいと思ってしまう。地元のイベントに「絶対に行く!」と楽しみにしていた娘。誰と行くの? と聞いたところ、「ひとりで行こうかな」と言われて驚いてしまいました。中学生にもなればイベントは友だち同士で約束をしますよね。実はどうやら数人に声を掛けたけど、断られてしまったよう。普段も特定の仲良しの友だちはいません』

投稿者さんは、娘さんの交友関係の希薄さに不安を感じています。近所の同級生たちは「いつも誰かと遊び、遅くまでLINEでやりとりしている」と聞き、娘さんとの違いに焦りや不安が募らせているよう。外から同級生たちの楽しそうな声が聞こえるたびに、心がざわつくそうです。

うちの子どもも仲いい友だちがいないよ

『うちの息子もスマホを持っているけれど、SIMカードが入っていなくてゲーム専用。学校の友だちにLINEとか連絡先交換しようって誘われたらSIMカードを入れてあげようと思っていたけれど、ないからそのまま』

『うちの子も友だちがいない。周りの話を聞くとさみしいとか羨ましいという感情が出てくる。私がその姿を見てがっかり&落ち込んだりすると居場所がなくなってしまうので、普段通り接しているよ』

投稿者さんに対し、「うちも同じ」と共感するママたちがいました。投稿者さんの焦りや不安な気持ちが分かるようです。投稿者さんの近所には噂好きなママたちがいるそうで、誰が遊びにきているか、どの家の車があるかなど情報交換している様子。「娘が恥ずかしいというより、正直、自分が噂されて恥ずかしい。最低なママだと思いますが、ストレスでどうにかなりそうです」と、投稿者さんは自己嫌悪に陥りながらも、周囲の目との板挟みに苦しんでいる心情を吐露しました。

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考えを押しつけないで。恥ずかしいと感じているのは……

『友だちがいないから恥ずかしいのはあなたでしょう? 「ああしなさい、こうしなさい」は良くない。友だちと外で遊ばないなら、あなたが寄り添ってあげて。大丈夫。友だちは学生時代だけでしか作れないわけじゃない』

『うちの子はムリして友だちと遊びたくない、自分で好きなことをしたい。友だちと遊ぶときは遊ぶ、自分のペースが居心地良さそう』

投稿者さんが「恥ずかしい」と感じる一方、娘さん本人はあまり気にしていない様子です。この状況に、ママたちから叱咤激励の声が寄せられました。トラブルがあるわけでもなく、普通に学校に行っているのなら見守ることが必要だと言います。ママとしてはわが子に問題があるのでは……と心配にもなりますよね。投稿者さんの不安に共感しつつも、娘さんのペースや気持ちを尊重することの大切さを説きます。ママが望む「友だちとワイワイすごす青春」と、娘さんが心地いいと感じる友だちとの距離感は異なるのでしょう。

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友だち関係はこれから作られる

『うちの娘は高校生だけどひとりでも平気。今年の夏休みも新幹線から新幹線に乗り換えて、引っ越した友だちのところに遊びに行く。ひとりで行動できる子に育っていて嬉しい』

『娘は最悪な学校生活だったけれど、バイトは楽しかったみたいで、バイト仲間と遊んでいた。私ともいろいろお出掛けした。大学時代と社会人の今は素敵な仲間に恵まれ、楽しくすごしているよ』

『「遊ぶ友だちがいない娘を持つママ」と評価されているのが気になるのですよね。私も似たようなことがあると、それは自分の見栄だって自分を戒めます』

娘さんはまだ中学生です。さまざまなことで気持ちも揺らぐ年頃でしょう。周りのお子さんも自分のことで精一杯。人のことを思いやれて、友だちを作ることができるのは、これからなのかもしれません。ママたちのコメントを受け、投稿者さんは「娘の問題じゃなくて私の問題だった。ここで相談してよかった」と気持ちが落ち着いた様子。お子さんにはお子さんのペースや価値観があります。投稿者さんが感じていた「恥ずかしい」という感情は、娘さんの現状よりも、周囲の目や自分の期待とのギャップからくるものだったのかもしれません。

お子さんのペースを受け入れ、親子の時間を大切に

娘さんが友だちとすごす時間を望んでいない今、親子ですごす時間は貴重なもの。ママたちが提案するように、イベントや買いものに一緒に出掛け、娘さんの好きなことを共有することで、親子の絆が深まるかもしれません。
中学生という多感な時期は、友だち関係だけでなく、自己理解や自己肯定感を築く大切な時間です。ママがお子さんのペースを受け入れ、温かく見守ることで、娘さんは自分らしい人間関係を築いていく力を養えるはず。 お子さんが「普通」と違うと感じると、ママは不安や焦りを感じがちですが、お子さんにはそれぞれの個性とタイミングがあります。今回、ママたちの声に背中を押され、投稿者さんが娘さんのペースを尊重しつつ、自分自身の気持ちとも向き合えたこと。それは親子にとって大きな一歩となるでしょう。

 

文・岡さきの 編集・あいぼん イラスト・Ponko

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参考トピ (by ママスタコミュニティ
友達のいない娘のことを恥ずかしいと思ってしまう